こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、Apple製品やガジェットに関するレビュー記事をご紹介してきました。
そんな本日はタイトル通り、「AirPods Pro2を1年半使い続けた僕が、“AirPods 4のほうが合っているかもしれない”」と思い始めた理由について語っていきます。
最初にお伝えしておくと、AirPods Pro2がダメだったわけではありません。
- ノイキャン最強
- 音質も良い
- とにかく無難で素直な音
- Apple製品との相性も抜群
と、イヤホンとしての完成度は間違いなくトップクラスです。実際に僕自身も、これまで何度も「買ってよかった」と思う場面がありました。
でもある日ふと、「これ、もしかして“持て余してる”かも…?」と感じた瞬間があったんです。
- ノイキャンは一切使っていない
- カナル型が合わず、長時間つけると耳が蒸れる
- iPhone 16への買い替えでUSB-Cに統一したのに、Pro2だけLightning
この違和感がじわじわと積み重なっていって、気づけば「ProじゃないAirPodsって、逆に今の自分に合ってるのでは?」という発想にたどり着きました。
今回の記事では以下の点について、以下の4点について解説していきます。
- AirPods Pro2を使い続けて感じたリアルな違和感
- AirPods 4とPro2のガチ比較(スペック・使用感・レビュー)
- Pro3を待つべきか?という悩みへの結論
- 僕が最終的にどんな選択をしたのか
似たように「Pro2、いいんだけど自分にはちょっと重たいかも」と感じている方にとって、この記事が参考になれば嬉しいです。
AirPods Pro2を使って感じた違和感
まずはっきり言っておきたいのが、AirPods Pro2そのものは本当に優秀なイヤホンです。
ノイズキャンセリングの効きはまさに別次元で、音の解像度も高く、Apple製品との連携も文句なし。
正直、初めて使ったときは「もうこれ以上進化するイヤホンなんてないだろう」とすら思いました。当時の記事はこちらをご覧ください。
ただ、そんなPro2を2年以上使い続けていく中で、「この性能、自分にはちょっと持て余してるかも…」という感覚が、少しずつ生まれてきました。
ノイキャン、使ってない問題
一番最初に気づいたのはここでした。Pro2を選んだ理由のひとつでもあるノイズキャンセリング機能ですが、実際の僕の使い方では、ほとんど使っていなかったんです。
なぜかというと、
- 外では人に話しかけられたときに気づかないのが怖い
- 無音すぎて逆に落ち着かない
- 結局ずっと「外音取り込みモード」で使っている
この3つが大きかった。たしかに電車の中やカフェで集中したいときは便利なんですが、それもたまにの話で、日常的には「ノイキャンすごい!」と思う場面が意外と少なかったんですよね。
「ノイキャンがある」という満足感はあったけど、「ノイキャンを使う生活」ではなかった。それが現実でした。
カナル型、長時間はきつい問題
次に感じていたのが、装着感のストレス。
Pro2はカナル型(耳の奥までグッと入るタイプ)なので、遮音性は高い反面、長時間つけていると耳の中が蒸れてくる感覚がありました。
しかも僕は運動中にも使うことが多くて、実際にフルマラソンでPro2をつけて走ったことがあるんですが、汗で滑ってズレる、耳の中が気持ち悪くなる、途中で外したくなるような場面が何度もありました。
もちろん装着感には個人差がありますが、少なくとも僕にとっては「着けてるときに何かが気になる」という状態がずっと続いていました。
Lightningだけが残る地味ストレス問題
あと地味に大きかったのがこれ。iPhone 16に変えてから、僕の持ち物はほぼすべてUSB-Cになったんですよね。
MacBookやモバイルバッテリなど全部USB-Cの中、AirPods Pro2(Lightningモデル)だけが別対応という違和感。
バッグの中に「この1本のためだけのLightningケーブル」を持ち歩く日々。一見小さな話ですが、毎日のストレスって、意外とこういう細かいことの積み重ねだったりするんですよね。
AirPods Pro2とAirPods 4を徹底比較してみた
以下に、2つのモデルを比較した表をまとめてみました。
比較項目 | AirPods Pro2 | AirPods 4(第4世代・ノイキャンなし) |
装着タイプ | カナル型(密閉) | セミオープン型(軽い) |
ノイズキャンセリング | ◎(超強力) | ×(非搭載) |
空間オーディオ | ◎(ダイナミック対応) | ○(固定型) |
チップ | H2チップ | H2チップ |
音質傾向 | 深み・解像度・立体感◎ | フラットで自然、聴き疲れしにくい |
音量操作 | 本体スワイプで調整可能 | ×(iPhone/Watch/Siri操作のみ) |
ケース機能 | ストラップ可 | ストラップ不可 |
端子 | USB-C(またはLightning) | USB-C |
重さ・サイズ | 軽い | 軽い |
定価(税込) | ¥38,800 | ¥21,800 |
結論:「重さ」より「快適さ」が大事な人にはAirPods 4が合っている
比較してみて分かったのは、AirPods 4は“必要な機能だけを気持ちよく詰め込んだモデル”だということ。
もちろんPro2の方が圧倒的に高機能です。
でも僕のように、
- ノイキャンを一切使っていない
- 音楽だけでなくVoicy・Podcast・YouTubeトーク系がメイン
- 長時間つけるから耳が蒸れない方がいい
という使い方をしている人にとっては、AirPods 4の方がむしろ“合ってる”可能性が高い。
レビュー動画ではYouTuberのワタナベカズマサさんやDRESS CODE.の平岡雄太さんも、
「AirPods 4は軽くて快適。カナル型が合わない人には神」と評価していて、まさに僕のようなユーザー層に向けたモデルなんだと実感しました。
唯一ネックだったのは「音量調整」
AirPods 4は本体での音量操作ができないため、そこだけは少し不便かもしれません。
ただ、僕は普段Apple Watchで音量操作をしているので、正直そこまで大きな問題にはなりませんでした。ここは人によって好みが分かれる部分ですね。
実質“ほぼ無料”でのアップデートが可能という現実
今のAirPods Pro2(状態良好・付属品完備)を売却すれば、おおよそ20,000円〜23,000円前後での取引が成立します。
AirPods 4(ノイキャンなし)の定価は21,800円なので、“ほぼ無料”での買い替えが可能ということになります。
「持ち出しゼロで“快適さ”にアップデートできる」って、冷静に考えてもかなり強い選択肢にはなりますね。
Airpods4を今すぐ買うべきか、Pro3を待つべきか?
AirPods Pro2とAirPods 4を比較して「これはもう4でいいんじゃないか」と気持ちが傾いたところで、最後に頭をよぎるのがこの問題。
「いや、Pro3がもうすぐ出るんじゃないの?」この悩み、ガジェット好きなら一度は経験あると思います。
しかもAirpods proはなんだかんだで3年に1回は絶対発売されているので多分今年の秋には発売されるはず。
僕も今回、この「待つか、今買うか」問題に関してはめちゃくちゃ悩みました。
噂されているPro3の進化内容
現時点でのリーク情報を整理すると、次のAirPods Pro(第3世代)はこんなアップデートが予想されています。
- 新チップ「H3」搭載で音質&ノイキャンがさらに強化
- 耳の中で体温測定ができる新センサー
- ケースがタッチ対応になり、音量操作などが可能に
- 小型化・軽量化の可能性
- 発売は2025年秋(9〜10月頃)
もう、情報だけ見るとめちゃくちゃ魅力的ですよね。Apple Watchにも連動しそうだし、今までにない新機能のオンパレード。
しかしその進化が刺さらないかもしれない
Pro3の進化って、どれも「全部入り」をさらに突き詰めた方向性だと思うんですが、僕が今回悩んでいたのは「機能が足りない」じゃなくて「機能が多すぎて使い切れない」ってことだったんですよね。
たとえば、
- H3チップで音質が上がっても、現状で音質に不満はない
- 繰り返しなるけどノイキャン不要
- 体温測定も、Apple Watchでできてる
- タッチケースも、誤操作が増えそうで微妙?
こんなふうに考えていくと、Pro3の進化ポイントが僕の使い方とそこまでマッチしてないという結論にたどり着きました。
それよりも今のPro2を手放して、耳に優しくて蒸れないAirPods 4に乗り換えるほうが、今の僕の生活にフィットするんですよね。
Pro3を待ってもいいけど、Pro3が出るまでの数ヶ月間、耳の蒸れやLightningケーブルの不便さを我慢して過ごすくらいなら、今AirPods 4に切り替えたほうが、生活の満足度は確実に上がる。というのが今のところの結論です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はタイトル通り、AirPods Pro2を1年半使ってきた僕が、Pro3を待つでもなく、AirPods 4に乗り換えるという選択をした理由についてお話させていただきました。
改めて今回の記事では、以下の3点を中心にご紹介しました。
- AirPods Pro2を使い続けて感じたリアルな違和感
- AirPods 4との比較で見えてきた「ちょうどよさ」
- Pro3を待つより“今”切り替える価値がある理由
Pro2は間違いなく完成されたイヤホンです。でも、“全部入り”であるがゆえに、日常で持て余してしまう人もいるのではないかと思っています。
僕のように、
- ノイキャン使わない
- 耳が蒸れる
- USB-Cで統一したい
- 音はナチュラルな方がいい
そんな人にとっては、AirPods 4が「ちょうどいい最適解」になるかもしれません。
僕自身、「Proじゃなくていい」と思えたことが大きな転機だったので、同じように悩んでいる方がいたら、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。