こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
本日はタイトル通りNetflixで話題の「ベッカム」を見たのでレビューをさせていただきます。
まず結論からお伝えすると「天才の苦悩というべきか、もはや言うことがないほど面白いドキュメンタリー」でした。
スター選手の人間臭さを目の当たりにする
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たとえベッカムのようなスター選手であろうが同じ人間。そう、同じ人間であることは分かっていても、なぜかずっと遠くの存在のように感じますよね。
ずっと昔からベッカムを追いかけていた僕が知らぬ裏側まで知れて、改めて有名人の大変さを実感しました。
スター選手は多分家庭持ちに向いていない
毎日のようにパパラッチに追いかけられ、自分なら間違いなくノイローゼになるだろうと思いました。
移籍のたびに引っ越しをするのは当たり前だし、引っ越し=家族を巻き込むことにもなるわけです。こんなしんどい生活を送るくらいならスター選手になりたくないとすら思えてしまいました。
金には困っていなくとも、こういった移動の多さが家族を振り回すことになったりして独身の身軽さにも感謝をしてしまいます。移籍先などでもすぐに不倫関連の騒動が出たりして大変なわけです。
プロ選手でも試合に対して100%で臨めないこともある
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どんな仕事も1円でもお金をもらえばプロなわけで、毎回100パーセントの力で仕事に集中して、良いパフォーマンスを発揮することができることが当たり前です。それは仕事だけでなくスポーツ選手であっても100%試合に集中するべきですよね。
「仕事に私情を持ち込むな」と聞いたことがある人へ
僕自身も経験しましたが、それはあくまで理想でしかなく、私情を挟まないのは無理です。
どんな人であっても感情が働いてしまい、家族、お金、恋愛、人間関係、感情など、様々な要素が混ざり合っているなかで形成されています。
たとえお金をもらっていようが、どうしても嫌なことも思いだしてしまったりすると、それらを意識せざるを得ません。
SNSにおいてもキラキラしたシーンなんてほんの一瞬だけ
どんな人でも暗い部分があって、全てを曝け出したベッカムのこのドキュメンタリーはサッカーファンでなくとも十分楽しめる作品だと思う。
そしてそれら多くの事柄に振り回されるベッカムの姿がなんとも人間らしく、スター選手の苦悩を全て曝け出しているドキュメンタリーとなっています。
サッカー1本に集中するのは果たして正義なのか?
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もちろんいろんな見方もあると思います。もちろん監督の目線からするとサッカー1本のみに集中して、ただひたすら練習してパフォーマンスをあげてほしい願いでしかありません。
しかしながらベッカムの目線になると、まずはあの国宝レベルの顔面を仕事に活かせます。
サッカー1本だけだといつキャリアが終わってしまうかわからないし、ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドのようにファッション関連や他の事業にも手を出して「保険」を作っておくというのはすごく大事な気がします。
「サッカー1本で頑張れ!他に浮気するな!」というファンや監督の気持ちもわからなくもないが、いつ選手生命が終わるかさえも分からないものです。
実際にYoutuberも例にあげると様々な事業を展開しているケースが多い
いつ時代が終わるか分からないこともあって、多くのYoutuberもアパレルに手を出したり飲食店を出したりもしていますよね。
会社だっていつ潰れるかも分からないわけだし、終身雇用制度はとうに破綻しているのもあるし、収入源を他にも分散しておく大事さをこのドキュメンタリーから学びました。
ベッカムは相当な綺麗好き
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自宅のワードローブにもカメラが向けられるのですが、その内容が圧巻でした。
決してミニマリストと呼べるほど10着以内に服を収めているとかではないのですが、ジャケットやデニムシャツ、セーター、カーディガンなどがきちんとジャンルごとにハンガーに掛けられ、引き出しには下着やソックスが丁寧に畳まれていました。
それはまるで高級ブティックのように整理されていて、くつろぎ空間の自宅とは思えないほどのキレイさ。
そして週に着る服を1週間分事前に用意しているところも相当なこだわりが垣間見られてベッカムの思わぬ一面を見られてファンの方もそうでない方も、かなり楽しめるドキュメンタリーなのではないかと思いました。