こんにちは。Nagiです。
当サイトは現在1500記事以上投稿をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
本日はタイトル通りNetflixの映画「雪山の絆」を見終えたのでレビューをさせていただきます。
まず初めにお断りしておきますが、この映画は想像以上にグロいです。なんならネタバレですが空腹のあまり人肉を食べます。それほど切羽詰まった状態です。
今回の記事では以下の3点についてピックアップをさせていただきました。
- 雪山の絆のあらすじ
- その辺のノンフィクイション映画の100倍面白い
- 1/1に起きた能登半島の地震と照らし合わせてみる
それでは上から順に解説をしていきます。
雪山の絆のあらすじ
結論、ノンフィクション映画です。もう内容もまるで作り話なんじゃないかと思えるほどラストで奇跡が起きます。
まあ簡単にいえば飛行機が墜落して山の中に遭難するのですが、その中で生き残ったのが20人少しでした。そこからまさに超過酷なサバイバル生活が始まるのですが、「自分ならこのとき死んだほうが幸せだったんじゃないか?」と思えてしまうほど大変な日々が描かれています。
公式より引用すると以下のとおりです。
1972年、ウルグアイ空軍機がアンデス山脈の奥深く、人里離れた山地に墜落。過酷なサバイバルに直面した生存者たちは、互いを鼓舞し合い、極限の試練を生き延びた。J・A・バヨナ監督作。
Netflix 映画『雪山の絆』一部劇場にて 12 月 22 日(金)より公開/2024 年 1 月 4 日(木)より Netflix にて世界独占配信中
72日間雪山の生活をするのですが、ようやく奇跡が起きたかと思いきや雪崩も起きるし、途中で飢餓で死んでいく人間もいます。なんなら寒さを越すために人間のカロリーはいつも以上に使い果たしていくわけです。
もしこの遭難した先が雪山でなければもっと助かった命もあったのではないかと思えました。
その辺のノンフィクイション映画の100倍面白い
2時間半程度の映画なのに完全に時間を忘れてみられるほど集中をしてしまいました。これはスマホ依存症のあなたでもきっと見ていられるほど集中してしまいます。
特に印象的だったシーンを箇条書きで書かせていただきますね。
- 人間が切羽詰まったときの最終的な判断(ネタバレのため避けます)
- 体温を下げないために余計にカロリーを使ってしまう環境
- 栄養失調のために歯がグラグラになるシーン
- 怪我からの化膿(できればモザイクでもなんでも良いのでつけてほしかったほどグロい)
特に3番目のシーンは本当にグロかった・・・。人間ってこんなことになってしまうんだということにも衝撃です。
ここまでリアルに描くからこそさらに集中して見られたのかも。サバイバル系が好きな人でも本作を最後まで見れる人は少ないかもです。それほど吐き気を催す作品でした。
1/1に起きた能登半島の地震と照らし合わせてみる
常に「自分ならどうするか?」を照らし合わせる作業をしながら鑑賞してしまいました。まあ少なくとも自分なら生き延びることができないだろうと思えてしまいます。全く自信がありません。
今回の雪山遭難事件については、奇跡的に生還をすることができましたが、自分が置かれたこの平和な状況って改めて幸せだなと思います。
今回1/1に起きた能登半島の地震もそうですが、こういう最悪の状態というのを1度体感すると何気ない日常がさらに幸せに感じるようになるのかも。
毎日3食食べられるのも奇跡で、こうやってブログの記事が書けてなんて幸せなのだろう。仕事でちょっとやそっと辛いことがあっても下を見たら頑張れる気がします。
たとえお金が全部消し飛ぼうが詐欺に遭おうが、日本に住んでいる以上安泰です。
人生とはなんなのか、幸せとは?など深い部分まで考えさせられました。映画を通して学びになったので評価は100点満点とさせてください。