こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
過去に様々などんでん返し系の映画を見たことがありますが、ここまで衝撃のラストを迎えた映画を鑑賞したのは初めてかもしれません。
感想を一言で表すなら「いい意味でも悪い意味でもラストが凝縮されすぎた、最凶の映画」。
filmarks全体の評価は悪いようですが、自分は見たことないタイプの映画なので好きでした。
- 登場人物全員が嘘つきのクズ
- 後半はついていくのに必死
- ひたすら救われない話ばかり
全体的に映像の彩度が低く設定されており、見ているこっちも不気味な温度を感じるような細かい演出が最高でした。
あらすじ
簡単に説明すると「嘘が引き起こす様々なトラブル、事は更に重大になり引き返せなくなる」といったストーリーとなっています。
冒頭にも述べたとおり、登場人物全員が清々しさを誇るほどのクズっぷりです。
浮気はしまくるわ人を殺すわ嘘をつくわどうしようもない人間ばかり。
なんと警察官までもが溜め息が出るほどクズです。
「お前ならどうする?」
ラストの兄から向けられたメッセージは、まさに観客にも向けられているものでしたね。
嘘を話せば丸く収まりますが、心にずっとそのもやもやは残る。
真実を話せば、その場は丸く収まらない。しかし、心のもやもやはどこかに飛んでいく。
この天使と悪魔の駆け引きが、自分の中でもひたすら頭の中を駆け巡りました。結局答えは出ませんでした。。。
こんな人におすすめ
「典型的なサスペンス映画が好きな人」に是非ともおすすめしたいです。
人間の残酷な心理など、汚い部分を包み隠さず描写されていたり、大どんでん返しがラストに待ち受けているため、全く展開が読めない映画が好きな方にはハマると思います。
ラスト5分は少しでも気を抜いたら列車から振り落とされるので要注意!