こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
今話題のNetflixプレゼンツ「ザ・プロム」を視聴したのでレビューをさせていただきます。
ミュージカル映画はララランド振りに視聴したのですが、ぶっちゃけかなりミュージカル映画は苦手です。
- 絶対にハッピーエンドと鑑賞前から分かる
- 確実にゲイのカミングアウト系が含まれる
- 自分を受け入れよう系
- 世界は変えられるという甘すぎる現実
- 主人公が大体いじめられっ子
例えばですが上記のような内容が大抵含まれているケースが多いため、ある程度予測ができてしまいます。
正直な話、当作品も完全に上記のような類の内容ではありましたがこれだけだとアレなので、良かった点もいくつかご紹介させていただきます。
- 煌びやかなネオンのフォントと街が雰囲気にマッチ
- 音楽がノれる
- 圧倒的なテンポで魅せるダンス
- 自己肯定感が増し、ポジティブになれる
最初から観客を置いてけぼりにする圧倒的なテンポと隙のないミュージカルシーン。
後半あたりから魅せる演出で何故だかすごく集中してしまいました。
テンポとファッションをとにかく重視の作風に慣れたのもありますが、それぞれ登場人物が抱えた問題が一つ一つノリノリのテンポで解決していく様が面白かったように感じます。
ミュージカルシーンも前半より色々と豪華で、最初の方は無表情でスクリーンを観ていましたが、後半は口角が自然と上がってリズムにノってる自分がいました。
これを意図して前半わざと粗く作ったのならば、かなり計算高い作品であることが予想できますね。
終わり良ければ全てよし
『ボヘミアン・ラプソディ』がいい例ですが、音楽系はたとえ2時間つまらなくても、ラスト15分が完璧ならば鑑賞後は「いやーいい映画だったわ!」となる場合が多いです。
そのミュージカル映画の特性を「ザ・プロム」は知り尽くしており、ラストは圧巻。
ミュージカル映画が好きな方にはかなりハマるのではないかと思います。
ハラハラドキドキ系が好きな私
やはり何度視聴してもミュージカル映画はベタすぎるのでワクワク感が薄れてしまうなと改めて感じました。まあミュージカル映画がドキドキする内容なら本質からズレてしまうのでしょうけども・・・!
今回、たまたま話題になっていたので久しぶりにミュージカル映画を視聴しましたが、ゴーン・ガールやエスターのような映画が好きな私はそっとミュージカル映画から離れておくことにしようと思いました。笑