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【ビートルズ】イエスタデイを見たけどラストまで心が痛すぎた

映画・ドラマレビュー
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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。

ビートルズが消えてしまった世界で、唯一その曲を知る存在となった1人のシンガー・ソングライターの活躍を、ビートルズの楽曲に乗せて描く「イエスタデイ」という映画を見たのでレビューをさせていただきます。

まず結論からいえば「最後の最後まで嘘を貫き通す辛さ」が痛いほど伝わるストーリーでした。

そして同時にThe Beatlesの愛が伝わる素敵な映画であり、劇場で見ておくべきだったと激しく後悔しました。

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どこまで熱く語れるか

人の心動かすような曲を作ったとしても売れないなんてことも多々あります。きっかけはタイミングや運など様々です。

「運も実力のうち」という残酷な言葉がありますが、実は本当のことだと思います。

本作品では主人公がビートルズの曲をパクって成り上がっていく話なのですが、やはりビートルズの素晴らしい曲を演奏してもネーミングバリューやブランド力がないため、最初はコテンパンにされます。

しかしながらジャックはたとえコピーであろうといえ実力のみで成り上がっていく様は多くの方が見習うべきだったような気がしました。

もし仮に世界から米津玄師やあいみょんが消え、自分しか知っていない状態だとして盗作をして自分が演奏をしたとしても広めることはできないと思います。

その点、主人公の成り上がり方には運さえも味方に寄せる強さが素晴らしかったです。

制作の背景を突っ込まれる辛さ

物語中盤にかけてジャックがビートルズの楽曲の背景について聞かれて、言葉に詰まるシーンが多く見られたことにお気づきだったでしょうか。

そう、自分で作曲をしていないため背景をこたえることができなかったのです。

歌というものは、誰がどんな背景を持って作曲し、歌い、奏でているのかが非常に重要です。

それ故に、他の人が仮に歌ったとしても、同じような感情は当然込められないわけで、そうなると同じようにヒットできるかどうかは分からなくなってきます。

私自身も仕事柄クリエイティブな仕事をしているのもあり、制作背景やそのクリエーションに対する愛について語れますが、もし丸ぱくりであればきっと語れないだろうと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ビートルズなんて今後一切縁がないだろうと決め付けていたけど、なんだか今日はSpotifyでビートルズでも聴きながら帰ろうかなと思えるほど心が暖まる映画でした。

「成功」というものは魅力的で、誰もが望むもの

しかしながら、そこに囚われるがあまり自分の人生を見失い、自分の身近にあったはずの幸せを手放してしまうことになるのかもしれません。

お金よりもやりがいをとるべきか

なんだか目先の利益よりも「やりがい」についてどこまで熱くなれるかというメッセージが痛いほど伝わりました。本作を見ていると自分なら途中で自首してしまうかもしれません。

もちろん利益も大事ではあるが、やりがいとプライドをどこまで持てるかがこれからの人生重要であるなと考えされられました。

こういうことを気付かされてくれる映画はやはり素敵だなと改めて思いました。

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