こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去に様々な読者とのお便りに関する返信をご紹介してきました。
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- 【読者からの質問回答シリーズvol2】ヘアケアとスキンケアについて
- 【読者からの質問回答シリーズvol3】ミニマリストならではの賃貸か持ち家か論争について
- 【読者からの質問回答シリーズvol4】ミニマリストの災害時の備蓄について
- 【読者からの質問回答シリーズvol5】どのようにしてサイトを収益化していったの?回答をします
- 【読者からの質問回答シリーズvol6】レザーブランドについて
- 【読者からの質問回答シリーズvol7】通信費について
本日のご相談内容は以下のとおりです。
相談内容:レザーの品質低下について
題名: 革の品質について
メッセージ本文:
いつも楽しく拝読させて頂いております。革の目利きについてお聞きしたいです。
juliusについて取り上げてる貴重なNagiさんのブログに惹かれ
遂にはjuliusのジャットネックレザーライダースジャケットを購入してしまいました。
しかし最近の内容を見るに近年の品質低下の記述が多々見受けられます。
Nagiさんの革の判断基準、juliusの変化について深掘りしたお話聞いてみたいです。
今後もjuliusやレザー系の記事お待ちしております!
結論:レザーがどんどんペラッペラになっています
ちょうどコロナが始まったか始まっていないかあたりだとおもいますが、あのあたりからJULIUSのレザーがどんどんペラペラになっていった印象です。
具体的にお伝えすると、以前までのJULIUSのレザーといえばシープレザーの、割と頑丈なイメージ(といっても当たり前ですがGUIDIなどのレザーブランドには劣る)がありましたが最近のJULIUSのレザーはどうも触った時「これ、ちょっとでも擦れたりしたら破れるのでは・・・?」と思うのが第一印象でした。
最近実際に触った物といえば以下のとおりです。
レザージャケット:ラムレザーシームドジャケット:157300円
ブーツ:サイドジップコンバット92400円
今までだと全部がレザーが当たり前でしたが、今となってはコットンも含めてなんと価格据え置き。オールレザーなら分かりますが、いくらなんでもやりすぎ。せいぜい5万円。
個人的には2010年-2017年くらいまでのJULIUSはあまりに格好良すぎて借金してでも欲しくなるようなものばかりで、毎シーズンが楽しみでしたが最近はどうも頭打ち感が拭えないですね。
実際に8月13日現時点で半額でも売れていないわけで。
例えるなら「iPhoneが毎シーズン楽しみだったけどXSや11Pro以降くらいから特に目新しい機能がない」といった感じ。
当時は夜中起きてでも新製品発表を見ていましたが、ユリウスなんて最近は新作発表ですら流し見しかしていない自分がいます。笑
もっと新しいデザインに挑戦したり、ファッションのトレンドを作ろうとしている動きは価格を無視すると圧倒的にRickOwensなので、RickOwensを追っていくほうが面白みがあるかもしれません。
私の革の判断基準について
ここまで少しJULIUSのレザーに関するディスが入ってしまいましたが、普段着だとバックラッシュやD.HYGENのようなレザーブランドよりもユリウスなどのファッション性に特化したレザーのほうが圧倒的に着心地が良いのは間違いありません。
D.HYGENの場合はあまりに着心地が悪すぎて結局手放してしまいました。
そもそも比較対象すら難しいところではあるのですが、具体的に以下のとおりです。
- JULIUS
→デザイン性に振り切り。レザーの質は微妙かつ経年変化は期待できないけど着心地が良い - レザーブランドのライダース
→シンプルなデザイン。レザーの質は最高級かつ経年変化も期待できて一生着ていられる。しかし耐久性があまりに強くとにかく重かったりする。
僕は両方を経験したのち、前者のほうが向いていると思いました。
後者だと確かに一生着用できるのは間違いないと確信をしていますが、あまりに着心地が悪いと結局ストレスがすごすぎて、あまり着なくなってしまう自分がいました。
そのため、経年変化は楽しめなくてもずっとジャージ感覚で着ていられるようなライトな着心地のレザーライダースに落ちついてしまったという感じです。
逆にレザーバッグの場合はレザーブランド一択
先ほどはレザージャケットだけにフォーカスしましたが、バッグについては現在も愛用中のコーネリアンタウラスのようなレザーブランドのものを愛用しています。
一時期JULIUSのバックパックを使用している時代がありましたが、そっこうで破れた経験があります。しかも破れ方がまるでダンボール紙のような破れ方。
購入して2週間ほどでしたので、不良品扱いで交換自体はしてもらえましたが、負担自体大きいのはバックパックというのもありますので、さすがに耐久性を求めたいところ。
あの破れ方を見てしまうとバッグについてはレザーブランドのほうがいいのではと思います。
ブーツについて
こちらはかなり判断が難しいところですが、どちらかといえばレザーブランドのほうがいいのではとおもっています。
現在ユリウスのブーツを着用6年目の記事をご紹介しましたが、やはり修理回数も圧倒的に多く、「強さ」という部分についてはやはりGUIDIなどには劣るのが正直なところ。
そもそも方向性が全く違うので比較するのも難しいのですが、ずっと長く着用ができてシンプルとなると、やはりポルタユやGUIDIのほうが圧倒的にロマンを感じます。
僕自身、GUIDIのブーツがあまりにファスナーが外れまくることから手放してしまいましたが、着用感やずっと履いていられると確信を得たのはGUIDI一択でした。
レッドウィングやチペワ、ウエスコだとアメリカンすぎてバイク乗りじゃないと合わない感はありますが、あのようなブーツもある意味一生物ですし、長期で見るとめちゃくちゃ安いですよね。
自分の足の形になるまで、かなりの時間を要しますが靴についてはユリウスやRickOwensの靴よりも、レザーブランド派だったりします。まあここはあくまで好みの問題ではありますがぜひご参考いただけたら幸いです。