【何度視聴しても良い】年末年始は秒速5センチメートルを見よう

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映画
過去に大恋愛をした経験がある人にとっては瘡蓋となっていた傷口を容赦無く抉ってくるので、そういった人にとっては閲覧注意

こんにちは。

昨日夜中に放送された「秒速5センチメートル」。

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初めて鑑賞をしてかれこれ12年となりますが、何度視聴しても毎回初めて見る感覚に陥る大好きな映画の1つです。

そして挿入曲とEDで演出される「想い出は遠くの日々」は何度聴いても目頭が熱くなる。

  • 10年経った今でも色褪せない魅せる映像美
  • なぜだか目頭が熱くなる心地の良い音楽
  • 辛い現実を見せてくれるストーリー設計

10数年経った今でも一切色褪せを感じさせない映像美はさすがの一言。

良い言葉が見つからないけれど、とにかくこの映像を見ているだけで心が浄化される、なんだか美術館で美しいものに触れている感覚に陥ります。

特に見るべきポイントは進路調査票を飛行機にして投げたときに映る空のグラデーションはあまりに美しく、そして儚い。

何度映像の勉強を一から学んだとしてもここまで繊細な空の表情を描くことはできないだろう。断固できる。

映像だけでなく、主人公の感情の変遷や人を思い続ける気持ちが痛いほど深く描かれており、学生の方も社会人の方も年齢関係なく、幅広い世代で愛される作品であると確信ができます。

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ラストの意見分かれについて

この作品が注目される最大のポイントは結末の描写だと思います。

貴樹は明里と思われる女性に気付いて足を止めて見ていた。一方、彼女は立ち止まることなく電車が通り過ぎた頃には後ろ姿すら見えなかった。

個人の意見ではありますが、踏切の向こうに明里が居なくて良かったと思います。もしいたら貴樹は未だにフラッシュバックして明里を引きずっていたのではないだろうかと思います。

その辛さが社会人になった今の私の目線で見ると共感できる部分が多く、すれ違いの恋の儚さにジーンとしますね。

名前をつけて保存か、それとも上書き保存か

大人になった貴樹にとって、明里との思い出は決して過去のものにはならず、現在も生き続けています。

一方、明里は忘れるわけではないが、貴樹の事は過去の思い出として受け止めている様子が描かれており、まさに「男は過去の女を名前をつけて保存」「女は過去の男を上書き保存」が当作品でも残酷なほどリアルに描かれていました。

ラストでは明里も結婚をしており、ハッピーエンド好きの日本人にとっては貴樹と結婚するのが1番綺麗な終わり方であったがそれも別。

なんだかそっけない気もするが、それも自分の信じた道を突き進んでいった結果といえますね。

どんなことがあっても前を向くしかないよという優しいメッセージ性が含まれているのでしょうか。

まとめ

初めて鑑賞した12年前(当時高校生)だと数日間引きずるほどのバッドエンドに感じました。

しかし12年経った今、歳を重ねて何回も見る事に印象が変わっていたことに驚きを隠せません。

精神的な成長なのか、それとも当時の精神状態が悪かったのか不明ではあるものの様々な見え方がこの作品にはあります。

一度観て「鬱」という印象を受けた方も、もう一度この作品を観ると私のようになにか別の発見があるかもしれません。

バッドエンドと聞いて観るのをためらっていた方も、公開から長い時間が経った今だからこそ鑑賞をしてみるとまた新たな発見が生まれるでしょう。

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