こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
本日はNetflixでグラントリノを見たので感想を書かせていただきます。
久しぶりに100点満点の映画を見た気がする。余韻が半端ないです。
ざっくりと結論をいえば最低最高のバッドエンドでした。
- 「ダンサーインザダーク」
- 「ファニーゲーム」
- 「ミリオンダラーベイビー」
今まで数あるバッドエンド映画の中でも、本作では何故かもう1度見たくなる不思議な映画でした。
- 登場人物一人一人の描写が丁寧
- 余韻に浸れる最高のエンドロール
- 年齢と人種の壁を超えた愛と友情
最初はゆるくはじまりますが、中盤あたりからジェットコースターのような勢いで展開が始まるので、ついつい視聴中にスマホを見てしまうスマホ中毒のあなたでもきっと目が離せないはず。
人は変わる
タオとの出会いで口の悪い堅物じいさんが人種の壁を超えて自分なりに尽くそうとする姿がすごく感動しました。
各登場人物の成長は視聴者が作品に入り込む大きな要素ではあるが、本作は少年タオの精神的成長だけでなく、老人ウォルトの心情の成長も重点的に描かれていた点が魅力的でした。
性格の根底は変わらずとも、人との出会いで人は変わるというメッセージ性が良かったです。
第一印象が悪くとも関わらないのは勿体ない
第一印象が悪かったり、自分と馬が合わなそうだからと最初から関わろうとしないのは勿体ないなーと見終わったあとに感じました。
- 年齢
- 性別
- 人種
たとえ難しくとも、それぞれに関係なしに友情はありますよね。
10歳であろうが80歳であろうが友情というのは存在する優しいテーマが非常に刺さりました。
まとめ
冒頭にも述べましたが、バッドエンドと分かっていても何故だか2回目、3回目とみたくなる不思議な映画だった。
今回Netflixで視聴しましたが、これを映画館で見るとかなり脱力感を味わうであろうと予感がします。
こんなに小さい画面で見てもしばらく動けなかったのに、映画館で見るととんでもないことになりそう。
最後の最後まで「自分の生き方」を守りつつ、他人の力になろうとする姿に心が打たれました。
静かな映画ではあるが、力強くて大好きな映画となりました。100点満点!