10年振りにダンサーインザダークを見たけどやっぱり壮絶だった

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映画

こんにちは。

タイトル通りなのですが映画界の超絶鬱映画「ダンサーインザダーク」を約10年振りに鑑賞したので記事にさせていただきます。

初めて鑑賞した時期が繊細な19歳で、多くの視聴者が述べるように「2度と見たくない」と思っていたのにひろゆきさんが笑ってしまったというのでつい鑑賞したくなり見返してみました。

ミュージカル映画なのかサスペンス映画なのかもカテゴライズ不能であり、この一切救われないラストだからこそ最恐の鬱映画と称されるのだろうと思います。

  • 逆境を乗り越えるような状況がない
  • 色褪せたセピア調が更に恐怖を煽っている
  • 全く楽しそうに見えないミュージカルシーン

どのシーンを切り取っても受け入れたくない世界が一貫しており、TSUTAYAで雑多に並べられているバッドエンド作品がまるで薄っぺらく感じるほどダンサーインザダークは重厚感を感じます。

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現実世界と妄想の世界の色調

主人公が現実を生きる映像と、しばしば空想するときのシーンがはっきり区別されていることに気づきます。

現実シーンではセピア色のように色褪せているのに対し、空想シーンでは彩度が高く明るく鮮明、空に浮かぶ雲まではっきり映されており、色だけに限らずカメラワークも区別されていることに気づいた方はいらっしゃいますでしょうか?

様々な仕掛けがある作品

現実シーンではシーンの大部分は目の高さに設定されており、手持ちでブレのような感じがあり多少見えにくい印象がありますが、空想シーンではカメラを固定、アングルはあおりや接写などがふんだんに使われていて、主人公の心の開放感などを感じることができます。

「TENET」でも現実世界と逆光を色合いで分けていましたが、こういった仕掛けはいつ見てもパズルを解くような感覚になり楽しくなりますね。

セルマのようなお人好しは損をする

一切自己主張をせず、他人の行いを責められない性格あるあるかもしれません。私自身過去がそうでした。

それは優しさでもあるかもしれませんが、私には彼女の生き方が弱さとしか受け止められず肯定できませんでした。

何よりもビルが1番クズof the クズであるのに変わりはないですが、裏切られた相手であるビルとの秘密すらも守ってしまう不器用さにフォーカスをするともったいない気持ちでいっぱいになりました。ちゃんと裏切られたと言えばいいのに・・・!

鳥肌が立つほど気味の悪いミュージカル

ミュージカルといえば『LA LA LAND』のような作品を思い浮かべますが、誰も楽しそうではなく絶妙な8mmカメラでセピア調に加工されているせいで一切楽しそうに感じさせないところもミソなのかもしれません。

私がミュージカル映画を見ない理由として、”苦境を乗り越えハッピーエンドを迎える”という展開が見えてしまい全く楽しめないからだったりします。

しかし『ダンサーインザダーク』はそれらの作品とは違い最後まで暗い展開で一貫しているところが非常に評価できると思いました。

前回の鑑賞から約10年経過しましたが、また来年あたりにもう一度鑑賞したいと思える作品ですね。

★★★★☆

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