こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
そんな本日はタイトル通りクリスチャンディオールで有名な「ディオールと私」を見たのでご紹介をさせていただきます。
まず結論を一言でいえば、クリスチャンディオールのようなパッと見は華やかな業界に見えても泥臭く、そして人間臭くて我々のようなサラリーマンとなんら変わりないことが分かる素晴らしいドキュメンタリー映画でした。
今回の記事では下記の3点についてピックアップをさせていただきました。
- 「ディオールと私」のあらすじ
- とにかく忙しすぎる毎日を過ごすスタッフ
- ディオールがもっと好きになる
それでは上から順に解説をしていきます。
「ディオールと私」のあらすじ
ストーリーは2012年にラフ・シモンズによる初のクチュールコレクションを発表したディオールに迫るドキュメンタリーとなっています。
しかも何が面白いかというのも、コレクションまで通常5~6か月の準備期間が要されるところをラフ・シモンズに与えられた時間はわずか8週間だったということです。
もはや必死のパッチで、かなり焦りと鬼気迫る表情をみせるラフシモンズが描かれており、苛立ちなども全ておかまいなく演出されています。
とにかく忙しすぎる毎日を過ごすスタッフ
ドキュメンタリー全体の統括として感想になりますが、驚いた点は下記の通りです。
- とにかく従業員が多い。莫大なる人件費がかかっていることが予想される
- 責任感はかなり重く、睡眠時間が3時間というスタッフもザラ。社畜。
- しかしながら全員が仕事が好きであり、成功したい気持ちは同じであるということ
職場には女性が多く、勤続40年以上のベテランもいました。
そして彼ら彼女らは「ディオール」という名門メゾンで働くということに強い誇りを感じており、数多くのデザイナーが移り変わる中であっても日々プライドを持って仕事をしており、こんな大変な作業を「好き」ではないとやっていけないと思いました。
「好きなことで生きていく」
「仕事なんてだるいし嫌だ」なんて思っている日本の若者にとって、是非一度見てもらいたい作品です。
彼女らの熱意や仕事に対する向き合う姿勢は大いに学ぶべきものがあり「ディオール」に命をかけている姿を実際に見て学べ、自分を大いに奮い立たせてくれました。
改めてフリーランスだろうが、雇われだろうが、今回であれば「ディオールが好きだから頑張れる」ということに強く共感をしました。
ディオールがもっと好きになる
ショー直前に追い詰められた表情で涙を浮かべるラフシモンズの姿は衝撃的でもあり、彼らは毎回こんなプレッシャーにさらされるのかと驚くし、これだけ大変な工程・工数によってようやく「1着」ができるわけだから、服をもっと大事に着ようと思えました。
ファッションを題材にした映画はたくさんあるけれど、注目されるのは、ほとんどデザイナー本人です。
それは「CHANEL」の映画もそうですし「ヴィヴィアンウエストウッド」の映画もそうでした。
本作の見どころは完全に他と違う
一方で「ディオールと私」は老舗メゾンのアトリエに潜入し、重責を負った新任デザイナーのラフ・シモンズだけでなく、彼の思いを具現化しようと人生を捧げているお針子さんにもスポットをあてていて、改めてDiorにおける「服1着を作る大変さ」を身に沁みました。
歴史や精神、魂を受け継いで初めてブランドが完成していき、ファッションに興味のある女性はもちろん”何かを創造する”という事に携わっている人が見ると共感や感動する部分がたくさんあると思います。
私自身長年、WEBデザイナーとして働いてきていますが改めてその泥臭さを感じる点も多く、その点色々共通している部分もあったので、いわゆる「華やかな業界」なんてものはないと感じ取れました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そんな本日はタイトル通りクリスチャンディオールで有名な「ディオールと私」を見たのでご紹介をさせていただきました。
改めて結論を一言でいえば、クリスチャンディオールのようなパッと見は華やかな業界に見えても泥臭く、そして人間臭くて我々のようなサラリーマンとなんら変わりないことが分かる素晴らしいドキュメンタリー映画でした。
今回の記事では下記の3点についてピックアップをさせていただきました。
- 「ディオールと私」のあらすじ
- とにかく忙しすぎる毎日を過ごすスタッフ
- ディオールがもっと好きになる
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