こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
昨日Netflixにて配信された「今求められるミニマリズム」を鑑賞したのでレビューをさせていただきます。
まず結論からいえば「かなり時代に沿ったミニマリズム」が提唱されているように感じました。
本作品の内容にもあった通り、現代社会においてSNSが普及しすぎた結果、人の生活を見ることが非常に容易になりました。
人と比べることが簡単になった分、どうしても「あの人がいい生活をしていて羨ましい自分も欲しい」とどんどん物欲が湧いてきます。
いきなりですがここで質問です
自分は一般人であるのに、果たして芸能人レベルの人と比較をしていないでしょうか?
気軽に芸能人をInstagramやTwitterでフォローできるようになった分、簡単に彼らの私生活を覗くことが可能になりました。そしてつい比べてしまっていませんか?
人によって必要なモノ、不必要なモノは様々なのでその点を履き違えないようにしなければいけません。
モノが多いのは疲れる
クリエイティブな仕事をしていると、どうしても部屋にモノが溢れかえっていると自分の頭の中がごちゃごちゃしてきてキャパオーバーになります。
かの有名なスティーブ・ジョブズの名言でもありますが「世界に衝撃を与えようと思ったら、服を選ぶ時間はあまりに無駄すぎる」というのは理に適っていると思っています。
自分がモノをどんどん減らしていったきっかけは、「フランス人は10着しか服を持たない」というベストセラー本から始まりました。
選択の回数を減らしてストレスをなくす
あの本を読んだ衝撃から即行動をし、今では徹底的に無駄を削ぎ落とすために「選択の回数」を減らす努力をしています。
有名どころではありますが、人間は1日に選択の回数を「約35000回」もしているといわれています。
私自身が選択を減らすために行ったことは主に下記3点です。
- 毎日同じ服を着る
- 毎日起きる・寝る時間を同じにする
- 毎日同じものを食べる
これらをルーティン化するだけで圧倒的に選択肢が減りました。おそらく私の毎日の選択は他の人と比較すると1/2にはなったと言っても過言ではないと思っています。
ミニマリズム=余白(余裕)の生まれ
貧乏であるからミニマリストにならないといけないというのは個人的に違う見解であり、むしろお金持ちしかミニマリストってなかなか難しいのではないかと思います。
ミニマリストで調べてみても、時短のために「ダイソン」のドライヤーを愛用しているミニマリストがいたり、男の工芸品ということで「パテックフィリップ」の腕時計を愛用しているミニマリストがいたりと、かなり少数精鋭の姿勢をとっていることがわかります。
つまり、ミニマリストほど良いものを持っている場合が多いです。
結果として人生に何が必要なのか≒どんな人間になりたいのかを考えることになる
自分が他人にどう思われたいというよりかは、自分がどうありたいかが重要です。そして、自分の理想とする自分で常にいるのかというところが大事です。
捨てることを目的にするのではない。そしてモノを持たないのがミニマリストではない。
これが私の考えです。
個人的にはドキュメンタリー映画である「ミニマリズム -本当に大切なもの-」のほうが勉強にはなったけれど、本作品とセットで見るとより一層ミニマリズムに対して理解がしやすいのではないかと思いました。