こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々なミニマリストのライフスタイルや投資に関する記事をご紹介しました。
本日はタイトル通り「人生においてこれだけは手を出してはいけないというもの」をご紹介します。
まず結論からお伝えすると以下の通りです。
- デイトレード
ただこれだけです。その理由をふまえて解説します。
基本負ける
まずほとんどの人が損切をできずに退場していきます。まず僕自身がこれでした。
長期的に生き残る確率ってどれくらい?
長期的に生き残る確率は、正直に言うと非常に低いです。具体的な統計は諸説ありますが、以下のようなデータや傾向が知られています。
期間 | 生き残るトレーダーの割合(概算) |
---|---|
最初の数か月 | 約90%が退場(損失・撤退) |
1年後 | 10%未満が残っている |
数年後(3〜5年) | 1〜2%程度が継続して利益を出せている |
そもそもデイトレードというのは投資ではなく、投機であることがほとんどです。
スイングトレードやポジショントレードであれば投資としてとらえても全然ありですが、デイトレードで生き残っている人は2人しか見たことがありません。
つまり結果ほとんどマイナスになって終わるので、一時的に爆益でもいつかは退場して終わります。
本も読まなくていい
様々なデイトレ本など出版していても「著者自体がほんとうに勝っているか」となるとほぼほぼゼロなのではないでしょうか。
結果偉そうなことを書いていても、ほとんどの場合はその通りに動きません。なのできっと彼らも負けまくっていることでしょう。
感情が揺さぶられる
まず自分が大爆損したときの記事を思い返してみても、放心状態が続きます。
何を隠そう、1日というか10分程度で100万以上溶かしたわけですから、まず「食欲」すら湧かなくなりました。
自分の場合は当時生活最低防衛ラインの資金は残していたので、なんとかなりましたがそれでもあらゆることに手がつかなくなります。
- 映画にも集中ができない
- 読書にも集中ができない
- 誰かと遊んでいるときもチャートを見てしまう
という「お金を増やしたくてやっている」のにリアルの生活が本末転倒になってしまっては元も子もありません。
体にも影響が出てくる
ポジションをとればめちゃくちゃ睡眠も浅くなるので、健康的な生活がしたければ絶対に現物以外買ってはいけません。
理想は積み立てNISAのように「チャートすら見ずにビットコインを積み立てる」というのが最も合理的だと思います。
仕事にならなくなる
自分はずっとチャートを見てしまう習性があるので、まず仕事にもめちゃくちゃ影響が出てしまいました。
- 上がっているのか
- 下がっているのか
- まだ自分の建値は刈られていないのか
など仕事のパフォーマンスにも影響が出てしまいました。
このことから自分は絶対にデイトレには手を出してはいけないし、まず性格に合っていないのだと思います。
投資は短距離走ではなく、マラソン
SNSを見ると多くの人が爆益を出している中、うらやましくてポジションを取った瞬間逆にいくことも多々あります。
理想は自分の分析だけを信じてSNSを完全シャットダウンすることが、最も聖杯の近道なのだと思います。
投資を短距離走として考えると失敗する
心構え | 行動 | 結末 |
---|---|---|
早く稼ぎたい | 無理にエントリー、過剰ロット | 一発で退場 |
損したくない | 損切りできずナンピン | 含み損地獄へ |
他人と比べる | SNSやYouTubeに影響される | 自分の軸がブレる |
毎日稼ぎたい | トレード中毒になる | 感情で負ける |
一方で長距離走として考えた場合
心構え | 行動 | 結果 |
---|---|---|
焦らず、コツコツ | 良いエントリーポイントまで「待つ」 | 無駄な損失を減らせる |
体力温存 | 小ロット・低リスクで資金を守る | 長く続けられる |
自分のペースを守る | マイルールを優先 | 再現性が高まる |
タイムより完走重視 | 利益より「続けること」を重視 | 結果的に利益が残る |
改めて自分に対する備忘録もかねて記事にしました。FXで生計を立てている人もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方は0.1%くらいだと思います。
投資のゴールは「速く稼ぐ」ではなく「長く残る」ことが大事ですので、、短距離のような一発勝負の発想ではなく、長距離を走りきる体力と戦略を持っていきます。
ほとんどの人が退場していく世界なので、コツコツとSP500かビットコインだけを買って自分の生活を豊かにしていきましょう。