【読書レビュー】ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」を読んだ感想【結論:長期的に見る】
こんにちは。Nagiです。
毎月3-4冊は本を読んでいるのですが、なかなかアウトプットをする機会もないので本日は久しぶりに読書レビューをさせていただきます。
今Audibleで話題にもなっているウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」を読み終わったので感想をご紹介します。
まず感想の結論からお伝えすると「特に目新しいことはないけど、何事も長期的に見てみようかな」ということです。
今回の記事では以下の3点について執筆しました。
- お金でお金を稼ぐ。お金に働かせる
- デイトレは結局退場する。一生売らないレベルにホールドする
- いくらお金があろうと無駄なものはケチっていく
それでは上から順に解説していきます。
お金でお金を稼ぐ。お金に働かせる

この本を読んで最初に強く残ったのは、バフェットは「たくさん働いて稼ぐ人」というより、稼いだお金をどう動かすかを徹底して考えている人だということでした。
多くの人は、収入が増えると生活水準も一緒に上げるがバフェットは違う
筆者自身も経験があるのですが、少しでも余裕が出ると、
- 家賃を上げる
- 車を買う
- 外食が増える
- 固定費が膨らむ
- 人によってはキャバクラや風俗に行く
などそれ自体が悪いわけではないのですが、入ってきたお金を毎回きれいに使い切る癖がつくと、いつまでも「自分が働かないと回らない状態」から抜けにくいです。
バフェットの考え方は、「いくらお金があろうと、決して裕福な生活」をしようとせずに時間を大事に淡々と積み上げているだけでした。
バフェットの場合は無限に金があろうが同じ家に住み続けるひろゆき思考
ウォーレン・バフェット1958年に約3万ドル(約1100万円)で購入したネブラスカ州オマハの質素な一軒家に60年以上住み続けています。
しかも、その家は価格通り「富豪らしい豪邸」というより、むしろ堅実さを感じる選択です。
寝室5部屋、浴室2.5室で現在の評価額は約140万ドル(約2億円)ですが、彼は「この家が人生で3番目に良かった投資」と語られているそう。
このエピソードを読むと、バフェットにとって家は単なる見栄ではなく、生活の拠点として本当に必要かどうかで判断する対象だったことがわかります。
デイトレは結局退場する。一生売らないレベルにホールドする

この本を読んでいて、改めて短期売買の危うさも感じました。
SNSを見ていると、「この銘柄で一気に勝った」「数日で何十万円増えた」みたいな話は目につきます。
しかし、そういう話はどうしても派手なので広まりやすいだけで、長く勝ち続けているかどうかは別問題です。
バフェットのスタンスはかなり地味
- よくわからないものには手を出さない。
- 納得できる企業を買う。
- 基本的に一生利確しないくらいのスタンスで長く握る
この「地味さ」が強いんだと思いました。
短期売買は、売買回数が増えるぶん判断回数も増えます。判断回数が増えると、欲も不安も入りやすくなる。
上がればもっと欲しくなるし、下がれば怖くなります。その繰り返しで、気づいたら自分のルールより感情のほうが強くなっています。
たぶん、退場する人が多いのはここなんだと思います。めちゃくちゃトレードを勉強していた尊敬している先輩でさえ、最終着地がトントン(むしろマイナスくらい)になっていたので改めてトレードの難しさを実感します。
「今日どう動くか」ではなく「10年後も必要か」で見る
バフェット的な見方に寄せるなら、気にするべきなのは今日の値動きではなく、その企業や資産が長い時間の中で価値を持ち続けるかどうかです。
今日上がるか、明日下がるかと短期ばかり見ていると、どうしても目線が近くなります。
しかし、
- 10年後にも必要とされているか
- 今後も利益を出し続けられそうか
- 自分はこの会社を理解できているか
このあたりで考えると、そもそも選ぶ対象・銘柄がかなり変わってきます。
投資だけの話ではなく、仕事にも通ずる
仕事でも発信でも同じで、短期の数字ばかり追うとだんだん苦しくなります。
- 今日伸びたか
- 今月増えたか
- すぐ結果が出るか
もちろん数字は大事ですが、それだけで判断していると、続けること自体がしんどくなってしまいます。
それより、「この積み上げは1年後に効くか」「5年後の自分を助けるか」で見たほうが、行動はぶれにくいので、この点改めて自分のマインドへの刺激にもなりました。
いくら長期的に良いことが大事だと分かっていても、どうしても人間の欲はつきずに短期ばかり見てしまうのも事実。短期がどうであろうとどっしりと構えていきたいものですね。
待てる人が強い
読みながら思ったのは、バフェットの強さは分析力だけではなく、待てることにもあるということです。
世の中には、判断力がないから負ける人より、待てなくて崩れる人のほうが多いはずです。
- 焦って動いて余計なことをする
- ルールを破る
- 最終自分で傷を広げる
だからこそ、「一生売らないくらいのつもりで買う」という感覚はかなり大事だと思いました。
実際に一生持つかどうかは別として、それくらい腹落ちしていないものに大きなお金を入れない。
この考え方だけでも、かなり無駄な失敗は減るはずです。
いくらお金があろうと、無駄なものは買わない

この本を読んでいて面白かったのは、バフェットが単純な「金持ちの成功談」として消費されるタイプではないことです。
資産規模だけ見れば、「20兆円」ともう一般人には現実感がありません。
それでも生活レベルの話になると、意外なくらい堅実だし、そのへんの人たちと変わりません。必要なものにはお金を使うけれど、意味が薄い支出にはかなり冷静で、このバランス感覚が印象に残りました。もはや「ひろゆき」そのものだと思いました。
世間でイメージされるお金持ちは大抵この通り
- 豪邸
- 高級車
- ブランド品
- 贅沢な食事
といったわかりやすい消費とセットで語られがちです。
しかし、バフェットを見ていると、本当に資産を残す人は使い方に一貫した基準があるんだなと思います。
単なる節約家でもなく、「安いから買わない」でもなく、意味が薄いから買わないに近い。このあたりはさすがウォーレンバフェットのマインドだと思いました。
毎月家計簿をつけて無駄を見直そう
- 惰性で払い続けている固定費
- なんとなく更新しているサブスク
- 見栄のために上げた生活水準
- そこまで必要ではないのに続けている出費
こういうものが積み重なると、稼いでも稼いでも余らなくなります。
逆に、自分の満足度や仕事のパフォーマンスを上げるものには使っていい。
削るべきなのは「全部」ではなく、意味の薄い支出です。
少なくとも筆者は毎月家計簿をみなさんに全公開して反省点や次行いたいこと・気を付けることをアウトプットしています。
まとめ
いかがでしたか?
1つ言えることはバフェットの考え方は派手ではなく、かなり堅実というか地味ということです。レバレッジをかけてロングやショートをするわけでもありません。
ただ、現物を握り続けるだけですが、その地味な判断を何十年も崩さず続けてきたから、あの結果につながっているので、かなり説得力がありました。
最近はどうしても「早く結果を出すこと」が正義のように語られがちですが、この本は少し逆の方向から頭を冷やしてくれます。
読むだけで人生が変わるタイプの本ではないですが、短期集中しすぎて結果が追いつかないなど焦っているときほど効く本だと思いました。お金を稼ぎたい人もそうでない人にもおすすめ!
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