こんにちは。Nagiです。

これまでランニングでは今年の1月2日からASICSのGT-2000を履いており、GT-2000でフルマラソンを走ったときのタイムは4時間10分ほど。

4000円の靴からGT-2000にアップデートしたことでめちゃくちゃ安定感が高くなったことに感動し、実際にゴールタイムも伸ばせて優秀なランニングシューズだと思います。

ただ、フルマラソンを一度完走すると、次は4時間切り、その先は3時間30分切りを目指したくなってきました。

そうなると、今までのように「安定して完走できればいい」ではなく、もう少しスピードを出しやすいシューズが欲しくなります。

そこで今回購入したのが、adidasの「アディゼロ EVO SL WOVEN」です。

実際にアシックスの「GT-2000」から履き替えて走ってみたところ、想像していた以上に性格の違うシューズでした。一言で言えばチート。

この記事では、EVO SL WOVENのサイズ感や走りやすさ、GT-2000と比較して感じた違いなどを、マラソン4時間台の男がレビューします。

ASICSの安定系シューズを買うか、EVO SL WOVENを買うか迷っている方の参考になれば幸いです。

目次
  1. アディゼロ EVO SL WOVENを購入した理由
  2. EVO SL WOVENを実際に履いた第一印象
  3. GT-2000との一番大きな違いは反発力
  4. 反発が強い代わりに、GT-2000ほど安定しない
  5. EVO SL WOVENは不安定で走りにくいのか
  6. 価格はGT-2000より少し高いので躊躇するかも。普通に高い。
  7. GT-2000とEVO SL WOVENはどちらがおすすめ?
  8. まとめ:速く走りたくなった人にはEVO SL WOVENがおすすめ

アディゼロ EVO SL WOVENを購入した理由

今回EVO SL WOVENを購入した最大の理由は、シンプルにもっと速く走れるようになりたかったからです。

これまで履いていたアシックスの「GT-2000」はどうするの?

GT-2000のメリットは「とにかく安定」しています。多少フォームが崩れても足元を支えてくれるような安心感があり、フルマラソンでも大きなトラブルなく完走できました。

一方でランニングに少し慣れてくると、今の自分には初心者向けの安定性を重視しすぎているようにも感じ始めました。

これまではケガをせずに完走することが最優先でしたが、これからは少しでもペースを上げたい。安定感だけでなく、軽さや反発力も体験してみたいと思うようになりました。

2026年8月19日追記:久しぶりにGT-2000を履いたらストレスがえぐい

GT-2000が悪いというわけではないのですが、まじでアディゼロのような反発がなく「とにかく安定」の靴。ある意味、アディゼロがチート靴。

GT-2000が改めて普通すぎるランニングシューズであることを悟りました。

フルマラソンで2時間を切った選手もadidasだった

adidasを選んだ理由はかなり単純。2026年4月のロンドンマラソンで、サバスチャン・サウェ選手が1時間59分30秒を記録し、公式レースで初めてフルマラソンの2時間切りを達成しました。

そのときに着用していたのが、adidasの「Adizero Adios Pro Evo 3」です。

世界トップクラスの選手が履いているAdios Pro Evo 3と、今回購入したEVO SL WOVENは別のシューズですが、「とりあえずアディゼロを選んでおけば間違いないだろう」という単純思考で購入。

自分とサウェ選手では走力にも天と地ほどの差がありますが、世界で初めて公式に2時間の壁を破った選手がadidasを履いているのであれば失敗はないはず。

通常版ではなくWOVENを選んだ理由

EVO SLには通常版もありますが、今回はウーブンアッパーを採用したEVO SL WOVENを購入しました。

ただ、最初からWOVENに決めていたわけではありません。

  • 通常版のEVO SL
  • asics NOVABLAST6
  • GT-2000との違い

など普段の練習で使いやすいか、フルマラソン本番でも使えるかをChatGPTとひたすら壁打ちしました。

比較を繰り返した結果、これからスピードを上げていきたい自分には、フィット感とサポート性を意識したEVO SL WOVENが合いそうだと判断しました。

adidas公式では、多方向に伸縮するウーブンメッシュアッパーによって、必要な部分のサポートを強化したモデルと説明されています。

EVO SL WOVENを実際に履いた第一印象

いざ着用してみたところデザインが神。めちゃくちゃ可愛い。

最初に足を入れたときは、GT-2000と比べて横幅が少し細いと感じました。これまでASICSの比較的ゆったりした履き心地に慣れていたこともあり、adidasは思っていたよりタイトです。

ただ、足が痛くなるほど窮屈ではなく、むしろ走り始めると足がシューズの中で余計に動かずしっかりフィットしている感覚がありました。

サイズはアシックスのGT-2000と同じ26.0cmをピックアップ

最初試着したときは「思ったより狭い」と感じたので、26.5cmも履いてみましたが結果的には26.0cmでぴったりでした。

つま先が当たることもなく、かかとが浮くこともありません。横幅はGT-2000より細く感じるものの、サイズ自体を上げる必要はなかったです。

足の形には個人差がありますが、少なくとも自分の場合は普段ASICSで履いているサイズと同じで問題ありませんでした。

GT-2000との一番大きな違いは反発力

実際に走って最も驚いたのが、EVO SL WOVENの反発力です。

地面に足を着いたあと、シューズから押し返されるような感覚があり、確かに足が前へ進みやすくなりました。

GT-2000では、自分の脚を使って一歩ずつ着実に進んでいる感覚があります。

一方のEVO SL WOVENは、自分の脚だけでなく、シューズにも前へ運んでもらっているような感覚です。なんというか反発力?がえぐい。

同じくらいの力で走っているつもりでも、実際に少しペースが上がる

劇的に何分も速くなるわけではありませんが、「もっとスピードを出しやすいシューズが欲しい」という目的に対しては、かなり期待通りでした。

初めて走ったときは、GT-2000とランニングシューズの性能がここまで違うのかと驚きました。

反発が強い代わりに、GT-2000ほど安定しない

反発力には満足していますが、GT-2000と比べると足元の安定感は落ちます。

実際に走りながら、「安定性と反発力は反比例するのでは」と思いました。多分この感覚は合っているような気がします。

厳密には、反発力が強ければ必ず不安定になるわけではないらしいのですが、GT-2000とEVO SL WOVENを比較すると以下の通り。

  • 安定性を重視したasics GT-2000。その代わりやや反発はないかも。
  • 前へ進む感覚を重視したAdidas EVO SL WOVEN。その代わり場合によっては不安定。

という感じで明らかに履き心地が異なるように思いました。

GT-2000は地面に足を置いたときの接地感が広く、着地が多少乱れても支えてくれるような安心感があります。

現行のGT-2000も接地面を広く取ったソール形状によって、ねじれや足の内側への倒れ込みを抑える設計です。

全くもって違うランニングシューズだと思っていい

asicsに比べると、EVO SL WOVENは着地した瞬間に少しグラつきやすく、足元の自由度が高い印象を受けました。悪く言えば「めちゃくちゃ不安定」と言ってもいいかも。

自分は転びそうになるほどではありませんでしたが、GT-2000の安定感に慣れている人が初めて履くと一瞬バランスを崩しそうに感じる可能性はあります。

特にランニングを始めたばかりで、まだ着地やフォームが安定していない方は最初から長距離を走るのではなく、短い距離から慣らしたほうがよさそうです。

EVO SL WOVENは不安定で走りにくいのか

安定感が低いと書くと、EVO SL WOVENが走りにくいシューズのように聞こえるかもしれません。

しかし、実際にはかなり走りやすく、GT-2000ほど足元を支えてくれる感覚がないだけで走り始めると軽快に足を運べます。

横幅が少し細いことも走っているときにはフィット感につながっており、シューズの中で足が左右に動く感覚もありませんでした。

安定感を最優先したGT-2000から履き替えたため、最初は違いを大きく感じましたが、EVO SL WOVEN単体で考えれば決して扱いにくいシューズではないと思います。

むしろ、足が前へ進む感覚が気持ちよく、自然ともう少し走りたくなりような感じというほうが分かりやすいかも。

価格はGT-2000より少し高いので躊躇するかも。普通に高い。

EVO SL WOVENの価格は19,800円に対し、asicsのGT-2000 14は通常価格16,500円なので、定価で比較するとEVO SL WOVENのほうが3,300円高くなります。

約2万円のランニングシューズと考えると、自分も購入前は少し迷いました。

ただ、海外ブランドだから高いというよりも、軽さや反発力を重視したモデルとして価格が設定されているのだと思います。GT-2000も海外で製造されているため、生産国だけで価格差を説明するのは難しそうです。

実際に履いてみると、GT-2000とは明らかに違う走り心地を体験できました。安定して走るためのGT-2000と、スピードを出しやすくするEVO SL WOVENでは、そもそも役割が違います。

すでにGT-2000を持っている人が、練習内容に合わせて使い分けるための2足目として購入するなら、価格差にも納得しやすいと思います。

フルマラソンが楽しみで仕方がない

まだEVO SL WOVENでフルマラソンを完走したわけではありませんが、現時点では本番でも十分使えそうだと感じています。

足が前へ進みやすく、GT-2000よりもペースを上げやすいため、今後のロング走がますます楽しみになりました。

特に自分のように、フルマラソンを4時間前後で走っており、次はサブ4やサブ3.5を目指したい人には、選択肢に入れやすいシューズだと思います。

GT-2000とEVO SL WOVENはどちらがおすすめ?

GT-2000とEVO SL WOVENは、どちらが上というより、求めるものによって選ぶべきシューズが変わります。

比較項目GT-2000EVO SL WOVEN
安定感非常に高いGT-2000より低い
反発力比較的穏やか強く感じる
スピードの出しやすさ自分の脚で進む感覚足を前へ運んでもらえる感覚
横幅比較的ゆったりやや細く感じる
初心者へのおすすめ度非常に高い短い距離から慣らしたい
向いている用途ジョギング、距離走、初マラソンペース走、テンポ走、レース
価格15000円台〜1万円の間くらい19,800円

ランニングを始めたばかりで、まずはケガを避けながら距離を伸ばしたい方には、GT-2000がおすすめです。

着地が安定しており、とにかく安心して走れます。良い意味で初心者に心からおすすめできるシューズです。

自分もGT-2000があったからこそ人生2回目のフルマラソンを4時間10分で完走できました。(1回目はスウェット+4000円のシューズで完走しましたが・・・!)

一方で、ある程度走ることに慣れ、もっとペースを上げたくなってきた方には、EVO SL WOVENがおすすめです。

GT-2000にも反発力はありますが、EVO SL WOVENと比べると相当弱め。自分は久しぶりに着用したらストレスしかなかったため売りました。

中級者以上だからGT-2000では走れないということではありませんが、筆者のようにスピード練習では物足りなさを感じる可能性があります。

疲労が溜まっている日のジョギングや、ゆっくり長く走る日はGT-2000。ペースを上げたい日や、気持ちよくスピードを出したい日はEVO SL WOVENという感じで使い分けるのが、現時点では一番よさそうです。

EVO SL WOVENがおすすめな人

まとめると、実際に履いてみてEVO SL WOVENは次のような方に向いていると感じました。

  • 安定系のランニングシューズからステップアップしたい人
  • サブ4やサブ3.5を目指している人
  • シューズの反発を使ってペースを上げたい人
  • ジョギングだけでなくペース走にも取り組みたい人
  • GT-2000とは性格の違う2足目を探している人
  • カーボン入りの本格的なレースシューズにはまだ抵抗がある人

反対に、着地がまだ安定していない方や、足首のグラつきが気になる方、何よりも安心感を優先したい方には、GT-2000のほうが合う可能性があります。

個人的に「2足目」として買うことがめちゃくちゃおすすめかもしれません。

まとめ:速く走りたくなった人にはEVO SL WOVENがおすすめ

EVO SL WOVENを実際に履いてみて、GT-2000とはまったく違う楽しさを感じました。

最大の魅力は、やはり反発力(+良い意味で不安定さ)です。

地面を蹴るたびに足を押し返してくれるような感覚があり、自然と足が前へ進みます。実際にペースも少し上がり、これから練習を続けるのがさらに楽しみになりました。

一方で、安定感についてはGT-2000のほうが明らかに上です。

初めてランニングシューズを購入する方や、まずは安全にフルマラソンを完走したい方には、今でもGT-2000をおすすめします。

しかし、GT-2000を履いて走ることに慣れ、

  • 「そろそろもっとスピードを出したい」
  • 「今までとは違う走り心地を体験したい」

と感じ始めた方には、EVO SL WOVENは良い選択肢になりそうです。

自分にとってGT-2000は、フルマラソンを完走させてくれた安心できる1足で、adidas EVO SL WOVENはこれからタイムを縮めるために一緒に走っていきたい一足です。

まだ履き始めたばかりなので、今後は10kmのペース走や20km以上のロング走でも使用し、フルマラソン本番で使えるかを詳しく検証していきたいと思います。おすすめ!