こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
Netflixプレゼンツの「ペンギンが教えてくれたこと」を見た方はいらっしゃいますでしょうか?
まずストーリーを簡単に紹介すると「不慮の事故で下半身不随になってしまった女性を、小さなカササギとの触れ合いと通して生きる希望を取り戻していく」というノンフィクションの感動ストーリーです。
まず映画の感動を一言で表現すれば「何よりも映像が繊細かつ綺麗で美しく、涙なしにみることができない暖かくなる映画」でした。
タイトルからなんとなく”ペンギン好きの人”をターゲットにした世界のペンギンを見続けるようなおっとりしたストーリーを連想していたのですが、、良い意味で裏切られました。
それはなんと”ペンギン”という名の鳥を飼うということでした。
今回見ていて思ったことが主に3点あるのでご紹介をします。
- 家族っていいなと思わせてくれる点
- 動物を飼うことは人を成長させてくれるという点
- いつかはお別れがあるという点
家族っていいなと思わせてくれる点
ここ数年で大きく改善しましたが、マイナス思考だった自分からすれば下半身付随になったら仕事もできずに生きる価値なんてないなんてこの主人公のように思ってしまうかもしれません。
実際過去に私自身が下記のような2記事を書いていたりします。
しかしながら本作では家族が全力で支えてくれ、向き合ってくれ、成長していく過程は”親こそ子から育てられる”という表現がピッタリだと思いました。
動物を飼うことは人を成長させてくれる
動物を飼うということは、その分コストもかかるし時間も奪われるけれど動物であれ家族の一員に変わりはありません。
日本でいえば動物といえば犬か猫を飼うのが9割を占めると思いますが、鳥であっても成長過程を十分に見届けることができるのが本作を通して感じ取ることができました。
そして周囲を見渡してみると、偏見抜きで動物を飼っている家族の大体が子供が優しい子に育っているのが分かります。
- 言葉が通じなくても愛情を伝達し合う
- 母を勇気づける
- 家族を一つにする役目を果たした飛べない鳥が空に飛び立っていく
お金では決して買うことのできない貴重な経験を幼少期に経験するというのは非常に有意義な時間を過ごすことができるのだろうと「ペンギンが教えてくれたこと」を鑑賞して感じました。
いつかお別れが来るということ
別れは、愛が深いほどつらいものです。悲しい思いをするのが嫌で、動物と親しむことを避ける人も少なくないといいます。
しかし、別れることも覚悟の上で生き物と親しめば、その時間がいかに尊く大切なものかと感じられることができます。
どの命にも必ずやってくる別れの瞬間は、心が締め付けられるほど悲しく、苦しいものですが、それまで共に暮らしてきた日々の想い出は、決してお金で飼うことのできないかけがえのないものになります。
そのことを忘れず、愛する存在と後悔のない生涯を歩んでいきたいですね。
PS:
アンドリューリンカーンといえば「ウォーキングデッド」のダークなイメージしかなかったのですが、こんな優しい表情もするのだとほっこりさせられます。
人はギャップに惚れ、堕ちていく様を実感しました(笑)