こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
昨日(2019/12/18)からNetflixにてずっと見てみたかった「エスター」が配信されたので記録がてらレビューをさせていただきます。
この娘、どこかが変だ。
原題の「Orphan(オーファン)」は「孤児」の意味だそう。
この時点でなんだか不気味な雰囲気が醸し出されています。
あらすじ
3人目の子供を流産したケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)とその夫のジョン(ピーター・サースガード)。彼らはその苦しみを癒すため、孤児院からエスター(イザベル・ファーマン)という9歳の少女を養子として引き取る。少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者で落ち着いており、すぐに手話を覚えて難聴を患う義妹のマックス(アリアーナ・エンジニア)とも仲良くなるエスター。
だが共に生活する中で、やがて彼女は常に手首や首にリボンを着けていたり、入浴の際は必ず入り口を施錠したりと、謎の習慣を垣間見せ始め、それらと同時に徐々に恐ろしい本性を見せ始めるのだった。
結論:あまりにもリアルで怖い!
大まかにストーリーを一言でいうと「家族の一員となったエスターが最初はすごくいい子で猫をかぶっている」のですが、徐々にエスターの本性が暴かれ、凶悪な性格が露になっていくというストーリーでした。
ここからネタバレ
イザベル・ファーマン演じるエスターがあまりにもリアルすぎました。
調べてみると当時12歳・・・。いやいや演技うますぎ!
役者全員演技が上手すぎて最後の最後までどうなるか分からなかったです。
個人的に怖かったところ7つ
- クラスメイトを突き落とすシーン
- ハトを石で殺すシーン
- シスターをハンマーで殴り殺すシーン(マックスちゃんも危なかった)
- 坂道をサイドブレーキ外してバックで事故にみせてマックスが殺されかけるシーン
- ダニエルの息を止めるシーン
- ラストのエスターの化粧がボロボロになるシーン
- 実はエスターが33歳の発育不全かつ精神異常者
上記がサイコすぎて思わず何回も唾を飲み込んでしまいました。
映画の登場人物の各キャラ設定が非常に素晴らしい
- 妹となるマックスちゃんも言葉が話せない
- 息子ダニエルは最初からエスターのことをよく思っていない
- ケイトも徐々にエスターのことをよく思わなくなっていった
- しかし夫のジョンはエスターの凶悪さに気づかず、常にエスターの味方
全体を通してみるとすごくキャラ設定がしっかりしているなーと思いました。
総評:5/5
ホラーというよりはブライト・バーンのようなサイコ・スリラー系でした。
久しぶりにハラハラドキドキする映画を見たので非常に心揺さぶられました・・・!
エスターの化粧を落とした顔
あまりにも別人すぎてこれは本当に33歳の面影が見える…!怖すぎる!
どんどん怖くなっていくと書けば「ありきたりの映画」のように思われてしまいますが、それとはまた全然違った映画でした。
ついつい食い入るようにみてしまい、ホラーというより人間的な怖さで現実味がありました。おもしろかった!
総評:5/5