こんにちは。Nagiです。
本日は完全に私とAIによる「ビットコイン/イーサリアム/ソラナ」の利確タイミングにおける壁打ちのメモだけなので、暗号資産投資をしていない人は何を話しているかわからないと思うので回れ右で大丈夫です。
これからバブルにのって「どのタイミングで利確するか」考えている方はぜひご参考ください。
- 1. なぜ「今月の足」が重要なのか?
- 【2025年中盤】BTCはどこまで上がる? チャネル上限・時間軸・利確判断を整理する
- 【ETH分析】“主役交代”は本物か? ETFとチャートが示す仕込みの最終タイミング
- 【SOL分析】最終ランナーとなるか? ソラナとアルト全体(TOTAL3)の戦略整理
- 【循環構造分析】ETH/BTC・ETH.D・BTC.Dが示す ローテーション転換の兆候
- 【利確戦略】BTC→ETH→SOLの順で資金が回るとき、 どこで利確すべきか?
- 【再積立戦略】バブル後に何をどう買い直すか? 2026〜2027年の底打ちゾーンを見据えて
- 【まとめ】今の相場で何をどう動くべきか? 2025年バブル戦略の最終整理
1. なぜ「今月の足」が重要なのか?
2025年6月は、月足に加えて3ヶ月足・半年足も同時に確定する。このタイミングでの足型は、中期〜長期トレンドを決定づける。
チャート上の背景:
3ヶ月足=Q2確定 → 市場が四半期単位で評価を切り替える節目
半年足=H1確定 → 長期投資家のリバランス基準
月足=6月の上昇/陰線でMACD・ストキャスが分かれる
過去の類似例(BTC)
年度 | 足の確定 | 結果 |
---|---|---|
2017年6月 | 半年足大陽線 | バブル加速の起点に |
2021年6月 | 中陰線から反発 | ETH・SOLへの資金ローテが本格化 |
2025年6月(今回) | MACD高水準、横軸天井と重なる | 分岐月の可能性 |
2. ビットコイン(BTC):チャネル上限 vs 横軸天井の攻防
現在の価格は約103,000ドル。月足チャネル上限は110,000〜115,000ドルに位置。
ただし、オシレーター系(MACD/ストキャス)はすでに天井圏。
6月末の終値が分岐基準になる:
終値水準 | 評価 | 意味合い |
---|---|---|
110,000ドル以上 | 強気継続 | チャネル上限越え → バブル加速 |
95,000〜110,000 | 中立 | 上昇は継続も利確圏に入る可能性 |
95,000ドル未満 | 警戒 | 天井打ち+トレンド転換の兆候 |
補足
MACDは14ヶ月GC継続中 → 上昇モメンタムは持続
ただし、ヒストグラムは横ばい傾向 → 上値鈍化の兆し
この6月足の終わり方で、Q3にエントリーするかポジション軽くするかの判断基準が固まる。
3.イーサリアム(ETH):ETF開始前の本格上昇準備
ETHは月足MACDがようやくGCし、週足も明確に反発中。現在価格は約2,460ドル。
この水準は、2021年バブルのちょうど半値圏(約2,435ドル)と一致。
今月足の終値が上昇トレンド再開か否かを分ける。
終値水準 | 意味合い |
---|---|
3,344ドル以上 | 長期ブレイクアウト成立(上昇開始) |
2,500〜3,300ドル | 押し目完了と判断できる中立圏 |
2,000〜2,500ドル | サポート維持。仕込みゾーンとして許容範囲 |
~2,000ドル | 弱気転換シグナル。撤退も視野に入る |
補足:
ETH/BTCは底打ち→GCの兆しあり
ETF本格稼働が7〜8月に始まれば、7月以降に一段高の可能性
月足がこのまま陽線で確定するかが重要な判断材料。
4. ソラナ(SOL):押し目完了 or 継続の分岐月
現在価格は約147ドル。月足では3本目の調整陰線の可能性があり、MACDも横ばい〜下向き気味。
200MAを上回ってはいるものの、調整の範疇か、再上昇の初動かは6月末の足で判断される。
終値水準 | 評価 | 意味合い |
---|---|---|
180ドル以上 | 強気継続 | フィボ0.382超えでトレンド回帰 |
160〜180ドル | 攻防ゾーン | 半年足陽線なら再浮上期待あり |
134〜160ドル | 中立〜警戒 | 上昇失速。調整継続濃厚 |
〜134ドル未満 | 弱気転換 | 下方トレンド入りの可能性 |
RSI・MACDともに「反転準備」の初期状態
ETHやTOTAL3が強ければ、SOLも連動回復の可能性あり
5. 投資家が6月中にやるべきこと
今月の足が確定する前後は、トレンド転換が発生しやすい。
事前に準備すべき戦略を以下に整理。
行動 | 内容 |
---|---|
エントリー準備 | ETH中心に調整押し目を分割拾い(特に$2,500以下) |
利確判断 | BTCが110K超えたら一部利確、95K割れはポジション軽量化 |
モニタリング | ETH/BTCレシオ・ETH.D・BTC.Dの変化を毎週チェック |
再評価の判断 | 月末の終値で「次の3ヶ月の戦略」を再構築する |
BTCは天井圏、ETHは初動、SOLは押し目。
月足・3ヶ月足・半年足が同時に確定する今月6月こそが、2025年後半戦の分岐点になる。
戦略を変えるなら今。ポジションを増やすにも軽くするにも、“月足の終値”という確定シグナルを根拠に動くことが重要。
【2025年中盤】BTCはどこまで上がる? チャネル上限・時間軸・利確判断を整理する
1. 現状のトレンド構造:上昇チャネル中腹地点
BTCは2023年末〜2025年にかけて明確な上昇チャネル(週足〜月足)内を推移。
現在価格は約105,000ドルで、チャネル中腹から上段へ接近中。
チャネル上限:110,800〜115,000ドル
チャネル下限:78,000〜85,000ドル(中期サポート)
月足ベースではまだ陽線継続中。過去バブルと同じく「過熱だが崩れてはいない」状態。
2. オシレーターの評価:MACDとストキャスは高水準
BTCの週足オシレーターはすでに高水準。ただし「高い=天井」というより、「加速中のピーク帯に近い」。
指標 | 状況 | コメント |
---|---|---|
MACD(週足) | GC継続、ヒストグラム拡大中 | トレンド持続中。ただし収束すれば天井警戒 |
ストキャス(週足) | 2波目の山(2020年と類似) | ここから横ばいまたは反落の兆候に注意 |
MACD(月足) | GCから14ヶ月超経過 | 2021年のピークパターンと酷似(鈍化に注意) |
3. 横軸(時間軸)分析:8〜10月がピーク候補
週足・月足の波形から、過去バブルとの周期比較をすると、次のようになる。
サイクル | GCからの経過 | ピークタイミング |
---|---|---|
2017年 | 約14〜16ヶ月 | 月足MACD GC → 天井(12月) |
2021年 | 約14〜17ヶ月 | 月足MACD GC → 天井(11月) |
2025年(今回) | 約15ヶ月経過中 | 8〜10月が有力候補 |
4. 利確ラインとトレンド維持ライン
6月末の確定値が、中期トレンド判断の分水嶺。
終値水準 | 判断 | 戦略 |
---|---|---|
110,000ドル以上 | 強気継続 | ロング保持(部分利確も視野) |
95,000〜110,000 | 利確警戒帯 | 一部利確+ETHなどへ分散 |
95,000ドル未満 | 弱気転換兆候 | ロング縮小、ETH主導へローテーション準備 |
5. ローテーション視点:BTCからETH・SOLへ資金移動が始まる兆候
BTCドミナンスは64%前後で横ばい。ETH/BTC比率やETH.Dの反転兆候が強まっている。
この構図は「BTCが落ちる」のではなく、「ETHやSOLに資金が回り始める」タイミングを意味する。
指標 | 状況 | 解釈 |
---|---|---|
BTC.D | 高止まり(64%) | 天井圏、資金ローテ目前 |
ETH/BTC | 0.023台→GC目前 | ETH優位へ転換開始 |
ETH.D | 8〜9% → 底打ち反発中 | ローテーションシグナルとして妥当 |
6. 結論:BTCはあと一波、利確のタイミングが主戦場
今のBTCは「価格的には上昇余地がある」が、「時間的にはピークが近い」というバランス。
それを前提にした戦略は以下。
状況 | 行動指針 |
---|---|
BTCが110K超え | ロング継続+一部利確、ETH等へ資金一部回転 |
BTCが横ばい〜反落 | ETH主導バブルへの乗り換え検討 |
BTCが95K割れ | 中期トレンド終了 → ETH以外の戦略中心に切り替え |
【ETH分析】“主役交代”は本物か? ETFとチャートが示す仕込みの最終タイミング
1. 現状:ETHは出遅れ状態だが、構造的には「これから」
ETHは現在2,460ドル付近。2021年のATH(約4,870ドル)の約半値水準にとどまっている。
価格だけ見れば「弱い」が、チャート構造的には出遅れの優位性がある。
週足MACD:GC確定+ヒストグラム陽転開始
月足MACD:GC直後 → まだ上昇初動
ETF承認済/7月以降に本格取引開始が見込まれる
現状は、BTCが上昇の後半に差しかかり、資金がETHにローテーションし始める段階
2. 技術的ポイント:ETHはMACDで“底打ち型”を再現中
ETHのチャートパターンは、過去の反発局面(2020年、2022年)と似た構造。
指標 | 状況 | 意味合い |
---|---|---|
週足MACD | 明確なGC+陽転 | ローソク足と連動、トレンド初動パターン |
月足MACD | DC中 | まだ序盤。過去GC→上昇開始まで1〜3ヶ月ラグ |
ストキャス(月足) | GC中低水準 | 過熱感なし、これから伸びる余地が大きい |
3. 月足終値が意味する水準と判断基準
終値水準 | 判断基準 | 意味合い |
---|---|---|
3,344ドル以上 | 強気明確 | 長期ブレイクアウト完了 |
2,500〜3,300ドル | 中立〜上昇初動 | 押し目完了として買い意欲が継続 |
2,000〜2,500ドル | サポート維持 | エントリー最終ラインとして機能 |
~2,000ドル | 弱気 | 長期サポート割れ、再調整リスク高まる |
現状は「仕込み期として機能しうるが、次の足で方向性が確定する」段階
4. ETH/BTC・ETHドミナンスなど外部指標も反転兆候
ETHの単独チャートだけでなく、「相対チャート」も主役交代を裏付ける。
指標 | 状況 | 解釈 |
---|---|---|
ETH/BTC | 0.023台、長期サポート圏でGC接近 | ETHの相対優位が始まりつつある |
ETH.D | 8.8% → 底打ち反転中 | 過去反発局面(2020年)と類似パターン |
BTC.D | 高止まり(64%台) | BTCからETHへの資金流出の兆候 |
→ チャート上でもドミナンス上でも、「ETHに順番が回ってくるフェーズ」
5. 今やるべき戦略:仕込みは分割で、ロットは丁寧に
ETHは「これから走り出す」局面にいるが、まだ上値を試していないため急反発よりも押し目が入りやすい
戦略 | 内容 |
---|---|
買い方 | 分割エントリー(3回程度)/急騰は追わない |
ロット設計 | 最大でも2倍〜3倍。基本は1〜1.5倍が安全 |
見るべき水準 | 2,500ドル以下は厚め、3,344超えは追撃判断 |
リスク管理 | BTC下落時はETHも一時共振する点に注意 |
→ ETHは方向としては買いだが、エントリーの丁寧さが結果を分けるフェーズ
6. 結論:ETHは「チャート上」も「時期的」も主役に入る位置
BTCはすでに後半フェーズにあり、ETHは価格・時間軸・テクニカルのすべてで“これから”に位置している
ポイントは以下:
項目 | 状況 |
---|---|
テクニカル | 週足MACD・月足MACDがGC済み、陽転開始 |
時間軸 | 月足GC後でまだ序盤。過去の上昇前と酷似 |
外部要因 | ETF取引開始が控え、需給転換要素がある |
相対強弱 | ETH/BTC反発中、ETH.D反転もサポート材料 |
今のETHは「トレンド転換の直前」ではなく、「トレンドの初動」に位置している。
エントリーのタイミングとして、今月・来月が最終的な“仕込み期”の中核になる可能性が高い。
【SOL分析】最終ランナーとなるか? ソラナとアルト全体(TOTAL3)の戦略整理
1. 現状:SOLは一時的な調整フェーズにある
SOLは2022年末から2024年末にかけて、ETH建で約8.5倍上昇。現在はその高値圏からの調整中。
現価格は147ドル。週足では明確な反落中で、MACDもデッドクロス気味。
ただし、月足レベルでは200MAを上回っており、大きなトレンドはまだ崩れていない。
価格の中心帯は以下の通り。
範囲 | 評価 | コメント |
---|---|---|
180〜200ドル | 強気継続ゾーン | 半年足で大陽線確定となれば上昇持続視野 |
160〜180ドル | 攻防帯 | MA25水準を維持できるかが分水嶺 |
134〜160ドル | 調整継続圏 | フィボ0.5圏で押し目形成中と判断 |
〜134ドル以下 | 弱気 | 過去トレンドの否定につながる |
今は「調整中ではあるが押し目完了の可能性もある」転換点にいる。
2. テクニカルの推移:MACD・ストキャス・移動平均の読み方
指標 | 状況 | 意味合い |
---|---|---|
MACD(月足) | 横ばい〜下向き | 明確な反発サインはまだ出ていない |
ストキャス(月足) | 高値圏から下落中 | 天井感があるが、過去と同じ反転ポイントに接近 |
MA25(週足) | 約157ドル | 現在価格がちょうど重なるライン、支持を維持できるかが重要 |
この状態は、「押し目として機能するか/再下落に入るか」の分水嶺。
下げてもおかしくないが、ETHやTOTAL3が浮上するならSOLも再度動き出す可能性がある。
3. 相対チャート:SOL/ETHに見る資金シフトの兆候
SOL/ETHは2024年末までに急騰したあと、2025年初から反落中。
週足ベースでのMA25タッチ、MACDデッドクロスが確認されている。
水準 | 解釈 |
---|---|
0.057〜0.059 ETH | MA25サポート帯。ここで反発すればSOLの優位継続 |
0.057割れ | 明確な調整入り、ETH優位のサイン |
MACD・ストキャス | 反落継続中 |
ETHが主導のアルト循環に入る直前、SOLが一時的に売られるのは過去にも見られたパターン。
ETHのトレンドが落ち着いた後、SOLが再び加速する構図も十分あり得る。
4. TOTAL3の構造:本格循環はこれから
TOTAL3(BTC・ETHを除く時価総額)は、三段底+MACD反転構造に入っている。
週足では明確にGCし、ヒストグラムも拡大中。SOLの動きもこの指数に連動しやすい。
指標 | 状況 | 評価 |
---|---|---|
TOTAL3週足MACD | GC済み+陽転 | アルト循環フェーズ入りの初期段階 |
RSI・ストキャス | 中立水準 | 過熱もなく、伸びしろがある |
チャート構造 | 三段底型 | 安値を固めて上昇トレンド回帰の初動構図 |
TOTAL3がこのまま上昇基調を続ければ、SOLがその「主導銘柄」として動きやすくなる。
5. 戦略:押し目での分割、追撃は慎重に
SOLは短期調整が続いているが、中長期では伸びしろが残されている。
戦略項目 | 内容 |
---|---|
買い方 | MA25(157ドル前後)での分割エントリー。下落中はロット抑えめ |
優先順位 | ETH>SOLの順でポジション組成(今はETH主導) |
リスク | ETH上昇中はSOLが出遅れる/ETHが崩れたときSOLの連動下落が加速しやすい |
今は「SOLメインではなく、ETH+SOLの併用期」。
SOL単独ではなく、TOTAL3やETH主導の相場全体を見ながらエントリー判断をするフェーズ。
6. 結論:SOLは“最終ランナー候補”として保持視野
SOLは今、調整中であることは明確。ただしそれはトレンド終了ではなく、「次の加速に向けた助走」の可能性が高い。
BTC→ETH→SOLという資金ローテーション構造を前提にすれば、ETHが強い間はSOLは一時的に劣後しても問題ない。
今のフェーズは「仕込み期 or 攻防帯」。
最終的にバブルが全面加速する際、SOLはアルトの代表として一気に上昇する可能性を持つ。
【循環構造分析】ETH/BTC・ETH.D・BTC.Dが示す ローテーション転換の兆候
1. 今、なぜ相対チャートを見るべきか?
ビットコイン単体の上昇がピーク圏に入りつつある今、相対チャート(ETH/BTCなど)を確認することで、次に資金がどこへ流れるかを予測できる。
相場の本質は資金の循環であり、絶対価格よりも「相対的な優位性」が転換点を示す。
特に見るべきは次の3つ:
ETH/BTC(イーサリアム vs ビットコインの相対チャート)
ETH.D(イーサリアムのドミナンス)
BTC.D(ビットコインのドミナンス)
この3つが同時に“反転兆候”を出しており、ETHへの資金流入=主役交代のシグナルが出始めている。
2. ETH/BTC:底打ち反転の初動か?
ETH/BTCは2024年末〜2025年春にかけて約0.024→0.022まで下落した後、現在はGC手前の水準で横ばい。0.023台。
水準 | 状況 | コメント |
---|---|---|
0.023台 | 長期サポート帯 | 過去の反発点と重なるゾーン |
MACD(週足) | GC目前 | 反転型の初動パターンに酷似 |
ローソク構造 | 小陽線〜十字 | 下落の勢いが止まり、底固めの形状 |
ここでGC確定すれば、ETHの優位性が明確になり、ETHが市場全体をリードする可能性が高い。
3. ETH.D:ドミナンスが8.5%で底打ち反発の兆候
ETH.D(ETHの市場シェア)は、8.3〜8.5%で長く横ばいしていたが、6月に入りわずかに上昇を開始。現在は8.8%前後。
指標 | 状況 | 意味合い |
---|---|---|
MACD(週足) | GC済み | 過去の上昇起点と同じ形 |
水準 | 歴史的底圏 | バブル前の押し目と一致 |
傾向 | じわ上げ | アルト循環開始時に類似の動きが見られる |
過去のバブルでは、ETH.Dの反転がアルト全体の起点になることが多い。今回はそれが再現される可能性がある。
4. BTC.D:高止まり後に横ばい圏入り
BTCドミナンスは64.5〜65%付近で横ばい中。2023年から続いた「BTC優位相場」の天井圏に差しかかっている。
指標 | 状況 | コメント |
---|---|---|
MACD | GC→収束方向へ | モメンタム減速の兆し |
水準 | 64〜65% | 過去天井と一致する領域 |
ローソク | 上ヒゲ続き | 買い優位が剥がれてきている印象 |
BTC.Dの天井感が出てくると、ETHやアルトへの資金移動が本格化しやすい。
今は「ETH主導バブルの序章」として相対チャートが整ってきている。
5. 3指標を並べて総合判断
以下は、相対チャート3種の現在の構造を比較した表。
指標 | 状況 | 方向性 | 戦略示唆 |
---|---|---|---|
ETH/BTC | 長期サポート圏・GC手前 | 上昇転換の兆候 | ETH優位化の初動か |
ETH.D | 底打ち・MACD陽転 | ゆるやかな反転 | ETH仕込み有利期 |
BTC.D | 高止まり・横ばい | 天井圏の鈍化 | BTCから資金移動の兆候 |
この3指標は、ETH主導循環への移行を示唆している。
ETHが先行で動き出し、次にSOL・TOTAL3(その他アルト)へと資金が回るローテーションが形成されやすい地合い。
6. 結論:相場の主役はBTCからETHへ移りつつある
BTC単体の価格推移だけでは、相場全体の転換を判断できない。
ETH/BTC、ETH.D、BTC.Dを組み合わせることで、資金の流れとタイミングがより明確になる。
今の状況は、BTCのピークが近づき、ETHに注目が集まり始める移行期。
この段階でETHを軸に戦略を切り替えることが、次の上昇波に乗る前提となる。
【利確戦略】BTC→ETH→SOLの順で資金が回るとき、 どこで利確すべきか?
1. 利確戦略の基本前提:価格だけでなく「時間軸」を見る
今回の相場は、「BTC → ETH → SOL」の順で資金が回る構造になっており、それぞれの資産でピークタイミングが異なる。価格目標だけでなく、“いつ”を利確基準にするかが極めて重要。
過去バブルと同じく、利確タイミングは「価格 × 時間」で見る必要がある。
2. BTC・ETH・SOLの想定利確カレンダー
以下は各主要銘柄の想定ピーク時期と価格レンジ。
チャネル・オシレーター・ETF・循環パターンを統合して導き出した目安。
銘柄 | 時期目安 | 想定価格レンジ | 備考 |
---|---|---|---|
BTC | 2025年8〜10月 | 110,000〜120,000ドル | チャネル上限/MACDピーク一致ゾーン |
ETH | 2025年10〜12月 | 6,000〜7,200ドル | ETF資金流入後、ETH主導バブルの本格化 |
SOL | 2025年11月〜2026年春 | 300〜400ドル | アルト循環の最終ランナー/TOTAL3高騰局面 |
「BTCのピークを過ぎたらすぐETHへ、ETHからSOLへ」という回転戦略が現実的。
3. 利確の実行ルール:分割・段階的出口を原則とする
一括利確はタイミングが難しいため、出口戦略は段階的に行うのが合理的。
以下は具体的な分割例(ETHを例に)。
利確割合 | タイミング | 条件例 |
---|---|---|
25% | 第一上昇波完了 | 週足MACDピーク、トレンドライン到達など |
25% | チャネル上限接触 | 長期レジスタンス重合エリア |
25% | トップシグナル点灯 | BTCの急落/ETHドミ急落/トレンド割れ |
25% | 時間的ピーク接近 | 12月〜1月など周期的終盤 |
このルールをBTC・ETH・SOLごとにカスタマイズしながら運用する。
4. トリガーとして使える指標・タイミング
「価格」だけでなく、「感情」や「話題性」が極まったときも利確の判断材料になる。
種類 | 例 |
---|---|
Googleトレンド | “ETH 現物ETF”や“SOL 爆上げ”などの検索急上昇 |
SNS話題指数 | XやYouTubeなどで「今からでも遅くない」系発言が急増 |
テレビ・ニュース露出 | 一般ニュースで仮想通貨価格が報道される頻度が増加 |
月足オシレーター | MACDヒストグラムのピーク、ストキャス下落開始など |
複数の要素が重なったタイミングで、一部でも利確を始めることが重要。
5. 出口と入口の整合性:利確後に再度買うことを前提にしておく
出口戦略は、次の「仕込み」に向けた準備でもある。
利確=終了ではなく、「戦略的ポジション調整」として捉える。
フェーズ | 戦略目的 |
---|---|
利確前半 | 一部キャッシュ化+ETHやSOLへの資金回転 |
利確後半 | 完全撤退 or 次バブルに向けた現金確保 |
利確後 | 時間をかけて段階的に再エントリー開始(2026〜) |
こうすることで、「逃げ遅れ」も「機会損失」も抑えられる。
6. 結論:出口は「価格」と「時間」で考える、そして分割する
利確において重要なのは、目先の値動きに反応することではなく、想定通りの計画に沿って行動すること。
価格目標に届いたら一部
時期が来たら一部
周期が終わりそうなら一部
この3つの軸で判断し、BTC → ETH → SOLの順に利確と仕込みを同時進行させることが、今回の相場を最大限活かす方法になる。
【再積立戦略】バブル後に何をどう買い直すか? 2026〜2027年の底打ちゾーンを見据えて
1. なぜ今から「次の買い直し」を考えるのか?
利確戦略とセットで必要なのが、「次にいつ・どこで買い直すか」の想定。
バブルが終わればドローダウン(大幅下落)は避けられない。
その下落局面をただ耐えるか、再仕込みチャンスと見るかで、次の利益額が大きく変わる。
現時点で想定される再積立の主なタイミングは「2026年後半〜2027年前半」。
この期間を、段階的に買い直す“時間戦略”のゾーンととらえる。
2. ドローダウンの想定幅(過去サイクルとの比較)
過去バブル後の下落幅を参照すると、下記のような水準になる。
銘柄 | 過去下落率 | 今回想定ドローダウン | 備考 |
---|---|---|---|
BTC | 約80%(2018, 2022) | -60〜-75% | ピークが120Kなら底は30K前後 |
ETH | 約90%(2018) | -70〜-85% | 7K到達なら底は1K〜2K |
SOL | 90%以上(2022) | -80〜-90% | 400ドル到達なら底は40〜80ドル |
ただし、ETF承認や大口参加が進んだ今回は「絶対値は上がるが、下落率は似る」可能性が高い。
この想定をもとに「目安水準での分割買い直し」が基本戦略。
3. 時間的シナリオ:2026年〜2027年が再仕込みの本命ゾーン
価格だけでなく、「時間」も重視する。
過去2回のバブル→冬相場までの時間軸は次の通り:
バブルピーク | 底打ちまで | 備考 |
---|---|---|
2017年12月 → 2018年12月 | 約12ヶ月 | 約-84%(BTC) |
2021年11月 → 2022年11月 | 約12ヶ月 | 約-78%(BTC) |
2025年想定(8〜12月) → 2026〜2027年 | 12〜18ヶ月 | 期間的には類似可能性あり |
したがって、2026年Q3以降に段階的な再仕込みを開始、2027年序盤で完了するような設計が有効。
4. 再積立の実行ルール(例:ETHを再購入する場合)
タイミング | 水準 | 割合 |
---|---|---|
初期(調整初期) | 前回高値から -50% | 25%投入 |
中盤(市場悲観期) | -60〜-70% | 35%投入 |
後期(反転サイン) | -80%前後 | 40%投入 |
ポイントは「一気に買わないこと」と「ニュースやSNSが悲観一色のときほど淡々と拾う」こと。
買い直し時に見るべき指標:
月足MACDが横ばい〜GC
RSIが20〜30
ボラティリティが落ち着いてきた時期
5. 今やるべき準備:再投資の“原資”を確保する
再積立は、キャッシュがなければ機会損失になる。
したがって今やるべきことは:
利確戦略の中で「再投資用資金(例:30〜40%)」をあらかじめ分離しておく
ステーブル or 現金で保管して寝かせる
周期的な底圏シグナルにアラートを仕込む
この“原資を確保しておく”ことで、底打ちの時に迷わず再INできる。
6. 結論:バブル後の“準備された人だけが再び取れる”
暴落後に再び買い向かえる人は、事前に準備していた人だけ。
次の循環サイクルに向けて:
ドローダウン幅と時間軸をあらかじめ想定
分割と資金管理の徹底
メンタルではなく「システム」で動くこと
これが再積立戦略の本質になる。
【まとめ】今の相場で何をどう動くべきか? 2025年バブル戦略の最終整理
1. 2025年の相場構造をもう一度整理する
今回のバブル相場は「一括上昇型」ではなく、段階的に資金が循環していくタイプ。
段階 | 主役 | 時期目安 | 状況 |
---|---|---|---|
フェーズ1 | BTC | 2024年末〜2025年夏 | 上昇チャネル後半、横軸天井圏 |
フェーズ2 | ETH | 2025年夏〜冬 | ETF・テクニカル反転、主役交代 |
フェーズ3 | SOL・TOTAL3 | 2025年末〜2026年春 | アルト全体が吹き上がる最終波 |
BTCが鈍化したタイミングでETHが浮上し、ETHが加速しきった後にSOL・アルト全体へ資金が回る。
この順番と時間軸を外さないことが最大のポイント。
2. フェーズ別に取るべき戦略行動
タイミング | 銘柄主軸 | 戦略 |
---|---|---|
〜2025年夏 | BTC | ロング継続しつつ一部利確/ETH仕込みを始める |
2025年秋 | ETH | 強気ロング/SOL押し目狙い/BTC利確本格化 |
2025年末〜2026年春 | SOL・TOTAL3 | トレンド加速を追う/段階利確開始 |
出口と入口を同時に設計することが重要。資金を一カ所に偏らせず、主役が交代したら速やかに移動。
3. 利確・再投資・撤退のルールを明確に
項目 | 判断基準 |
---|---|
利確 | 価格目標+時期+オシレーター |
撤退 | MA割れ+MACD下落+ニュース過熱 |
再IN | ドローダウン幅×月足MACD GC前後 |
再投資原資 | 利確段階でキャッシュ化して確保済みにしておくこと |
利確と再仕込みを「連続した1つの流れ」として組んでおく。
4. 今すぐやるべき具体的行動
以下の準備を早めに済ませておくことで、相場の加速・転換に確実に対応できる。
項目 | 内容 |
---|---|
ポジション管理 | BTC→ETHへの比重調整/SOLの押し目検討 |
利確ルールの明文化 | 数値とタイミングで事前に決めておく |
アラート設定 | ETH/BTC, ETH.D, BTC.D, SOL価格などを自動監視 |
再投資口座の分離 | 利確資金の一部を別管理して寝かせておく |
「いま行動する」ことで、次の急変に振り回されない状態を作っておく。
5. 結論:バブルはチャンスだが、仕込み・出口・再INすべてが揃ってこそ意味がある
今回の戦略で大切なのは、「エントリーだけで終わらない」こと。
エントリー(今〜夏)
エグジット(秋〜年末)
再エントリー(2026〜2027)
この3段階を一貫して管理・実行することで、“1回のバブルで終わらない戦略”が完成する。
すでに主役交代の足音は聞こえている。今こそ、計画通りの動きができるかどうかが試されるフェーズに入っている。