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【レビュー】DIR EN GREY新アルバム「PHALARIS」を一通り聴いた感想

ライブレポート
この記事は約8分で読めます。

こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新を続けており、過去に様々なDIR EN GREYに関する記事をご紹介させていただきました。

そんな本日はタイトル通り、2022年6月15日に発売されたばかりのDIR EN GREYの4年振りのアルバムとなる「PHALARIS」について一通り聴いてみたのでレビューをさせて頂きます。

まず結論を一言でお伝えしますとDUM SPIRO SPERO並に超難解アルバムであると思いました。

今回の記事では下記3点についてピックアップをさせていただきました。

  • 難解である3つの理由
  • 個人的に好きな曲について
  • どんどん進化していくDIR EN GREY

それでは上から順に解説をしていきます。

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難解である3つの理由

まず結論からお伝えしますと下記の3つの通りです。

  • 宗教チックすぎる
  • DUM並に振り落とされそうになる曲調
  • ライブが想像できない音源

それでは上から順に深掘りをしていきます。

宗教チックすぎる

一言でお伝えすると「ザ・今のDIR EN GREYといったかんじでして、こんな簡単に説明をしたら怒られるかもしれませんが、それ以外の言葉が思い浮かびません笑

UROBOROS→DUMにいったときに1発目のベルゼを聴いたときに多くのファンの方々が「え?DIR EN GREYどうしたの?」と思われたかもしれません。実際そのような違和感のある印象を抱きました。

DUM SPIRO SPEROは聴き込めば聴き込むほど味の出てくるアルバムではありましたが、本作についても同じような香りがプンプンしますね。

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DUM並に振り落とされそうになる曲調

さきほど宗教ちっくだとご紹介をさせていただきましたが、ここ最近の「ARCHE」や「The Insulated World」がいかに聴きやすいアルバムだったか立ち位置が理解できるような気がします。

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私自身はDie作曲の「懐春」「濤声」「赫」などの色気ある曲調が大好きなのですが、今回そのような路線の曲が1曲もなく、かなり人を選びそうな気がしますね。

会社の忘年会や打ち上げなどの二次会でカラオケに行ったとして、上司の前でいきなり「MACABRE再構築ver」を歌ったりしたら16分とか長すぎるし曲も理解できなさすぎてドン引きされると思います。

まさにそのような曲の集まりでして、カラオケではまず難しいだろうと思わされました。(笑)

ライブが想像できない音源

「これライブで本当に歌えるの?」と思ってしまうほどの超高音ホイッスルボイスだったり下水の音かのようなグロウル・ガテラルだったりで今のところ全く想像ができません。

竿隊やドラムなどもかなり変則的な曲が多く、かなり難易度が高そうな曲調ばかり

超低音の曲ばかりであることから先日当メディアでレビューをさせていただいたノイズキャンセリングイヤホン「beats fit pro」で本作を楽しむと脳が弾け飛ぶほど楽しむことができました。

Toshiyaさんが過去にBeatsのイヤホンを愛用していることもあってDIR EN GREYとの相性ばっちりのイヤホンですね。

個人的に好きな曲について

今のところ1番印象的なのが「13」です。

理由としてはダークではあるのですがこのアルバムの中でも最もポップさがあるため、まだ聴きやすさがあると感じたからです。

「人間を被る」のようなハードだけれど覚えやすさがあるわけではありませんが、つい口ずさめるようなサビだったりで1番最初に覚えやすい印象を抱きました。
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しかしながら、覚えづらい曲が多すぎてどの曲もDUM SPIRO SPERO初期を超えるかのような感想の曲が多いですね・・・。

恐らく「核」となっている曲がシャーデンフロイデ

1曲目のシャーデンフロイデがUROBOROSでいうと「VINUSHKA」的立ち位置、DUMでいうと「diabolos」のような立ち位置なのだろうと勝手に理解しています。

ラストの「カムイ」が前作でいう「ラナンキュラス」的な立ち位置になっているのはなんとなく想像できるのですが、それでもラナンキュラスと全く違う曲調なのでもはやこの解釈があっているかどうかも自信がありません。

ちなみにSchadenfreudeの意味=「他人の不幸は蜜の味」だったり「Wikipediaによると自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情。」のことを指しています。

まさにタイトルがDIR EN GREYのイメージにぴったりですね。個人的に好きな歌詞は下記になります。

有象無象の群れを分け進む
混沌の死を落とす
知らぬが仏よ
悪辣な手段が唾液を垂らす
怨嗟の囁きは子守唄

どんどん進化していくDIR EN GREY

「難解アルバムである」と連発をさせていただきましたが、そもそもアー写自体が難解すぎますよね。

それでもDUMよりもARCHE、ARCHEよりもThe Insulated World、The Insulated WorldよりもPHALARISといった時代に沿ってどんどん新たなことに成長していることを少し聴いただけでも理解ができました。

衣装やらメイクやら毎回新たにことに挑戦をしまくっている印象のあるDIR EN GREYですが、よくよく考えると京さんが毎回ぶっ飛んでいるだけで他の4人は毎回同じようなメイクと衣装でしたね。笑

10年前と完全別バンドな件

もはやこの頃のバイカーファッションだったすっぴんEN GREYの思い出すこともできないほどのギャップ。

当時はインタビューですら鬼気迫るような感じで、見ているこちら側がハラハラするようなことも多かったです。

DVDのドキュメンタリーなどでも京さんのシーンだけカットとか「ファンへの一言メッセージ」が「ない」とかだったり。

しかしながら年齢を重ねるたびに少しずつ角が丸くなって、積極的にインタビューなどにも応じている彼らを見ると変化=成長であるとも実感させられます。

この考え方は私自身の日々の日常や仕事においても重視している考え方であり、彼らを見ているともっともっと変化をしていかないといけないなとモチベーションをもらうこともあります。

さて、これ以上感想を書くこともないので、あとは読者の方で是非聴き込んでみてください。

とことんディープで宗教すぎるアルバム「PHALARIS」の世界をたっぷりと楽しんでください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

そんな本日はタイトル通り、2022年6月15日に発売されたばかりのDIR EN GREYの4年振りのアルバムとなる「PHALARIS」について一通り聴いてみたのでレビューをさせて頂きました。

追記となりますが、、今回はじめてアーティストのアルバムをitunes storeにて購入をしたのですが、2400円ほどで購入ができました。

以前は興味があったアーティストとのオフラインでのサイン会なども最近はそこまでして完全生産限定盤が欲しいというわけでもないので、今後はiTunes storeをガンガン使用していきたいと思います。

改めて今回の記事では下記3点についてピックアップをさせていただきました。

  • 宗教チックすぎる
  • DUM並に振り落とされそうになる曲調
  • ライブが想像できない音源

当メディアでは下記のように過去に様々なDIR EN GREYに関する記事を執筆させていただいておりますので併せてご覧ください!

DIR EN GREYまとめ

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