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【座り心地は?】バルセロナチェアのリプロダクトを2脚買ってみた

ミニマリスト
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こんにちは。Nagiです。

当メディアでは下記のように過去に様々なミニマリズムに関する記事インテリアに関する記事200記事程度執筆させていただきました。

いきなりですが、読者のみなさまは「Less is More」「神は細部に宿る」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

1つめの「Less is more(より少ないはより豊かなこと)」はミニマリストになるまで知らなかった言葉ではあったのですが、2つめの「神は細部に宿る」はすごく有名な言葉なので多くの方が知っていらっしゃることでしょう。

そんな本日は上記2つの言葉を提唱したミースファンデルローエさんがデザインした「バルセロナチェア」を2脚分購入をしてみたので記事にさせていただきます。

今回の記事では下記3点についてピックアップさせていただきました。

  • 最小限の構成で作られたチェア
  • やはりレザーにはレザーの良さがある
  • もはやアート並みの美しさ

それでは上から順に解説をしていきます。

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最小限の構成で作られたチェア

今回購入したのはこちらの「esq デザイナーズ家具」さんのリプロダクト製品を購入しました。

2客分ですので約26万円ほど。正直安い買い物ではありませんが、どうせなら長く愛用し続けたいという思いから奮発して購入をしました。

バルセロナチェアの生産背景

スペイン国王夫婦を迎えるためにミースファンデルローエさんがデザインしたと言われており、20世紀の王様の椅子と語られています。

ローマ時代の力の象徴であった「ハサミ」をモチーフとしたX字の美しいラインの脚部は見るものを圧倒させます。

ミニマリストが大好きな無駄を完全に省き、最小限の構成で成り立っているのがバルセロナチェアの特徴です。

LC2かギリギリまで迷った

カッシーナで有名なル・コルビジェさんがデザインしたLC2にするかギリギリまで悩んでいたのですが、最終的に流れるようなX字の美しいデザインに惹かれてこちらを選ぶことになりました。ローランドさんはLC2のほうを愛用されていますね。

今回私はバルセロナチェアを選びましたが、座り心地でいえばどちらかといえばLC2のほうがふかふかしていて良いかもしれません。主に理由は下記の通りとなります。

  • ビシッとしたデザイン=LC2
  • 美しさを重視したデザイン=バルセロナチェア

どちらも良い製品で、最終的に好みによる判断にはなりますが上記のような感覚でご判断されるのが良いでしょう。

やはりレザーにはレザーの良さがある

大量のリプロダクト製品が出回っている中、大半のバルセロナチェアやLC2などが合成皮革で作られていることが多いです。

しかしながら一瞬で合成皮革だと分かりますし、何よりも見た目がチープです。本製品はリプロダクトとはいえオールイタリアンレザー仕様となっています。

力強さもありつつ、きめ細かな深みのある艶やかなレザーは座った時の心地よさを損なうことなく、レザーにしかない肌触りを感じることができるのです。

ライダースであれ、ブーツであれ、今回のご紹介する家具であれ、レザーであるため使えば使うほど深みが出てユーザーに馴染んでいく様はかけがえのないものへと化していきます。

約2年半使用したコーネリアンタウラスのバッグと新品のバルセロナチェアのレザーの違いも一目瞭然です。

一人暮らしであっても家具にはお金をかけろ

私自身、独身一人暮らしではありますが家具にもかなりお金をかけている自信があります。

先日ご紹介した上記のベッドの件でもそうですが、やはり良いものは高いと感じさせられ、新しいユーザー体験をさせてもらうことができます。

家族や恋人と同棲し始めてからいいや・・・ではなく、今すぐに行動して良いものに手をつけることで、新しい価値観を得ることができるでしょう。

もはやアート並みの美しさ

ご覧の通り、バルセロナチェアが2脚あるだけでもはや美術館といいますかモデルルームのような仕様になっているのがお分かりかと思います。

やはりそれほど「美」を追求した製品であるため、最小限な構造でありながらかなり考え抜かれて作られているのが分かります。

レザーの雰囲気から脚のステンレスの艶感まで全てに計算され尽くしているのが想像できますよね。

シンプルほど難しい

最小限の設計であるからこそ、誤魔化しが一切効かなくなってきます。まさに「神は細部に宿る」と「Less is more」を体現したかのような製品であることが感じ取れたかと思います。

最後にミースファンデルローエさんのプロフィールをご紹介して終わりにしたいと思います。

Mies van der Rohe

今世紀最大の建築家、哲学者、芸術家、そして教育者。ミース・ファン・デル・ローエには数多くの肩書きが当てはまります。戦後ヨーロッパにおいて、バウハウス最後の校長を務めた彼は、 機能がカタチを決定するという近代工業デザイン、近代建築の巨匠として多くのデザイナーに影響を与えました。その中でも代表作「バルセロナチェア」は、バルセロナ万博で、スペイン国王の為にデザインされたもの。 従来のスチール椅子は大量生産、簡易な工程を前提にしたものでしたが、この椅子には素材、製法、仕上げ、技術に完璧さを求めており、今日においても高く評価されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

そんな本日は上記2つの言葉を提唱したミースファンデルローエさんがデザインした「バルセロナチェア」を2脚分購入をしてみたので記事にさせていただきました。

改めて今回の記事では下記3点についてピックアップさせていただきました。

  • 最小限の構成で作られたチェア
  • やはりレザーにはレザーの良さがある
  • もはやアート並みの美しさ

バルセロナチェアのことだけでなく、デザイナーのミースファンデルローエさんのことにつきましてもご紹介をさせていただきました。知れば知るほど魅力がたくさん詰まった製品だと思います。だからこそ何百年と時代が変わっても色褪せずに今でも引き継がれていくのだと思います。

過去に様々なミニマリズムに関する記事インテリアに関する記事を200記事程度書かせていただきました。

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