こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
今話題の「日本沈没2020」をようやく視聴し終えたのでこの度は感想をまとめていきたいと思います。
いきなり結論になりますが、下記3点が感想になりました。
- 家族の素晴らしさ
- 日本がさらに好きになるアニメ
- 音楽が美しすぎる
「兄弟」と「様々な人との出会い」にフォーカスした、かなりダークでグロい内容もあるのに対し、見終わったあとは「前に向こう」と思える映画でした。
それでは上から順に解説をしていきます。
あらすじ
2020年、現代の日本が舞台となる本作。東京オリンピックを間近に控えた2020年のある日、突然日本を未曽有の大地震が襲う。
平和な日常が続く日本を襲った突然の大地震。都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩(あゆむ)と剛(ごう)の姉弟は、大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を始める。そして刻々と沈みゆく日本列島が、容赦なく彼らを追い詰めていく中、いつしか未来を信じ、懸命に生き抜く強さを身につけていく―これは、今を生きるすべての人へ捧ぐ、希望と再生の物語。
日本がさらに好きになるアニメ
改めて「日本っていいよね」とメッセージ性の詰まったアニメでした。
今まで恥ずかしながら「愛国ってなんだろう」と思ったことが1度もなかったのですが、今作を通して初めて色々と考えさせられ、改めて日本人として生まれてよかったなと思えるアニメでした。
- コロナの件で政府が狂ってる
- もう日本嫌だ
上記のようなツイートを度々見かけます。
しかし日本には四季があり、ゴミもなく、誰もが優しさ溢れています。世界中から初めて日本に来た人は誰もが口を揃えて言います。
弟の剛も「日本なんて嫌だ」というのですが、ラストのシーンでは多くの方が日本っていいなと思えるようなシーンを詰め込んだ内容になっています。
家族の素晴らしさ
- 人と人が巡り合って成長するシーン
- 自分のことより他人を助けるシーン
当作品では痛いくらい上記にフォーカスしたシーンが出てきます。
人間は決して一人で生きていくことができません。助け合って生きていくんだということが死ぬほど伝わりました。
- 愛する人との別れ
- 仕事が全くうまくいかない
- 何も人生おもしろくない
- 家が全焼
上記のような人にはかなり刺さるような内容のアニメだと思います。仕事が嫌と言う人もいますが、「仕事があるだけ幸せ」です。
名前にもヒントあり
たとえ絶望をするようなことが度重なって起きても、前を向いて生きていかねばなりません。
兄弟の名前が「剛(GO)と歩」であることも「前向き」を表しているキーワードになっています。
写真の撮影シーンが度々あり
被災しているのにみんなで笑顔で写真を撮るって「え?どういうこと?」と思うことが多々あったのですが、実はそれは大きな伏線でした。
個人的な話になり申し訳ないですが、実は僕自身も一人暮らしをして地元を離れるまで、毎年両親の結婚記念日に家族写真を撮影していました。
音楽が美しすぎる
OPからなんだか「坂本龍一」っぽいなと思ってたら安定の坂本龍一さんでした。途中のBGMに関しては牛尾憲輔さんという方が担当されているとのことでした。
この軽快なリズムと優しいメロディが非常に心地が良いです。
聲の形やデビルマンを担当されていたそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今の日本ではかなりディープな内容でしたが、湯浅政明監督の絶妙な足し算と引き算により、ラストではどこか前向きになれる希望に満ちたストーリーでした。
どんなことであれ前を向いていけない、自分で道を切り開いていかないといけないというメッセージがすごく伝わった映画でした。
主人公の歩が「陸上部」というところも前に進むというキーワードが隠されているのかもしれませんね。
繰り返し結論になりますが、下記3点が感想になりました。
- 家族の素晴らしさ
- 日本がさらに好きになるアニメ
- 音楽が美しすぎる
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