こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去にさまざまな投資に関する記事をご紹介しました。
多くの人にとって「貯金は多ければ多いほど安心」という考えは自然だと思います。でも僕はあえて、円の預金は「60万円だけ残す」と決めました。
「少なすぎて不安じゃない?」と思われるかもしれません。
しかし、実際にやってみると困ることはなく、むしろ気持ちはすっきりしたし、円を持つほうがリスクだと考え思い切りをつけました。
今回はその「円を持つリスク」という考えたをもった理由と、実際にどうなっているかなどをシンプルにまとめてみます。
このドル円チャートを見て欲しい
最近、ドル円チャートを見ていて思ったことがあります。
長期の流れで見ると、円はどんどん弱くなり、1ドル=150円を超えるような場面も当たり前になってきました。
昔は「1ドル=100円前後」が常識のように感じていましたが、今はその水準が遠い昔のことに思えるほどです。むしろ感覚がバグって今となっては140円台で円高に感じてしまっている自分がいます。
日本円の価値が目に見えて下がっているということ気づいた
そんな状況で「円をたくさん持っておくこと」にどれだけ意味があるのか?と考えた末、預金は60万円だけ残すという判断をしました。
リスクは?とたくさん声があるとおもいますが、少なくとも「円を持つほうがリスクでは?」とすら考えています。
なぜ60万にしたのか?
僕の生活費は大体「月20万程度」がアベレージで、過去に毎月生活費の報告記事をアップロードしています。
とりあえず3か月分あればOKと判断
自分が20万円あれば不自由なく暮らせて十分幸せであるということを体感としてあります。
そのため、大体「3ヶ月分の生活費」だけ残して、残りは全て「ドル」もしくは「ビットコイン」にしていきます。
やってみて感じたこと
ぶっちゃけ最初は「本当に預金60万円だけで大丈夫かな」と少し不安でした。
けれど実際にそうしてみると、思った以上に問題はないし、むしろ今回ヨーロッパ一人旅にいったのも「ほとんど円を持っていない」のもあったので円安はさほど感じませんでした。
むしろ普段生活するうえで、一気に数十万円の買い物をするシーンなんて滅多にありません。
日常の支払いはほとんどキャッシュレスで済みますし、海外旅行でもデビットカードを使えばそのまま決済できます。
僕が使っている最強デビットカードについては以下の記事をご覧ください。
日本は預金しても利回りがないので「死に金」でしかない
むしろドルをひたすら預けているほうが利回りも増えるし、円を持つ理由が1mmもありません。
その利回りで得たドルをデビットカードにいれたら生活も利回りだけである程度成り立ちます。
さらに意外だったのは、気持ちがすっきりしたことです。
- 日本人らしくもっと貯金しなきゃ
- たくさんお金を稼がなきゃ
などと考えなくなり、シンプルに「この60万円さえあれば大丈夫」と思えるようになりました。円を持つストレスから解放されることでストレスも全くありません。
ただし、僕の場合はあくまで「独身」なので真似するのは微妙かも
元々過去記事にも書いてある通り、読者様のおかげで本メディアも収益になっているし、そこそこお金もあります。利回りだけで生活するには1000万円以上ないとまともに利回りなんて増えません。
もし家族やパートナーがいる場合は最低150万以上はあったほうがいいと思うし、住む場所や自分のライフスタイルによって多少変動すべきだと思います。
僕のように、
- 完全に独身
- 夜遊びもしない
- 無駄遣いが嫌い
- 食事もほぼ全部自炊
- 飲み会も滅多にない。せいぜい月に1回。もしくは奢りなら行く
- 破滅願望はないけど刺激中毒である
- 円を持つことに対して疑問がある
- この物価高に耐えきれない
- USDをデビットカードにいれるのめちゃくちゃありかも
という考えの方であれば円をすっからかんにしてもっと攻めたほうがいいと思いますし、逆に生活費だけで月30-40はするのであればもっと円を持つべきだと思います。
色々この物価高について思うことがある方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。脅しでもなんでもありませんが、これからもどんどん普段みんなが使っているiPhoneも値上がりはしていくと思います。
まとめ
預金は「多ければ安心」というものではありません。
大切なのは、自分の生活に本当に必要な金額を見極めることだと思います。
僕の場合、その答えが 60万円だっただけ
生活費3か月分を確保できれば、日常でも旅行でも困ることはなく、余計に円を持たない分、気持ちも軽くなりました。
そういえばこの記事を書きながら思い出しましたが、ミニマリストしぶさんも1冊目の本「手ぶらで生きる」も60万ラインのことを触れていましたね。
円の価値がどんどん下がる今の時代だからこそ、「ただ銀行に預けて安心する」よりも、自分にとっての適正額を決めることが安心につながります。
あなたにとっての「ちょうどいい現金残高」はいくらでしょうか?考えてみると、お金との付き合い方がシンプルになるかもしれません。