【レビュー】NOVABLAST 6は本当に弾む?asics GT-2000・ADIZERO EVO SLと比較して走ってみた【17000円】
こんにちは。Nagiです。
ついこの前2万円する「ADIZERO EVO SL」を買ったばかりなのに、どうしても我慢ができなくなってASICSの「NOVABLAST 6」を買ってしまいました。まじでやばい。
今年の1月にasics GT-2000 14を購入し、その後今月adidasのADIZERO EVO SL WOVENを購入。ガチでランニングシューズ買い物依存症。
今回はasicsの新作「NOVABLAST 6」を購入して、10kmを2回走ってみたので早速レビューしていきます。
いきなり結論からお伝えすると、「とりあえずフルマラソン完走をしたい初心者~中級者(中には上級者も)は買いでOK。EVO SLほど強烈に反発するわけではないけど、GT-2000と比べると明らかに弾むし、思っていたより安定していてゆっくり走っても使いやすい。ただしフル本番はEVO SLかな」という印象でした。
- GT-2000からの乗り換えを考えている人
- サブ4あたりを目標に少し反発のあるシューズが欲しくなってきた人
上記に当てはまる方はぜひご参考ください。
今回の記事ではasics GT-2000 14とadidas EVO SL WOVENを実際に履いてきた立場から、asics NOVABLAST 6がどう違うのかぶっちゃけレビューしていきます。
GT-2000に不満はなかったけど「EVO SL」を履いて感覚が変わった

もともと今年の8月頭まで普段のランニング+フルマラソン本番もasicsのGT-2000 14を使っていました。
安定感については今でもかなり優秀なシューズだと思っています。過去のレビュー記事はこちらをご覧ください。
長い距離を走ってフォームが多少崩れても足元がグラつきにくく、何より安心して走れるし、GT-2000しか履いていなかった頃は特に不満もありませんでした。
ところがADIZERO EVO SL WOVENを買ってから状況が変わる
初めてアディダスのADIZERO EVO SLを履いたときに驚いたのが反発の強さです。「まじで今までなんだったん?」というのが第一印象でした。
adizeroのEVO SLだと地面に着地すると、自分で100%脚を動かしているというより、シューズ側からも次の一歩を手伝ってもらっている感じがあります。第一印象として「こんなんチートやん」と思ったくらいです。
そのあと久しぶりにGT-2000で走ったところ、これまで一切気にならなかった部分が急に気になるようになりました。
- 軽いのに反発がかなり物足りなく感じてしまう
- とにかくすべてがストレス。
- 足の感覚が贅沢になっているような感じ
GT-2000の性能が落ちたわけではないのに、完全に「自分の感覚がおかしくなっていた」といえば分かりやすいかもしれません。
一度高反発シューズの感覚を知ってしまうと、GT-2000では着地したあとに自分で脚を持ち上げ、自分で次の一歩を作っている感じが強くなりました。
EVO SL WOVENがあるのになぜNOVABLAST6を買った?月2足も買うとかまじ?
EVO SL WOVENはかなり気に入っているものの、練習だとどうしてもハイペースになってしまい疲れてしまうので毎回ガチで走るようなシューズも求めていませんでした。
そこで欲しくなったのが、「GT-2000よりしっかり弾むけれど、EVO SLより少し落ち着いて走れるシューズ」です。調べていくとNOVABLAST 6がちょうど良さそうだったので購入してみたという感じ。いや繰り返すけどまじで買い物依存症。
初めて走ったときは、想像していたより柔らかかった

文章をダラダラ書くよりも箇条書きでまとめると、
- GT-2000やEVO SL WOVENより柔らかい
- ただ、単純にフカフカしているだけではない
- 着地した瞬間に一度沈み込んで、そのあとちゃんと戻ってくる感じ
EVO SLの場合は地面を踏むと強めに押し返してくる感覚があり、筆者の中では「グッ、バンッ!」と爆発力がある感じです。
NOVABLAST 6の場合
EVO SLとは異なっては少し穏やかで、「フワッと沈んでポンと返る」という感覚に近いです。
しかも、これだけ柔らかいのに思っていたより足元が安定します。GT-2000ほどガッチリ固定されている感覚はありませんが、EVO SL WOVENよりは落ち着いています。
初めて走った1kmくらいで、「GT-2000よりも大きく変化はないかもしれないけど、確かに違う。柔らかいし、思ったより安定するし、めっちゃ足出るな」と思いました。
以下のようにトランポリンのようにポンポン跳ねるというのはかなりわかりやすい表現。
NOVABLAST 6ではFF BLAST MAXに加えて、前足部に「FF TURBO SQUARED」というのが採用されているらしい。

スペックだけ読んでいたときはそこまでピンと来ませんでしたが、実際に走ると「柔らかく受け止めて、そのまま次の一歩につなげる」という狙いはかなり分かりやすいかもしれません。
一番好きなのは「足が止まらない」ところ

20km走った時点で、NOVABLAST 6の一番好きなところを聞かれたら「足が止まりにくいこと」と答えます。
これを言葉で説明するのが少し難しいのですが、着地してから次の一歩へ移るまでがとにかく自然です。ある意味adidasのEVO SLは「不自然」なほど足が移ります。
GT-2000では、着地したあとにもう一度自分で脚を持ち上げて次へ進む感覚があり、どうしても疲れてしまっていたのですが、NOVABLAST 6では着地した力がそのまま次の動作につながっているように感じます。同じメーカーなのに、はっきりと違う製品であることが分かります。
この動画はかなりわかりやすめ。
もちろん「履くだけで勝手に速く走れる」という話ではありませんが、脚を持ち上げるのも楽ですし、10kmの後半でもピッチが落ちにくいのはまじですごいと思いました。
EVO SL WOVENにも似た感覚がありますが、EVO SLの場合はもっと露骨にシューズから押してもらっている感じがある感じ、といえば分かりやすいも。
6:00/km~5:00/kmまで走ってみた

現時点では10kmを2回走り、その中でペースも変えながら試しています。ざっと感想は以下の通りでした。
- 6:00/kmくらい→柔らかいクッションを感じながら普通にジョギングできる感じ
- 5:30/kmくらい→ギアを上げても特に違和感なし。なんかスピードに応じて自動チューニングしてくれる感じ。ここがまじですごい。
- 5:00/kmくらい→全然問題なし。ちゃんと反発もしてくれる。
この幅広さがかなり気に入っていて「練習用」としては攻守ともにまじで最強な印象。
EVO SL WOVENもゆっくり走れますが、自分の場合はペースを上げたときの方が圧倒的に気持ちいいです。反発が強くて軽いので、気づけばどんどん速くなっていることがあります。
NOVABLAST 6は逆に、6:00/kmでも普通に気持ちいい。そして途中で調子が良くなって5:00/kmまで上げても、そのまま対応してくれるのはさすがの一言でした。
何も予定がない日に「とりあえず10km走ろう」と思ったら、今後はNOVABLAST 6を履くことが一番多くなりそうです。
asics GT-2000からの乗り換えは個人的には大正解

asics GT-2000は「超初心者向けの安定性を重視したモデル」なので、足元のサポートを最優先したい人ならGT-2000を選ぶ意味があります。
そのため、「NOVABLAST 6はGT-2000の完全上位互換です」と全員に言うつもりはありませんが、少なくとも今の僕にとってはGT-2000の完全上位互換に感じています。
3足を実際に履いて感じた違いをまとめると、こんな感じです。
| 比較 | GT-2000 14 | NOVABLAST 6 | EVO SL WOVEN |
|---|---|---|---|
| 反発 | 60点 | 80点 | 95点 |
| 安定感 | かなり高い | 程よく高い | 3足では低め |
| 柔らかさ | 普通 | 一番柔らかく感じる | 柔らかい |
| ゆっくり走る | かなり楽 | かなり楽+弾む | 普通に使える |
| ペースを上げる | 少し物足りない | 十分いける | 一番気持ちいい |
| 今の自分との相性 | 少し物足りない | 一番使いやすい | 本気で走る日は最高 |
GT-2000を履いていて、
- 安定感は好きだけど、最近ちょっと反発が物足りない
- GT-2000の上位互換が欲しい
と感じているなら、一度NOVABLAST 6を試してみる価値はかなりあると思います。
前作NOVABLAST 5と6で迷っている人はとりあえず最新作がおすすめ
NOVABLAST 5が安くなっているので、5と6で悩んでいる人も多いと思います。
筆者は前作を履いたことがないため、はっきりとしたレビューは書けませんが、NOVABLAST 6では「FF BLAST MAX」をベースにしながら前足部に「FF TURBO SQUARED」が追加され、さらに前足部にはASICSGRIPも採用されています。
つまりよく分からんけど「5より6のほうがアップデートされたし速く走れるかも」ということです。
NOVABLAST 5をすでに持っていて不満がない人が急いで買い替える必要があるかは正直分かりませんが、今から初めてNOVABLASTを買うのであれば、自分なら6を選びます。
数千円程度の価格差なら、これから何百kmも走ることを考えるとそこまで大きな差ではありません。
買ったあとに「やっぱり6にしておけばよかった」と思う方が嫌なので、筆者なら新しい方を選びます。
EVO SL WOVENと悩んでいるなら「かなり性格が違う」ので注意
大体同じ価格帯の17000円~2万円レンジのNOVABLAST 6とEVO SL WOVENのどちらを買うか悩んでいる人もいると思うのでざっくり比較するとこんな感じです。
| 比較 | NOVABLAST 6 | EVO SL WOVEN |
|---|---|---|
| 反発 | かなり弾む | さらに強い |
| 柔らかさ | かなり柔らかい | 柔らかい |
| 安定感 | やや高い | 少し不安定 |
| ゆっくりジョグ | かなり使いやすい | 普通に使える |
| 5:00/km前後 | 十分気持ちいい | かなり気持ちいい |
| ペースを上げたとき | 自然についてくる | どんどん上げたくなる |
| 普段使い | NOVABLAST 6一択 | 悪くないけど疲れることあるかも? |
| タイムを狙う日 | ○ | EVO SL WOVEN |
| フルマラソン本番 | 十分使える | 自分ならEVO SL |
| 一言でいうなら | 楽で万能 | 速く走りたくなる |
一言でいえば、
- フルマラソン本番→EVO SL一択
- 普通の10kmラン→NOVABLAST 6一択
かな、と。6:00/kmで流したい日はそのままゆっくり走れるし、途中で調子が良くなったら5:00/kmくらいまで上げても普通についてきます。
なので、1足だけで普段のランニングを全部こなすならNOVABLAST 6。タイムを少しでも狙いたいならEVO SL WOVENというのが今の自分の結論です。
意外と気づいたのですが、本番で履きたい靴と、普段一番履きたい靴は同じとは限らない。というのが両方買ってみて感じたところでした。
結局1足だけ買うならどれ?
- GT-2000 14
- NOVABLAST 6
- EVO SL WOVEN
の3足を使ったうえで1足だけ残せと言われると、これはかなり悩むかも。
タイムを優先するならEVO SL WOVEN一択であの反発はやっぱり強いけど、「明日から1足だけで毎日走ってください」と言われたらNOVABLAST 6を選ぶしかなり難しい。
ゆっくり走れるし、5:00/kmまで上げても普通に使えるだけでなく、それなりに安定していて、反発も十分あります。これらのことから結局GT-2000はメルカリ行きになりました。
まとめ|GT-2000から乗り換えて正解

いかがでしたでしょうか。NOVABLAST 6を購入して20kmほど走りましたが、現時点では買ってまぁ正解だったと思っています。
たかが靴だけでここまで変わるのか、と驚きの8月。なんならフルマラソン第1回目なんて4000円の靴で走っているくらい自分はアホです。しかも当時はユニクロのスウェットで走るという。
ここまでウェアやシューズをそろえて課金をすることで、後戻りができないくらい自分を追い込むことができます。
EVO SLほどのチート感はありませんが、とりあえず2足持ちとしてはベストなタッグなのではないでしょうか。全ランナーにこの2足持ちがおすすめです。
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