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【現在14着】エクストリームミニマリストだった自分が服を増やした理由

ファッション
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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々なミニマリストのファッションについてご紹介しました。

本日はタイトル通り「エクストリームミニマリストだった自分が服を増やした理由」について解説します。

まず結論を一言でお伝えすると「摩耗が止まらない」ということからです。

今回の記事では以下の3点についてピックアップしました。

  • 経年変化ではなく経年劣化になりやすい
  • シーンに対応しづらい
  • 精神的な飽きは絶対くる

それでは上から順に解説します。

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経年変化ではなく経年劣化になりやすい

まず洗濯の回数が必然的に増えるというか、ほぼ毎日洗濯することになるためどんどん劣化していきます。そのため、結局1年に1回は絶対に買い替えないといけないというジレンマ。

黒だった服は次第にグレーや赤茶っぽく色抜けしていきますし、何よりも「今回のヨーロッパ一人旅中」は本当に少ない服だけで着まわすのが大変でした。

  • 色落ちだけでなく襟や袖のヨレ
  • 生地の薄れ

など、どうしても気になる部分は出てきます。

今回は「服」にフォーカスしたお話ではありますが、靴についても同じです。現在ドクターマーチン2足だけでなんとかやりくりしていますが、どうしてもソールについての傷みは避けられません。

少ない服であればあるほど大事にしやすい(?)

これは確かに本当ではありますが、実際には着用回数が多くなるため“酷使してしまう”のが現実です。

無印良品やユニクロであれば価格も安いしコットン100%なのでいいかもしれませんが、僕自身はモード系ファッションが好きということもあり「JULIUS」や「RickOwens」を着用しています。

つまり、より繊細な生地を使用しているため少ない服だけだと割と限界があります。

今までカットソー2-3枚だけで生活していましたが、さすがに毎日着るものは2-3枚だけじゃ限界があると思いました。

服を少なくしたいならデニムとライダースはおすすめ

「服を減らす=全部が早く傷んでしまう」というデメリットを避けたいなら、デニムとライダースを選ぶのがおすすめです。

ライダースは1着で十分

ライダースの最大の魅力は、経年劣化ではなく経年変化を楽しめること。洗濯も不要。

普通の服は色あせやヨレが「劣化」になってしまいますが、ライダースは着込むほどに革が柔らかくなり、自分だけの風合いに育っていきます。つまり、時間が経つほど“味”になっていくわけです。

さらに、ライダースは着るだけでコーディネートが引き締まる万能アウター。シンプルなTシャツやシャツの上に羽織るだけでそれっぽく見えるので、「数を持たない」スタイルとの相性は抜群です。

過去に様々なライダースの経年変化についてまとめていますので、ご覧ください。

デニムも同じく経年変化が魅力

デニムもまた、着込むことで色落ちやヒゲ(シワの跡)が出てきて、どんどん自分仕様に育っていきます。ライダース同様に“劣化”ではなく“変化”を楽しめるアイテムです。

また、デニムは毎日洗う必要がないのも大きなメリット。頻繁に洗わなくても成立するため、少ない本数で長期間まわせます。

こちらも様々な黒デニムの経年変化についてまとめていますので、ご覧ください。

シーンに対応しづらい

服を10着前後まで減らしたときに最も困るのが、冠婚葬祭やフォーマルな場への対応です。

普段の生活なら「Tシャツ+デニム」「ライダースを羽織る」といった定番スタイルで十分ですが、冠婚葬祭やフォーマルな会食、急なビジネスの場面ではそうはいきません。

  • 黒いスーツ
  • 白いシャツ
  • 革靴など

いわゆる「正装」が求められる場面はどうしても存在します。

エクストリームに服を減らした状態だと、これらを常備していないことも多く、いざという時に「手持ちの服では失礼になる」ことが起こりやすいです。

実際僕自身も「なんとかテーラードジャケットだけ羽織ってなんとかしている」というだけで実際失礼な服になってしまっている場面もありました。ジャケットは着てもあくまでファッション用なので目立つ状態です。

とはいえ、フォーマル服を持ったとしても日常使いできない“死蔵アイテム”になりがちというジレンマもあります。気持ちはわかります。

しかし全く使わないにしても、やはり「最低限はあったほうがいい」と思うようになったのは完全にミニマリストとして角が取れたように思います。

精神的な飽きは絶対くる

「シンプルこそ最強」というのは今でも理解しています。たしかに、最終的に行きつくところは「シンプル」以外ありません。

しかしながら、やっぱりくるのは「飽き」です。僕自身黒の服だけで生活を10年以上していますが、同じ黒であってもプリント柄、無地、落ち感のあるシルエットなど幅広くてこの5年間でもかなり変わりました。

といったように、昔持っていた服なんて1着もない現実。毎日同じはストレスもないけど「抑揚のない毎日」というのも飽きるし人はいつでも変わる。

単なる「見た目に飽きる」だけではなく、

  • ライフスタイルの変化(仕事・住環境・年齢によって似合うものが変わる)
  • 価値観の変化(機能性を重視 → デザインを楽しみたい など)
  • 社会的な影響(トレンドや周囲の服装に感化される)

あの頃は尖っていて若かった、とも思うし見た目よりも機能性を重視するなんて思わなかったというのが自分。繰り返しますが、やっぱり人は変わると思うので「一生もの」の服なんて存在しないと思います。

結局、シンプル最強という軸はブレていないけれど、その中で「素材」「シルエット」「ディテール」は確実にアップデートしていきます。少ない服で暮らすと、その変化がより鮮明に感じられますね。

まとめ

いかがでしたか?

本日は「エクストリームミニマリストだった自分が服を増やした理由」について解説しました。

改めて結論を一言でお伝えすると「摩耗が止まらない」ということからです。

今回の記事では以下の3点についてピックアップしました。

  • 経年変化ではなく経年劣化になりやすい
  • シーンに対応しづらい
  • 精神的な飽きは絶対くる

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々なミニマリストのファッションについてご紹介しておりますので併せてご覧ください!

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