こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
ツイッターで今朝バズっていたのでこの度韓国映画の「The Witch / 魔女」を視聴。韓国で大ヒットしただけあって面白かったです。
あらすじを超簡単にいえば「アイドルを目指す女子高生の日常から一変して後半は目を見開き、瞬きもせず真っ直ぐ相手を見つめながら返り血で身を汚す殺人マシーンへと変貌する」といったストーリー設計になっています。
- 同一人物かよと突っ込みたくなるほどの表情の振り幅
- 前半は青春ドラマであり家族ドラマ
- シナリオ、アクション、音楽、特殊効果、役者、全てが一定以上のクオリティ
所感
物語冒頭では平穏な雰囲気でスタートするも、徐々にとテンションがかかっていく展開は2時間以上あるとは思えないくらい夢中になれる作品でした。
緩急の効いたアクションと、研ぎ澄まされた殺陣の美しさは必見です。
アクション中の人物の動きや表情は作り込まれていながらも、主張しすぎず「全体の流れを邪魔せずに自然なアクションを見せる」という一点に集約されており、主軸である超能力も、格闘の中にさりげなく織り込まれている点が実に憎いですね。
ジャユンを演じるキム・ダミさんの、無邪気な容貌の中にどこか乾いた面が見え、その不気味なキャラクターと、物語の血生臭さを際立たせています。
当作品は彼女が務まらなければきっと違う作品になっていたに違いないでしょう。
まとめ
- ノワール
- サイキック
- バイオレンス
お互いを喰らいかねないこの三つ巴が、作り込まれた設定、名優の演技、洗練された画面作りによって、見事に並び立っているのではないだろうか。
韓国映画は久しぶりに見るとカメラアクションが邦画では表現できない部分をスタイリッシュに表現するので良いですね。おすすめです。