こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
今巷で話題の「クイーンズ・ギャンビット」を視聴したのでレビューをさせていただきます。
まず結論から申し上げますと、評価をつけるのが申し訳ないくらい最高にお洒落で素敵なドラマだったように思います。
- ファッション
- インテリア
- お酒と安定剤
どのシーンを切り取っても全てがキュート!
おしゃれなドラマといえば「エミリー、パリへ行く。」を思い出しましたが、また方向性が違ったお洒落さでした。
常時アンティークな家具や上品で色気のある雰囲気が続き、上品といってもサンローランを連想させるような雰囲気ではなく、どちらかといえばパリのお嬢様!といった雰囲気が似つかわしいかもしれません。
こういった雰囲気が好きなあなたは確実に当作品にハマるであろうと思います。
女性だけでなく、男性の多くが英国紳士を連想させるようなタキシードの装いをしていたのでフォーマルな雰囲気が好きな男性もきっと釘付けであろうと思います。
良かった点
- テンポが速い
- ストーリーがシンプル
- 60年代の再現がすごい
- 登場人物全員が良い役
チェスのルールが全くわからないあなたでも、視聴1分後にはきっとクイーンズギャンビットの世界に惚れ惚れするはず。
天才こそ努力をする前向きなストーリー
ベスのような天才であっても裏側では着々と努力をし続けるし、そしてその努力も何度も裏切る泥臭さがまたたまらないほど良かったです。
そのベスの姿勢が多くの人を勇気付けるのではないだろうかと思います。
当作品こそが「天才こそ努力をする」という証明をしてくれました。
登場人物の圧倒的な女性の少なさ
既に視聴済みの方はご存知かもしれませんが、当作品はほとんど女性が出てきません。
それほど「チェス=男性がするもの」という文化が根付いているのが憶測できます。
大会で勝利を続け、そしてプロになるにつれベスがどんどん生活レベルを上げていく様が自分にとってすごく響きましたね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ラストは全然孤児じゃなくなっており、優しくて美しくて凄く面白い最高のドラマだったように思います。
お酒や薬に依存している人こそ必見
当作品はチェスに関するストーリーだけでありません。
ラストまで終始お酒を飲んでおり、10秒おきに飲んでいるのではないかというくらい依存をしていたベス。
最後の試合で何も一切摂取せずに立ち向かったベスを見ると、どんなことがあってもシラフこそが至高なのであろうと思います。
そして、言葉を選ばずいえば髪型があれだけダサかったのにどんどん今風になりおしゃれになっていく変化も必見。
ダークな部分も見え隠れしつつも、結果的に前向きになれる作品でした。良い意味でシーズン2は不要ですね。