【コラム】美容もファッションもどこまで必要?日本の過剰なルッキズムについて考えてみた
こんにちは。Nagiです。
全く興味すらもないのに、Youtubeの広告が脱毛や整形関連まみれ。多分これは海外一人旅を多く経験したことがある人なら分かると思いますが、完全に日本と韓国だけ過剰だと思う今日この頃。
先日読者でもある友人から「ルッキズムについて思うことはあるか」とお題を頂いたので、普段なかなか考えたことなかったのですが自分なりにかみ砕いて記事にしてみます。
結論:見た目は大事。ただし人生の中心にするほどではない

ルッキズムとは、外見によって人を評価したり、扱いを変えたりする考え方のことです。(実は今年の6月くらいにこの言葉の意味を知りました・・・。)
もちろん、見た目が人生に一切影響しないというのは綺麗事です。人が何を言っているかよりも視覚効果のほうが強いということは分かっていますし、就職活動でも恋愛でも第一印象はとても大事です。
不潔な人より清潔感のある人のほうが好印象なのは自然なことです。筆者も髪型や服装にはかなり気を遣ってきました。ただし、清潔感を整えることと、顔や身体を際限なく「修正」し続けることは別です。
ますます過剰していく美容医療
調べて見ると国民生活センターが2026年7月31日に更新した情報によると、美容医療サービスに関する消費生活相談は2024年度に10,744件、2025年度にも7,944件寄せられています。
参考元:美容医療サービス(国民生活センター/2026年7月31日更新)
厚生労働省も「絶対に安全」「必ず綺麗になる」といった表現や、加工・修正した術前術後の写真などを違法な広告の例として挙げています。美容医療は買い物ではなく医療なので、勢いで契約するものではないということなのでしょう。
などと参考文献を用いて偉そうに書きながら、筆者はアートメイクを3年前に施術しています。
その他美容にもクソほど金をかけている筆者
16万円のドライヤーであるレプロナイザー107DやReFaのストレートアイロンも所有していますし、最近は6,600円の石鹸と1万円を超える化粧水まで買いました。
以前の自分なら「このくらいは最低限」と言っていた気がしますが、レプロナイザー107Dを最低限扱いする時点で、完全に金銭感覚がおかしくなっています。どう考えても筆者も過剰傾向があります。
美容によって気分が良くなったり、毎朝の準備が楽になったりするなら価値はあります。
しかし、新しい欠点を探すために鏡を見るようになったら、一度立ち止まったほうがいい。今はそれくらいの距離感がちょうどいいと思っています。
ひろゆきさん、マナブさん、トーマスさんから受けた影響がデカい
もちろん見た目は良いに越したことはないのですが、自分の人生のロールモデルともなっている、
- ひろゆきさん
- manablogのマナブさん
- ガジェマガのトーマスさん
この3人を見ていても全身整形していませんし、ひろゆきさん以外は脱毛をしているだけです。
- マナブさんの脱毛記事(【体験談】ヒゲ脱毛に1年ほど通った結果(manablog)
- トーマスさんの脱毛記事【医療脱毛】男が全身脱毛を5回受けた感想、毛の減り具合(ガジェマガ)
彼らに共通しているのが本当に必要最低限。
ガチでメスをいれたり筆者のようにアートメイクまで手を出したりするのは「若干過剰なのでは?」と思う次第ではあります。
3人ともアンチエイジングなんて言葉と完全にかけ離れているし、繰り返しますが自分も若干過剰だった気がしています。反省。
ファッションについて
こちらも同じく。筆者の周りの友人などもファッションを気にしすぎかなというのはかなりあります。
実際先ほど挙げた3方は、「ほぼ全員ユニクロだったりノーブランド製を何年も同じ服をひたすら着まわしているだけ」です。
ひろゆきさん

マナブさん

トーマスさん

彼らに共通しているのは私服がほぼ全員無地だったりシンプルなものばかり。動きづらい服はないし、靴はほぼみんなスニーカーやサンダルなど軽装です。
そしてひろゆきさんは2026年に、撥水・防汚・シワになりにくいことを特徴とする「NOTO SNOW」のシャツにも関わっていますが、彼らは基本的にシャツやジャケットを着ることもなくとにかくラフなのが特徴。
だからこそ、ここ最近は自分も一切履いてこなかったハーフパンツを履いていたりもします。とにかく涼しくてお気に入り。

こういう本当に成功した彼らを見ていると誰も自分のルックスについて本気で頑張ろうとしている人はいないような。
なんだか筆者の場合は、これも強みだったり特徴なのかもしれませんがたっかい服ばかり買っては着て手放してを繰り返していて彼らとは真逆のファッションスタイルになってしまっています。
ジュエリーについても同じく
彼らはアクセサリーも0。筆者は「クロムハーツ!!クロムハーツ!!!」と言いまくっていましたが、もはや彼らの場合、筆者と違ってアクセサリーすらつけていないという。
高級ブランドやジュエリーが悪いわけではありません。デザインが好きで、身につけると気分が上がり、長く大切に使えるなら最高の買い物だと思います。筆者も今後また欲しくなる可能性は普通にあります。
ただ、
- これを持っていないと自分が弱く見える
- 周りより安い服だと思われたくない
という理由が中心になると、ファッションではなく不安にお金を払うことになります。次の商品を買っても、その不安はまた別の形で出てくるので終わりません。
この3人にとにかく影響を受けまくった自分からすると、やはり日本や韓国のルッキズムは間違いなく過剰すぎるとも言えます。
海外では誰も人の見た目なんか気にしていない件

先ほども軽く触れましたが、海外に行けば行くほど自分の見た目なんか誰も気にしていません。
何ならスペインに行ってビックリしたのが女性で下着すらつけていない方が9割いらっしゃいます。
- 前髪作るか流すか悩む→全員流す
- 服→全員無地
- 時計→ロレックスとか全員つけてない。8割アップルウォッチ
- カバン→高級バッグなど誰も持ってない。ほぼみんなバックパック
- 靴→全員スニーカー。特にエアフォース1多め。
- 髪色→ほぼ全員ハイライト
- タトゥー→むしろ入れてない人の方が少ない
など日本人あるあるかもしれませんが一切ありません。全員前髪は流しているし作っているのは日本人だけです。
美容に力をいれるのは自己満足としてありかもしれませんが、少なくとも筆者の経験上「ルッキズム」にとらわれているのは日本人と韓国人だけだと思いました。
冒頭にも書きましたが、「ルッキズム」なんて言葉も最近になって知った筆者。もっともっと幅広い世界を見ることで、とてもくだらない価値観であることが分かってきます。
(全然関係ないですが、最近ようやくドパガキという言葉の意味を知りました。完全に老害です)
SNSは他人の顔と自分の顔を比較し続ける装置になった
現在のルッキズムを考えるうえで、SNSと広告の影響は避けられません。
2025年に学術誌『Body Image』へ掲載されたシステマティックレビュー・メタ分析では、83件の研究、計55,440人分のデータが検討され、SNS上で他人と比較する傾向が強いほど、身体イメージへの懸念や摂食障害症状が強く、肯定的な身体イメージは低いという関連が報告されています。
参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39721448/
大事なのは、SNSを使った時間だけで全てが決まるという単純な話ではなく、「誰のどんな画像を見て、自分とどう比較するか」が影響するという点です。
昔もテレビや雑誌には格好良い人や綺麗な人が出ていました。しかし今は、加工された顔や身体を朝から晩までスマートフォンで見続けられます。さらに、その直後には「ここを直せばあなたも近づける」という美容広告まで表示されます。
欠点を見つけてから商品を売るのではなく、商品を売るために欠点を意識させられている可能性もあります。そう考えると、鏡の中の自分を全部真に受ける必要も、広告が提示する正解に付き合い続ける必要もありません。
筆者が考える最低限の清潔感
では、結局どこまでやればいいのか。筆者の場合は、
- 髪とヒゲを整える
- 歯を磨く
- 身体や服のニオイに気をつける
- 汚れていない服と靴を身につける
このくらいで十分だと思っています。そのうえで、自分が好きなら髪を染めても、アートメイクをしても、高い服を着ても、整形をしてもいい。
ただし、美容医療については流行や広告の勢いだけで決めず、施術内容、費用、リスクや副作用、他の選択肢まで確認する。できればその場で契約せず、一度帰って考える。それは自分の外見を否定することではなく、自分の身体を雑に扱わないために必要なことです。
そして、美容にお金をかける前に「睡眠、食事、運動を整えるほうが先ではないか」と思っています。
筆者の場合、月に300kmほどランニングしている一方で、野菜・魚・果物をほとんど食べていない筆者が言うなという話ですが、「1万円を超える化粧水を追加する前に、まずスーパーで果物を買ったほうがいい」とこの記事を書きながら本気でそう思いました。
まとめ

いかがでしたか?
本日は先日読者でもある友人から「ルッキズムについて思うことはあるか」とお題を頂いたので、記事にしてみました。
改めて自分は好きな人たちや、海外一人旅で得た経験から影響を受けて今の自分がいることを実感しています。良い意味でも悪い意味でもかなり影響を受けやすいかもしれません。
見た目は大事です。清潔感があったほうが人間関係は円滑になりやすいでしょうし、美容やファッションによって自信がつくこともあります。
整形や脱毛を選ぶことも、その人が十分に考えて決めたのであれば他人が否定するものではありません。
ただし、美容は義務ではありません。
- 一重まぶただろうが二重まぶただろうが、
- ブランド物を持っていようがユニクロを着ていようが
それだけで人間としての価値が決まるわけではありません。髪やヒゲを最低限整え、健康的に生活し、自分が好きな服を着て機嫌よく過ごせているなら、もうそれで十分です。
筆者もこれから美容家電や高い服を一切買わないとは言いません。多分また何か買います。
ただ、それが本当に自分の生活を良くするものなのか、それとも他人より良く見られたい不安から欲しくなっているだけなのかは、一度考えるようにしたいと思います。
ルッキズムという言葉に振り回されるより、自分の身体を健康に保ちながら、今の生活を楽しむ。そのくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
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