【最後まで読めない展開】小説「13階段」が面白過ぎた件【レビュー】

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読書レビュー

こんにちは。

先日いくつかの小説についてご紹介をさせていただきました。

今回記事にさせていただく小説は「13階段」という高野和明さんの小説になります。

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まず結論から申し上げますとミステリー好きは必見だと思いました。まさに傑作にして名作と呼ばれるのに納得ができます。

  • 先が全く読めない展開
  • 味方さえも敵に感じるほどの不信感
  • 人間の心理が学べる

どのシーンを切り取っても、まるでサスペンス映画を見ているかのようなハラハラドキドキ感満載でページをめくる手が止まりませんでした。

それでは上から順に解説をしていきます。

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13階段とは?

『13階段』(じゅうさんかいだん)は、2001年に講談社から発行された高野和明の長編ミステリー小説。同作者のデビュー作である。2003年に同題で映画が公開された。仮釈放中の青年と定年間近の刑務官が、冤罪の可能性がある死刑囚を救うため、10年前に起こった殺人事件の謎を追う。第47回江戸川乱歩賞受賞作品。
本作は高野和明のデビュー作であり、江戸川乱歩賞を選考委員の満場一致で受賞したことから話題となった。40万部を売り上げ、乱歩賞受賞作品の中でもっとも速く高い売り上げ記録を達成している。

ストーリーは2年前に人を殺め服役していた青年とベテラン刑務官が、10年前に起こった冤罪の可能性がある事件の真相を解くというものであるが、死刑制度を含めた刑の重みや刑務所の機能(服役者の更生)などがテーマとなっています。

先が全く読めない展開

まず主人公である三上純一が既に傷害致死事件を起こして仮釈放状態から物語がスタートします。

序盤からいきなりジェットコースターのスタートを切った展開はしがみつくのに必死でした

後半の緊張が堪らなくなる

早くラストを知りたいと思いながらも、もし自分が願う結末に話が進まなかったらと思うと怖くて読み進めたくないと思ったり。

  • 死刑制度の存在意味
  • 死刑執行までの流れ
  • 報復感情
  • 被害者側が加害者に、加害者が被害者になること
  • 改心とは

本当に色々と考えさせられた作品でした。

 

味方さえも敵に感じるほどの不信感

中盤からラストにかけてやっと見つけた指紋が主人公である純一の指紋がだったり、怒濤の勢いで話が二転三転して実は最後まで純一が犯人なのではないかと思っていました。

誠実であるはずの南条さんも怪しく感じてくるし、登場人物全員が怪しくて人間不信に陥りました

南郷と三上に感情移入するにつれ、この二人が事件の真犯人でないことを願っている自分がいましたね。

読者側の心理をどこまでかき回すことができるか、小説の良さだと思います。

本作に関しては見事にたらい回しにされたのでミステリー小説としての本質を見事に貫いているように思いました。

人間の心理が学べる

たとえ殺人や強姦などの愚かな行為をした人に対して死刑宣告をしたとしても、いざボタンを押すときといえばかなりの体力と精神力が必要であることがリアリティーすぎるほど伝わってきました。

私の場合どういった人であれ、この世に生まれたということは何かしらプラスをもたらす宿命であると考えています。

刑務官をはじめとする死刑執行に関わる方々の苦悩、前科のある人の苦悩、全てにおいて素晴らしい描写だったように思います。

人が人を裁くとはどういうことか

過ちを犯してしまった人であっても、最後に処刑されるときは「死にたくない」と泣き叫ぶほどの悲観的なシーンは本当に辛かったです。

そしてボタンを押す側も、ある意味殺人を犯しているということなのでプライベートでも色々と思いだしてしまうというのはかなり辛いところでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本作が江戸川乱歩賞を選考委員の満場一致で受賞するのも納得の内容でした。

  • 先が全く読めない展開
  • 味方さえも敵に感じるほどの不信感
  • 人間の心理が学べる

普段なかなか本を読む機会というのはどんどん減少傾向にあるのですが、ふとしたときに読むと頭がすっきりして良いですね。

これからはスマホを見る時間から小説を見る時間へ徐々にシフトチェンジをしていきます。

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