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アラジンX2プラスの後継機?アラジンポカが自分に合うか検証してみた

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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去にさまざまなアラジンXに関する記事をご紹介してきました。

「天井に映すプロジェクター」として人気を集めた アラジンX2プラス(Aladdin X2 Plus)ですが、その流れを受けて最近登場したのが、バッテリー内蔵のポータブルモデル 「アラジンポカ(Aladdin Poca)」 です。

公式サイトを見ると「バッテリー内蔵」「Harman Kardonスピーカー搭載」「360°スタンド」と、完璧なポータブルシアターとなっています。

しかしながら、結論からいえば「完成度は高いとは思ったものの、自分には合わない」と思いました。

今回は以下の3点についてピックアップしました。

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アラジンポカの特徴とスペック

項目Aladdin PocaAladdin Poca Laser
明るさ450 ANSI ルーメン550 ANSI ルーメン
光源LED3色レーザー
解像度1920×1080(フルHD)同左
色域DCI-P3 90%BT.2020 110%
コントラスト比1500:13000:1
駆動時間映画 約2.5h/音楽 約6h同左
スピーカーHarman Kardon 6W×2(ドルビー対応)同左
OSAladdin OS(Netflix対応)同左
重量約1.31kg約1.32kg
推奨投影サイズ60〜120インチ同左

アラジンポカ(Aladdin Poca)は、バッテリー内蔵・持ち運び可能なオールインワンプロジェクターとなっており、どちらといえば「家で見ることもできるけど、持ち運び前提のプロジェクター」です。

競合他社製品でいえばAnkerのNebula Capsule 3シリーズになりますでしょうか。

約1.3kgと軽量で、電源なしでも映画が約2.5時間再生でき、スピーカーはオーディオブランド Harman Kardon(ハーマンカードン) 製。6W×2のステレオ構成で、音に奥行きがあります。

360°回転スタンドにより、壁にも天井にも、床にも自在に投影できるのも特徴。

どんな人に向いているのか

①家族や恋人と映画を楽しみたい人

プロジェクターとスピーカー、ライトが一体化しているので、特別な機材を用意しなくてもリビングや寝室を小さな映画館に変えられるのはでかい。

Harman Kardonのスピーカーは音の広がりが良く、セリフも音楽もクリアに再生できます。音と光が空間を包みこむ感覚は、まさに「共有する体験」をすることが多い人向け。

②ベランダやキャンプなど、屋外でも映画を見たい人

内蔵バッテリーで電源なしでも映画を約2.5時間再生可能。明るさは450〜550ANSIルーメンで、夜の屋外や暗めのテント内なら十分な明るさが確保できます。

ただし、所詮450-550なので昼間はほぼ見えないのが欠点。完全に「暗い部屋用」or「夜用」です。

電源なしの場合、2.5時間までなのでゴッドファーザーや国宝のような3時間レベルの映画は途中で終わってしまうのも欠点。

③popIn Aladdinに憧れていたけど、天井設置が難しかった人

賃貸やワンルームで「工事ができない」「天井が低い」という理由で従来のAladdinシリーズを諦めていた人にとって、Pocaなら、壁に立てかけるだけで似たような体験が得られます。

とはいえ、既存のアラジンマルカでも対応できますが「天井に流して寝落ちしたい」という人にはいいかもしれません。

僕が「要らない」と思った理由

①友人と集まって映画を見る習慣がない

アラジンポカは持ち運び前提の製品です。

かつては気の知れた親友・友達と映画やライブ映像を観ながら夜更かしすることもありましたが、それぞれ結婚や子育てなどライフスタイルが変わっていき、誰かの家に集まること自体ほとんどなくなってしまいました。

つまり「みんなで観る」という場が、悲しいことに自分の生活にはなく、この製品が持つ“共有のための価値”を自分には全く活かせないということで無しとなりました。

②一人で観るならARグラスで十分

観点Aladdin PocaARグラス(例:XREAL Air 2、Rokid Max など)
没入感壁・天井など「空間に映像を広げる」没入自分の視界の中に「仮想スクリーン」が浮かぶ没入
プライベート性家族・友人と共有する体験完全に自分だけの体験(1人用)
設置机・ベッドサイド・床などに置く顔に装着(場所不要)
明るさ環境暗いほど映える周囲が多少明るくても視認可
音体験Harman Kardon 6 W × 2 スピーカー搭載イヤホン併用が基本(静音向き)
価格帯約 7 〜 10 万円前後約 4 〜 9 万円前後
向いているタイプ映像を“部屋の空間で共有”したい人“他人に見られず自分の世界で完結”したい人

年間150本前後映画を見る僕ですが、全部一人で見る孤独な人間です。

だったら、わざわざ壁や天井に映さなくても、目の前で完結するARグラスのほうが快適です。

最近はXREAL AirやApple Vision Proのように、「視界内にだけ没入空間を作るデバイス」が出てきました。
明るい昼間でも使えるし、設置もゼロ。一人用の没入体験なら、そちらのほうが合理的です。

ひろゆきさんやほりえもんも大絶賛されていたのが印象的です。

③設置や調整に“気力”を使いたくない

プロジェクターは、「置くだけ」と言いつつ、現実はピント合わせや角度調整、明るさ設定など、少しずつ「準備の時間」がかかるのは否めません。

その点、ARグラスやVRグラスであれば全くもって設定不要なのですぐに使えるのが最高ですね。

上記のことから「外にも持ち運ぶし、恋人や友達とシェアをしたい」という陽キャの人におすすめ。一方で僕のようにインドアで引きこもりのインキャタイプにはXREALやアップルビジョンプロを使って独り占めがおすすめという結論に至りました。

まとめ

いかがでしたか?

アラジンポカはとてもよくできた製品ですが、空間を“共有する”より、“閉じて没入する”タイプである自分の性格上「なし」という結論にいたりました。

  • 誰かと一緒に映像を楽しみたい
  • 部屋を映画館のようにしたい

という場合はアラジンポカは満足できるとおもいますが、僕のように「1人の時間を深く楽しみたい」という非モテのインキャタイプの人は、ARグラスやヘッドマウントディスプレイの方が幸せになれると思いました。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去にさまざまなアラジンXに関する記事をご紹介しておりますので併せてご覧ください!

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