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【読書レビュー】「終わった人」が共感しすぎてつらい。全人類におすすめ

読書レビュー
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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々な本の紹介をご紹介しました。

本日はタイトル通り「終わった人」を読み終えたのでレビューをしていきます。

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まず結論からお伝えすると以下の通りです。

  • 人は常に寂しい生き物であるということ
  • 仕事は社会的接点を持つうえで必要不可欠
  • 「当たり前」に感謝をしていく

それでは上から順に解説をしていきます。

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人は常に寂しい生き物であるということ

本書でもありましたが、定年を過ぎた後も結局働きに戻ったりジムに通い始めたり結局人は寂しい生き物なのだろうと思いました。それはどんな動物であれ、同じです。

親を見ると子がわかる

自分が60代になったときどのような人生を過ごしているか、もうある程度想像できますがきっと寂しくてしょうがないのだとおもいます。

というのも、今は全く寂しくないのですが両親を見ていたら分かります。もはや昔飼っていた犬のように寄り添ってきます。

お金の使い道も全くなくて、使うとなっても旅行くらい。家のローンも全返済していて派手な暮らしはできなくても、それなりに生活はできる状態。

「子供の為ならなんでもする」というようになっていくのだとおもいます。

とりあえず結婚しておく、というのは合理的かも

今は自分は全く恋愛にも興味がなければ結婚願望もないのですが、こういうリスクヘッジのためにも結婚ってしておいたほうがいいのかなと思います。誰かと暮らすことって本当に苦痛ではあるのですが、あくまで将来の投資としてです。

そういう意味では「めちゃくちゃ小さなコミュニティ」を持つということで結婚はかなりありだとおもいました。

仕事は社会的接点を持つうえで必要不可欠

こちらは仮想通貨で億り人になったSeiyaさんのnoteです。この記事を読んでも分かる通り、最終FIREした先は闇です。

お金である程度幸せを得られても、結局やることがなくなって周りがどんどん幸せになっていっているのを見ると鬱になるのだと思います。

「人と比べてはいけない」と分かっていても動物である以上どうしてもしてしまうのでしょう。しかも他人の生活がSNSを通じて分かりやすくなったのもあって余計にです。

本書にもあった通り、定年退職後も普通に働き始めますし、もはや「お金」じゃないのでしょう。仮に9000万借金を背負ったとしてもこの莫大なるストレスも「思い出」として片づけてしまうのもいい。

「働いていない酒はまずく、死ぬほど働いた後のビールはうまい」というのはめちゃくちゃ分かるような本ですね。

ちなみに僕の崇拝する「マナブ」氏も本著のレビューをご紹介されておりましたのでご覧ください。

「当たり前」に感謝をしていく

本書では主人公が結婚30年とかになると「奥さんがアイロンをかけて当たり前」「ご飯を作って当たり前」というような形になってしまって感謝を忘れてしまっているシーンがあります。

最終、めちゃくちゃ仕事で失敗をして頭が上がらなくなって性格の不一致などのこともあって離婚を切り出されますが、そうでもしないと日々の感謝の言葉を伝えられなくなってしまいます。

なんとか最後、離婚は免れましたが、常にリスペクトの心を持っていればこんなことになってなかったはず。

人は助け合って生活をしていきます。だからこそ、日々の当たり前のように行われている家事や仕事など恥ずかしがらず感謝の言葉を伝えてあげたいですね。

結婚をしている人、カップルこそみてほしい

  • だるいと思っている仕事
  • 当たり前のように出てくるご飯
  • 当たり前のように掃除をしてくれる家族

これらは全部当たり前ではなく、仕事であればお給料を遅延することなくいただいたり、家事でもご飯を作ってくれるのも全部大変なことです。

日々に感謝しつつ、言葉で伝えるのが恥ずかしければ手紙で伝えるなど色々工夫していきたいです。

まとめ

いかがでしたか?

本日はタイトル通り「終わった人」を読み終えたのでレビューをしました。

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改めて結論をお伝えすると以下の通りです。

  • 人は常に寂しい生き物であるということ
  • 仕事は社会的接点を持つうえで必要不可欠
  • 「当たり前」に感謝をしていく

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々な本の紹介をご紹介しておりますので併せてご覧ください!

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