こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々な投資に関する記事をご紹介しました。
今回は「今の相場でイーサリアム(ETH)を買うべきか?」というテーマについてつらつら書いていきます。
読んでくださっているイーサリアムホルダーの方の中にも、以下のモヤモヤを抱えている方がいるはずです。
- BTCはどんどん上がっている。
- ETHは割安に見える。でもなぜ上がらない?
- 相関性も外れていて不安。買っていいの?
- もし買うなら、どこで?どのくらい?どんなリスクがあるの?
それでは解説をしていきます。
BTCだけでいいのか?
もともと僕のポートフォリオは以下のようなものでした。
- BTC:80%
- ETH:10%
- SOL:10%
「ビットコインを基軸」としながら、成長投資枠としてETHとSOLを組み込んでいました。しかし現在の相場では、BTCが主導で上昇していく中で、ETHとSOLはまったくついてきていません。
「もう、BTCだけにしようかな」
「イーサリアムは本当に上がるの?」
この悩みは、私自身も何度も通ってきたものです。
本来、ETHは7000ドル以上にいてもおかしくない
ETH/BTCの過去の相関比率(0.07〜0.08)から計算すると、2025/4/25お昼時点で
- BTC:93,000ドル
- 理論上のETH価格:6,500〜7,400ドル
現在のETH価格は1,770ドル。これは明らかに「市場が過小評価している」水準です。
ETFは“ゴール”ではなく“入口”にすぎない
BTCもETHも、ETFが承認されたからといって即上がるわけではありません。大切なのは、「承認後に資金が流入して価格に反映されるかどうか」になってきます。
BTCも承認直後は横ばいでしたが、その後大きく上昇しました。ETHの場合ETFが承認されてむしろ下落をするという「ETFで狂った銘柄」です。しかし自分は今が仕込みどきである可能性が高いと考えています。
リスクリワードは驚異の「6.7倍」
実際にETHの現在価格(1,770ドル)と、
- ターゲット価格(6,950ドル)
- 下落リスク水準(1,000ドル)
でリスクリワードを計算したところ、6.7倍という非常に魅力的な数字が出ました。
しかもファンダメンタルズは健在しており、以下のとおりです。
- ステーキング拡大 → 流通量減
- L2・DeFi・NFTの土台
- ETHはネットワークそのものが「価値」
割安でありながら、構造的にはむしろ「今が一番強い」状態とも言えると思っています。
分割買い(DCA)で「1ETHずつ」拾っていく戦略
「今すぐ全部は怖い。でも1ETHくらいなら仕込んでおきたい」という方に向けて、DCA戦略を以下のように組みました。
価格帯 | 投資割合 | 狙い |
---|---|---|
$1,380〜1,500 | 30% | 直近安値の反発ポイント |
$1,150〜1,250 | 40% | リスクリワード最大エリア |
$1,000前後 | 30% | 最終防衛ライン・撤退判断も |
大体水平ラインのある黄色線があるあたりがポイントです。
ただし、NFTはまったく別のリスク資産です
同じETHチェーン上にあるNFTですが、まったく別のリスク構造を持っています。僕自身「大爆損」をしています。
多くのNFTは以下のようなリスクを抱えています。
- 運営の透明性がない
- 価格の裏付けがない
- 詐欺・ラグプル(突然消える)
ETHが「インフラへの投資」なのに対し、NFTは「プロジェクトへの賭け」です。両者は完全に切り離して考えるべきなのでイーサリアムを買ったからといってNFTを買うのだけはやめましょう。
結論:ETHは、今だからこそ買う
- 相関性が外れて割安
- ファンダメンタルは強いまま
- ETFで資金が入り始めたら一気に評価される可能性
投資とは、「注目されていないうちに動けるか」がすべてです。BTCが光を浴びている今、ETHは静かに眠っている状態です。
「悲観こそ買い」「嵐の前の静けさ」と気づけた人だけが、次の相場の主役を取れると僕亜h信じています。
利確戦略まで設計する「ETHをいつ売るか?」
価格が上がったあとに最も難しいのは、「いつ売るかを決めること」です。
だからこそ今回は、価格軸(縦)だけでなく、時間軸(横)も含めた“利確設計”を真剣に組みました。
「時間」で利確を組み立てる理由
なぜ価格ではなく時間で売るのか?それは、天井の価格は誰にも分からないが、“ピークの時期”はある程度読めるからです。
- ビットコインは過去3回、半減期から約500〜540日後にピークを形成
- 今回の半減期は2024年4月 → ピークは2025年10月前後が有力
- ETFの資金流入、オンチェーン供給圧縮、感情のピーク──すべてがそのタイミングに集まる
これらを踏まえ、“売るべきタイミングは迷わないように先に決めておく”ことが鍵になります。
ETH利確戦略:成長資産への冷静な出口
イーサリアムは、BTCのあとにラストスパートをかけやすい傾向があります。
そのため「BTCが天井をつけたサインが出てから、3日〜2週間以内」に段階的に利確を行うプランを立てました。
ETH価格 | 想定時期 | 売却割合 | 意図と背景 |
---|---|---|---|
$6,000 | 10月第1週 | 30% | 「先に利確して安心」を得るゾーン。税金準備と再投資資金の確保も目的 |
$7,000 | 10月第2週 | 30% | メディア・SNSが過熱し、「乗り遅れるな」の雰囲気が最高潮になる時期 |
$8,000 | 10月末 | 30% | 過熱の最終ゾーン。RSI90超えや週足陰線などが出始めたらここで売り切る |
$9,000〜 | 11月以降 | 10%(夢枠) | 予想以上の急騰があれば残りを売る or 長期保有に切り替え |
シグナルベースでの即時撤退基準
万が一タイミングを逃した場合でも、以下のサインが出たら即利確に切り替えるべきです:
- BTCが週足で大陰線 → 天井のサイン
- ETH/BTCが急落 → アルトシーズン終了
- SOLが1日で+20%以上急騰 → スマートマネーの出口
これらの「動きのシグナル」は、価格よりも信頼できます。
戦略があるから、感情に飲まれない
「もっと上がるかも」という誘惑も、「下がったらどうしよう」という恐怖も、利確戦略を先に決めていればすべて無視できます。
感情を超えて、数字と時間に基づいた売却を行う。これこそが、資産を守り抜く本当の投資スキルです。
以前も記事にしましたが、結局僕が言ってた通り損切りせずに握っておけばちゃんと利益がでたということがわかったはずです。BUY AND HOLDでいきましょう。