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【涙腺崩壊】ヴァイオレットエヴァーガーデンの魅力を3分で解説【要約】

映画・ドラマレビュー
この記事は約7分で読めます。

こんにちは。

本メディアでは過去に様々なヴァイオレットエヴァーガーデンに関する解説や考察を書かせていただきました。

年間130本程度映画を見るほど四六時中映画を鑑賞している筆者ですが、その中でもTOPオブTOPを誇るのが本作「ヴァイオレットエヴァーガーデン」だと思っています。

  • なぜそんなに魅力が詰まった映画なのか
  • 何をそこまで人を魅了させるのか
  • タイトルだけ聞いたことあるけどどんな作品か知らない

上記のような方も多いと思います。そんな本日はヴァイオレットエヴァーガーデンの素晴らしさを3分程度で解説をさせていただきます。もしよろしければお付き合いください。

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今回の記事では下記3点についてピックアップをさせていただきました。

  • SNSが流行ったこのご時世だからこその「手紙」
  • どのアニメ映画よりも素晴らしい圧倒的な作画
  • まさにアニメ映画界における「1リットルの涙」

それでは上から順に解説をしていきます。

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SNSが流行ったこのご時世だからこその「手紙」

LINEやInstagram、Twitterなど現代において欠かせないコミュニケーションツールとなりました。

簡単に連絡ができてしまうからこそ、手紙には重みがあり書いている時の相手の顔までも思い浮かぶのが手紙です。一方LINEやInstagramのDMでは気軽に連絡がとれてしまうからこそ、年々薄っぺらさが目立つように思えてしまうのは私だけでしょうか?

手紙には普段一緒に住んでいたり、毎日のように会う友人・親友であってもいざ手紙を書いて渡すときになれば気恥ずかしさや伝えにくい言葉であっても伝えることのできる魔法のツールだと筆者は考えております。

LINEやSNSのDMはすぐに流れてしまうため読み返すのが大変ではありますが、手紙だとまた気軽に読み返せたり、あの初めて読んだときの心情や記憶を思い出すことができるのも手紙の良さです。

いつまでも「当たり前」が続かない

両親や友人がいつまでもあなたの傍にいてくれるわけではありません。時間というのは残酷なもので、いつかはお別れがきてしまうものです。

だからこそ、手紙を用いて「想いを伝える」というのはこの現代社会においてかけがえのないものへと変わっていくことでしょう。

大切な人とお別れしてしまう前に気恥ずかしさもありますが「愛してる」を心の底から伝えてみたいと思える作品が「ヴァイオレットエヴァーガーデン」です。少し照れくさいところはあるかもしれませんが、決して手紙を渡されて嫌な気をする人は世界中どこに探してもいないでしょう。

どのアニメ映画よりも素晴らしい圧倒的な作画

京アニといえば毎度驚かされるほどの描写でクオリティーが非常に高いことで有名ではありますが、本作が京アニの中でも最も美しい作画であることに間違いありません。

たとえばですが、下記のような描写に注目しつつ鑑賞をしていただきたいところです。

  • 緑を基調にした色彩の圧倒的な美しさ
  • 僅かな表情の変化で心の機微を表現するシーン
  • ヴァイオレットの感情を比喩された海
  • 透明感のある美しい水
  • 吸い込まれるような映像美
  • もはや実写の花火

もはや実写を凌駕するほどの美しさは多くの方が納得し、共感してくれるはずです。

ヴァイオレットの後ろに映し出される海の光景や透明感溢れる噴水の水、寒々しい雨等、どのシーンを切り取っても美しく、多くの方が思わず美術館に足を運んだ感覚に陥ることでしょう。

上品なファッションにフォーカスする

登場人物全員が男女関係なく、誰もがヒールの靴を履いているところにも注目していただきたいところです。

ヒールを履いていると姿勢も伸び「佇まい・所作」が美しくなりますよね。これらの通り、ファッションに関しても「美しさ・上品さ・高貴な」などの上品なイメージが盛り込んでいるため多くの方が思わず背筋が伸びるような作品となっているのも見どころの1つです。

まさにアニメ映画界における「1リットルの涙」

年間130本以上映画を見ていてもなかなか泣ける映画と出会うことは少ないのですが、思わず心が痛くなるほど泣けた作品というのが唯一ヴァイオレットエヴァーガーデンでした。

派手な戦闘シーンや面白い会話劇と言ったものはありませんが、人の純粋な気持ちや美しい心情といった内面の美しさを描いたものとなっており途中から思わず涙している自分がいました。

そういった描写だけでなく、サウンドトラックまでもが美しい音色を奏で、その音楽にもつい感情を揺さぶられてしまうのも本作のミソです。

ヴァイオレットの成長にも泣けてくる点

最初はあれだけまるで機械かのように感情がなかったヴァイオレットが、少佐含め様々な人と歩んで行く中で、少しずつではありますが目に色鮮やかな色彩が宿っていくシーンもまるで親目線で見てしまうよう感覚になり、ヴァイオレットの成長を感じて泣けてしまいます。

「泣けるアニメ」というのは非常に抽象的ではありますが純度の高い、様々な制作スタッフの想いが重なり、放火事件の背景もあるため余計に泣けてしまうのかもしれません。

何度見ても同じシーンで泣けてしまう、そんな不思議な作品です。是非みなさまもご覧になられてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

10数年前までは「趣味はアニメで〜」と語るだけで煙たがられていた時代でしたが、今ではどんな方であっても趣味がアニメといっても「そうなんだ!」と肯定してもらえる時代がやっと来たような気がします。

本作の映画を劇場で初めて鑑賞しに行った時に今でも印象的なのですが、刺青まみれの方も、キャバ嬢のような風貌の方であっても関係なく、みんながヴァイオレットエヴァーガーデンの列を作ってチケットを買っていたのが非常に印象的で今でも覚えています。

本作は世界中の誰もから語り継がれ、年齢・性別・職業・人種の境界を超えた素晴らしい作品であると再認識させられます。

今後も多くの方にとって愛される作品であり、今では「ヴァイオレットエヴァーガーデン」の文字を見るだけでも思わず涙が出そうになります。

改めて今回の記事では下記3点についてピックアップをさせていただきました。

  • SNSが流行ったこのご時世だからこその「手紙」
  • どのアニメ映画よりも素晴らしい圧倒的な作画
  • まさにアニメ映画界における「1リットルの涙」

何十年、何百年と地球が存在する限り愛される作品になるよう、京アニの制作スタッフの方々に感謝の気持ちを述べて筆を置こうと思います。

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劇場版「ヴァイオレットエヴァーガーデン」の感想についてはこちら

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