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【映画レビュー】エンディングノートを見た感想【過去1泣ける】

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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。

本日はタイトル通り「エンディングノート」を見た感想をご紹介させていただきます。

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まず結論からお伝えすると「ヴァイオレットエヴァーガーデンより泣けるレベル」なお話でした。完全に赤の他人なのに、ついめちゃくちゃ感情移入をしてしまい、この記事を書いている今でも思わず思い出しては鼻がツーンとしてしまう内容なので「完全に1人で見ること」を推奨です。

今回の記事では以下の3点についてピックアップをさせていただきました。

  • エンディングノートの感想
  • 人を大事にする
  • DIE WITH ZEROを実行

それでは上から順に解説をしていきます。

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エンディングノートの感想

この映画は90分ジャストで見れるため、時間のない人でもサクッと見れるのが特徴。

胃がん宣告を受けた一家の父をひたすら追う話なのですが、もう見ていられないほど家族の優しさだったり、父の強さだったり目に見えない愛情があって「最初は大丈夫だろう」と思っていたのがどんどん弱くなっていき、体も痩せ細っていく様が見ていられなかったです。

まだ考えたこともなかったですが、もし自分の両親が亡くなるときはきっとこんなかんじなのかなと勝手に想像してしまい、その予行演習をしてしまってはまた泣けてしまいます。

しかもこの映画監督も「娘」がやっているというのもまた自分なら絶対つらすぎて無理だろうな、と。

娘さんは以下のように文章を残しています。

「撮っている最中よりも、撮ろうっていう決心がつくまでの方がつらかったです。単純に娘と父親という関係ではなくなってしまうので、そこまでして撮ることはないだろうという気持ちがありました。誰に頼まれたわけでもないので、そんなことをする必要はないとも思いましたが、でもどこかで残しておきたいという気持ちがあって。そこを乗り切るまで、父親が撮られたくなさそうな時は絶対に撮らないと決めた上で再びカメラを回し始めるまでの葛藤が一番大きかったです」

公式のあらすじは以下のとおり

2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン・砂田知昭。67歳の時、仕事も一段落し40年以上勤めた会社を退職、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年欠かさず受けていた健康診断で胃ガンが発見。すでにステージ4まで進んでいた。残される家族のため、そして人生総括のために、最後のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、その集大成とも言える“エンディングノート”の作成。やがてガン発覚から半年後、急に訪れた最期。果たして彼は人生最後の一大プロジェクトを無事に成し遂げることができたのか?そして残された家族は―。

病と向き合い、最後の日まで前向きに生きようとする父と家族の姿を、娘は記録していた。接待ゴルフ、熟年離婚の危機、病院、教会、家族旅行、そして人生最期の時までも。膨大な映像記録から「家族の生と死」という深淵なテーマを軽快なタッチで描き出したのは、大学在学中よりドキュメンタリーを学び、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和らの映画制作に従事、本作が初監督となる砂田麻美。プロデュースに、『誰も知らない』『奇跡』など映画監督として第一線を走り続ける是枝裕和。そして主題歌「天国さん」はハナレグミの新曲。劇中音楽全編もハナレグミが制作している。

人を大事にする

もしこのお父さんが悪人だったらまずここまで介護してくれないだろうし、この映画の特徴として「悲壮感ある闘病記ではなく、持ち前の明るさで、家族とともに病と向き合う知昭さんの姿を追ったドキュメンタリーである」こともめちゃくちゃ良かったです。

自分自身、完全に地元を離れて一人暮らしをしており、久しぶりに地元に帰ったときはやっぱり両親の背中が小さく見えてしまいます。やっぱり一緒に暮らしていない分、会える回数はあと100回くらいかもしれません。いつまでも居てくれるのが当たり前なようで当たり前ではありません。

全てにおいて両親には感謝したくなる

尖っていた時期は「年に1回くらいしか帰らない」とか「もし帰っても1泊さえしない」なんてこともありましたが、全てにおいて後悔でしかありません。

幸い、まだ存命しているためいつだって感謝を述べることができますが、ちょうどこの記事を書いている今が地元に帰省中で自分の部屋を掃除していたら母が昔作ってくれたバッグだったり買ってくれたクレパスだったりがたくさん出てきて、なかなか捨てようにも捨てられませんでした。

母は「全然いいから問答無用で捨てよう。」と言ってくれましたが、やっぱり思い出というのが蘇ると突然涙腺が緩むのは自分にそういった感情があるからなのだろうと再確認になりました。

  • 懐かしい自由研究の粘土
  • 日記
  • 友達との交換日記
  • 宿題
  • もらった賞
  • クレヨン

どれもこれも不要なものですが、あらゆるものがまだまだ実家にあって、やっぱりこういった思い出のものは誇りが被っていてもなかなか捨てられないのが現実です。自分は確かにこの時代を生きてきたという再確認の作業ですら泣けてしまうのは自分が歳をとったからなのでしょうか。

実家に帰る度、全てが思い出に溢れているのもお金に換えられない価値がありますよね。

DIE WITH ZEROを実行

この父である「知昭さん」は最期に以下のようなメッセージを残しています。

「人生をめちゃくちゃ楽しませてもらったので、残念ながら残している財産はほとんどありません。ちなみに毎月のカードの請求は〇〇で、カードのセキュリティーコードは〇〇で〜」といったものがあります。

まさにこれはDIE WITH ZEROを完全に実行した内容です。

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DIE WITH ZEROについて知らない方は以下の記事をお読みください。

お金がどれだけあろうが、ただの紙切れでしかありません。あればあるほど、一種の精神安定剤にはなるかもしれませんが、使わなかったら無駄でしかないので、死ぬ時にほぼゼロにする生き方っていいなと思います。

旅行でもなんでもいいし、両親に何かをプレゼントしてあげるとか、友達とたくさん時間を過ごすとかなんでもいいですが、そういった有意義なことにもっとお金を使っていきたいところです。

なんだかそういったのが当たり前なようで当たり前ではなく、使いたいときにはすでに病気で使えない、なんてこともあるかもしれません。

改めてDIE WITH ZEROの実行のされた「知昭さん」の素晴らしさと、自分がいつか生涯を終える時もこのように家族に見守られながら綺麗に、そして元気に笑顔で死んでいきたいところです。

個人的に過去映画を1000本近くみて、こんなに泣けた映画は初でした。おすすめです。

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