こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
先日公開されたNetflixオリジナル映画「彼女」を鑑賞したので感想をまとめさせていただきます。
※ここから先ネタバレ注意です。
まず一言で言えば「おいおい大丈夫か・・・」と思わず心配になるほどの濡れ場の激しさ。見えなさそうで局部まで全て見えてしまう。しかもモザイクなしで。
必ず一人で見ることを全力でオススメ
R-30くらいでもいいのではないかと思うほどのエロティシズムにより、リビングで流すのは間違いなく空気が凍るだろうと思いました。
それなのに一切の下品さを感じさせないのは水原希子さんをはじめとするヒロインの徹底した役作りによって生み出されており、この絶妙なる緊張感がついクセになっている自分がいました。
Filmarksでも多くの視聴者が述べられているように水原希子さんの裸がとにかく綺麗。エロの視線ではなく、つい芸術の観点で彼女の裸を見てしまっていました。
ただのレズ映画ではない
なんとなく作品名から連想できてしまいますが、本作はLGBTQ映画です。
「なんだただのレズ映画か」とまとめてしまうのはこの作品に対して非常に失礼であると断言できるほど、冒頭からぶっこんでくるため目が釘付けになっており、つい魅了されている自分がいました。
過去に様々な例えば上記のようなLGBTQ映画を鑑賞してきましたが、本作はただのLGBTQ映画にカテゴライズできないであろうと思いました。あまりに群を抜いてぶっ飛びすぎています。
多くの人が陥ったことのない感情に注目
本作では「性別という垣根を越えて、本当に好きな人のために人を殺せるか」というテーマにしています。
人を殺めるというのはどんな状況であっても罰せられ、決して許されることではないのだろうけれど、もし自分の大切な親友・恋人・子供がいて危機的な状況に陥っていたらどうなのだろうと自問自答しました。
自分を捨ててでも守るべき人
自分がその危機的状況に陥ったことがないため回答をすることができませんが、本当に人生を捨てることができるほどの守るべき人がいた場合は自分がどういう行動をするか分からないなと思ったのが正直なところです。
そんな誰もが思考したことも感じたこともないような、けれど「決して他人事ではない」ということを題材にしているのが本作なのである。
音楽はタイムマシーン
本作にも登場するYUIの「CHE.R.RY」を10数年振りに聴いたのですが、わずか数分ではあるものの中学3年生のあの頃に戻った錯覚に陥りました。
音楽はいつだってその時代にタイムトラベルをすることができる素晴らしさを再度実感したような気がします。
SONYのウォークマンのキャッチコピー「人は10代に聴いた音楽を一生聴き続ける。」をふと思い出した素敵な映画でした。
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