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【ひろゆきベストセラー】1%の努力を読んだ5つの感想【努力不要論】

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こんにちは。

本メディアでは過去にひろゆきさん「僕が親ならこう育てるね」「叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実」など様々な本に関する要約やまとめ記事を書かせていただきました。

そんな本日は最近読んだひろゆきさんのベストセラー本である「1%の努力」の感想を書かせていただきます。

まずいきなり結論で申し訳ないですが、今作の感想として下記5点あります。

  • 世の中のニーズを考える
  • デマに惑わされないために何事も調べる癖をつける
  • 自分にとって何が1番のストレスか考える
  • 「努力している」と思っている時点で負け
  • 「変わっている人」は最強

その中でも5番目の「変わっている人は最強」が1番おもしろかった印象がありました。
それでは上から順を追って説明させて頂きます。

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世の中のニーズとトレンドについて考える

man throwing gray steel ball

個人的にひろゆきさんが世の中のニーズを「ペタンク」に例えた話が非常に分かりやすかったです。

ペタンクというスポーツがありますが、このスポーツでいくら頑張ってプロになってもお金を稼ぐことが難しいかもしれません。それは残酷な話ではありますが、世の中が「ペタンク」をニーズとして求めていないからです。

「ペタンクがマイナーなスポーツ」と言っては申し訳ないですが野球やサッカーより、そもそも人口が少ないだけでなく普及率や認知率の問題もあり、なかなか「ペタンク1本で飯を食っていく」というのは難しいというのが1番例え話として分かりやすいかもしれません。

ひろゆきさんの例え話も非常に上手でスッと入ってくるのも特徴的ですよね。

人はとりあえず誰かと語りたい生き物

2ちゃんねるは「怪しい」とか「犯罪の温床」と古くから呼ばれていましたが、今や形が変わっただけであってSNSの代表である「Twitter」「Instagram」もやっていることは変わらないと言っても過言ではないでしょう。

これらのことから、とにかく人は「喋りたい」ことが分かります。
少し長くなりますが、下記のようにひろゆきさんは語られています。

友達同士や家族でテレビを見ながら、「この芸人はつまらない」「この人は整形だ」とダラダラしゃべることは、誰だってする。
みんな、自分が絡める話題を見つけて、それに対して意見を言いたい。
「誰しもがひと言だけ言いたい」のだ。

たとえ形が変わろうが、これらはすべて「社会」にとって必要なものだ。
2ちゃんねるが成功した理由は、「誰しもがひと言だけ言いたい」という欲望があったからだ。
それは、「なくなったら困る体験」だと言うことができる。

「2ちゃんねる的な場所」は、なくならない。
「匿名で何かを吐き出す場所」は、絶対に未来永劫、なくなることはない。

繰り返しなりますが、形や時代は変われど「人とコミュニケーション」をするという世の中のニーズはこれから先なくならないでしょう。

「ペタンク」でプロを目指している人を否定はしませんが、上記のような世の中のニーズに合わせた仕事をするほうが圧倒的に稼ぎやすかったりするでしょう。

デマに惑わされないために何事も調べる癖をつける

現在世界中で「コロナウイルス」に関することでメディアが煽りまくったりしています。その中で「事実やデータを探してみる癖をつけよう」と本作では述べられています。

ひろゆきさん自身よく色んな人から「物知りですね」と言われることが多いそうですが、ただ本当に「調べること」が好きであることと「調べること」に対する癖付けを徹底しているのだと思われます。

ひろゆきさんの場合「1%の努力」として、調べることは徹底的にやるようにしているそうです。

「なんかめんどくさそう」と思って調べないパターン

turned on MacBook Pro beside glass jar and brown journal

「ふるさと納税」のように一見めんどくさそうでも得する仕組みはやらない理由がありません。

「なんかめんどくさそう」と思って調べないのは、もったいない行動パターンだと思うと本作では述べられています。

ひろゆきさんが高級腕時計を調べまくって結局買わなかった話

selective focus photography of man holding chronograph watch

話は逸れてしまうのですが、以前ひろゆきさんの本で「高級腕時計を買おうとしたけど調べるだけ調べまくって満足してしまい、買うのをやめた」というひろゆきさんの話があります。

例えば「何かを買う」という状況になっても、「とりあえず徹底的に調べる癖」をつけるというのはメディアやSNSに狂わされないために必要なスキルだったりします。

結局ひろゆきさんが「時計ならもうスマホで良くね?」という結論に落ち着いた話はあまりに有名であり、ひろゆきさんらしさ溢れるエピソードです。現在は超昔に購入したG-SHOCKを愛用されているとのことです。

自分にとって何が1番のストレスか考える

「ひろゆき」の画像検索結果

読者の皆様は自分にとって譲れないものについて考えてみてはありますでしょうか?

  • ひろゆきさんは「睡眠時間」を削ることが1番ストレスになると答えています。
  • 自分も同じく「睡眠時間」を削ることが1番のストレスだったりします。

私の場合、睡眠時間が6時間未満になってしまうと下記4点のような障害が出てきます。

  • 頭が回らなくなり仕事に支障が出る
  • 人が何を話しているか分からなくなる
  • 顔に出る
  • 激しめの頭痛

上記のように挙げだしたらキリがないほど支障をきたすことが多いです。

人によって譲れないものは様々

睡眠を削る以外でも人によっては「食べ物は絶対〇〇を食べたい」などあるかと思います。

自分の場合だと2番目が「接客業に関する職業は絶対に就かないということ」
3番目は「ストレスフリーな生活を得るために人間関係を作りすぎない」になります。

自分の中で優先順位をつけていき、自分にとって何が1番ストレスかを洗い出すことによって、ストレス軽減を抑えることができたりします。

「努力している」と思っている時点で負け

「イチロー」の画像検索結果

本作ではイチロー選手を例えにされていたのが非常に分かりやすかったです。

タイトル通り「努力していると思っている時点で趣味でやっている人や、無意識でやっている人には勝てない」ということです。

少し長くなりますが、かの有名なイチロー選手も下記のように発言をされています。

「努力は報われるとは限らない。努力と感じている状態はまずいでしょうね。その先に行けば人には努力に見えるけど、本人にとってはそうじゃない。そのような状態が作れれば勝手に報われるということがある。」

「好きこそ物の上手なれ」は本当の話

たとえば私は現役でWEB業界に7年ほど勤めているのですが、WEBデザイナーであっても野球と同じで「WEBデザイナーという職業だから勉強をする」というより「WEBデザインが趣味の延長線だからWEBの勉強をする」という人のほうが圧倒的にスキルの伸びが良い場合が高い場合が多いです。

「JavaScript」というWEBに特化した言語がありますがエンジニアの場合、趣味でWEBアプリの開発をしたりする人はめちゃくちゃ会社から重宝されたりします。

実際そういった人は他の人と比較すると年収が100万円単位で変わっている人を山ほど見ました。

自分の中で「努力している」と思わず、無意識に他人がやっていないような強みを見つけて仕事に繋げていくのもありかと思います。

「変わっている人」は最強

「ひろゆき」の画像検索結果

冒頭にも挙げだせていただきましたが・・・この節が1番おもしろかった印象があります。

ひろゆきさんの場合、意外すぎる話で恐縮ですが学生時代からとりあえず「委員長」的なのものに自ら手を挙げて立候補していたり、今では飲み会の「幹事」を自ら手を挙げてやってみたりするそうです。

確かにそれだけの大人数の中で「1人」だけなので特殊な立場としてメリットが発生する可能性が高いというのが頷けました。

自分の立場に置き換えると、下記の通りになります。

  • 365日全身黒の服装
  • もう5年くらい金髪
  • それでいて正社員サラリーマン
  • 超がつくほどの潔癖症
  • 映画を週3-4本くらい見ている

見た目の件だけで言えば、あまりにインパクトが強すぎてもはやアイコニックになっており、待ち合わせなどに使われることが増えました。

ローランドさんが金髪にしている理由

少し長くなりますが、ホスト界の帝王と呼ばれている「ローランド」氏も下記のようにインタビューで答えています。

アイコニックなものを一個つくるっていうのがすごい重要なことで。顔を覚えてもらうためには、インパクトが重要なんですよ。

TV出るにしてもマイルドな見た目だと印象に残りにくかったりするので。ひとつでもいいから象徴的な何かを作ったり、インパクトがあるものを身に着けたりするということは、他人に自分を浸透させるときにとても有効なんで。ブロンドのロングヘアってあまりマネされることもないし、パッと見てわかる。ブロンドのロングヘアで1回テレビ出るのと、黒髪のマイルドな見た目で3回出るんだったら、1回のブロンドロングのほうが絶対覚えてもらえるんですよ。

そういうメディア戦略の一環でもありますね。

見た目と中身のギャップで売りに行く

「ローランド」の画像検索結果

どう考えても怪しさ満点の見た目なのに、WEB関連の仕事をしていたりと他人からすると「忘れることのできないキャラ」として成り立ちます。

ホリエモンさんの有名な本である「多動力」では自分にしかできないことはなんだろう?と考えてみようとありますが実際かなりハードルが高かったりしますよね。

多くの人がフォロワーを〇万人持っているわけでもないですし、ひろゆきさんのように「まずは幹事をやってみる」とかハードルが低めのものからコツコツとやっていくのもありかなと思います。

まとめ

「1%の努力 ひろゆき」の画像検索結果

今作はひろゆきさんの数々の本が展開されている中で「完全保存版」と言っても過言ではないでしょう。

300ページ近くありますが文字も大きく、余白もしっかりと取られているのでかなりスラスラと読めるかと思います。

最後に5点の感想を繰り返しご紹介します。

  • チャンスを掴むため常に余裕を持つ
  • デマに惑わされないために何事も調べる癖をつける
  • 自分にとって睡眠時間を奪われるのが1番のストレス
  • 努力していると思っている時点で負け
  • 「変わっている人」は最強

中でも「変わっている人」というのは世の中で優遇されやすかったり、忘れられない人として印象付けやすかったりします。

毎日楽しそうでだらだらした生活をフランスのパリで送っているひろゆきさんですが、今作を読むと意外と「バイトを9つもしたことのある経験」があったりとまた違った印象になるかと思います。

そして、どのバイトも1年ほど続いた話と、コンビニバイトをしたことがあるのは意外すぎました。

ひろゆきワールド全開の内容

今作ではひろゆきさんは嘘でもなく本当に「だらだらとゲームしたりのんびりと映画を見て生活している感」が半端ないです。
その反面、1%の努力をしたことによって「ニコニコ動画」を運営してみたり、現在では「ペンギン村」を運営しているひろゆきワールドが全開になっている本になっています。

「だらだらしている」とはいえ「2時間映画を見る」というのは「2時間エンターテイメントを勉強できた」ポジティブに捉えるのが自分と重なっていておもしろかったです。

一言でいうと今までと違った本

今までひろゆきさんの本は「自分は自分、バカはバカ」「無敵の思考」など数々の本を読んできたのですが、今作は今までの本と比較すると「完全に違った視点」で描かれているのが分かります。

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「人と比較がしやすい世の中」

今ではSNSの普及によって、「人と比較がしやすい世の中」になりつつあります。

人と比較しやすい世の中によって、「自己肯定感」が弱まっている人に対して「幸福感」を得るのに特におすすめです。

ただでさえ生きにくい世の中ですが、メディアやSNSに踊らされず「あなたはあなたらしくのんびり生きていくのもありですよ」というひろゆきさんらしいメッセージが込められた本でした。本作はベストセラー本ということもあり、ひろゆきさんの本の中でも1番おすすめです。

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