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【ネタバレ注意】「僕は愛を証明しようと思う。」を読んだ感想まとめ【気持ち悪い?】

読書レビュー
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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、下記のように過去に様々な読書レビューを執筆させていただきました。

そんな本日はタイトル通り「ぼくは愛を証明しようとおもう。」を読み終えたので記事にさせていただきます。

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結論を一言でいえば「完全に男性ターゲットであり、非モテの男子こそ読むべき」という本でした。

今回の記事では下記の3点についてピックアップをさせていただきました。

  • 人は話を聞いてくれるのが好きだということ
  • 恋愛をしたことがない人、経験乏しい人にはおすすめ
  • 自分には合わないと思った点も多数

それでは上から順に解説をしていきます。

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人は話を聞いてくれるのが好きだということ

仕事においても恋愛においても「誰であっても人の話を聞いてくれる」というだけで人はモテます。

もはやこれと「ある程度の清潔感さえあればなんとかなるんじゃないか」というのが本書の結論です。

なんといいますか、完全にタイトルだけでエーリヒ・フロムさんの「愛するということ」のような内容の本かと思いきや「どうすれば非モテからモテへと繋げることができるのか」という完全に男性向けの本であるということです。
具体的にお伝えしますと
  • トーク術
  • クロージング
  • 連絡の仕方
  • 常にリロードできるストックを持つ考え方
  • アプローチの仕方

などなど挙げ出すとキリがないほどナンパ術を書かれています。もはや「普通こんなんで食いつく異性がいるか?」と思ってしまうほどに。

確かに悩みなどがあった場合、自分の話を聞いてくれる友人というのはなんだかすごくありがたいしいつの間にか心を開いてしまっている自分がいたりしますよね。

一方でひたすら自分の話だけをし続けても、特に街コンやコンパなど初対面の場であれば「あっそ」と嫌われるだけであり、興味を示してもらうことができません。

このあたりはビジネススキル問わず「基本中の基本」「当たり前」という感じではありますが、改めて勉強になった瞬間でもありました。

恋愛をしたことがない人、経験乏しい人にはおすすめ

自分から言うのもなんですが、私は恋愛にほとんど興味がないのもあり恋愛をほとんどしたことがありません。もちろん独身で遊び欲なども一切ありません。

もし仮に「全くモテないけどめちゃくちゃ異性には興味がある!」という方であればめちゃくちゃハマる作品だと思います。

一方で読んでいて感じたのが「こんなに人間関係を1から作り上げるのが面倒」と感じてしまった私は完全に一生独身だと思います。

モテるやつがモテる

「?」と思われるかもしれませんが、これが現実で「彼女がいる人or彼氏がいる人」ほどモテるのはまさに動物である以上仕方がないと思いました。

なぜなら「すでに相手がいる=それほど魅力的である」ため、顔のレベルなど関係なしに維持でもキープをしたくなるのが人間の性なのかもしれません。

確かに学生時代も、常にモテている奴がいて周りでいざこざが起きていたグループもあったと思います。そしてヤンキーも常にギャルを連れてドンキホーテに行っていたのも、常に彼女がいましたよね。

つまるところ究極ですが「モテるやつがモテる」ということです。自分のような最初から興味もなければモテたくもないとすら思っている自分からすると一切関係のない話だとも思ってしまいました。

自分には合わないと思った点も多数

先ほどの内容とかなり似てしまうのですが、自分のようないわゆる「インキャ」というタイプに属する人間は読んでいて「なぜそこまでして出会いたいのだろう?」と疑問を抱く部分も多かったです。

改めて自分の性格は下記のような感じ

  • 中学生以降人生で1度も自分から遊びに誘ったことがない
  • トークは得意。盛り上げるのもめちゃくちゃ得意
  • トークは得意だけど自らコミュニケーションをとりたいと思わない
  • LINEは必要最低限
  • 周りがどれだけ結婚しても一生独身でも構わないと思っている
  • 一人暮らし歴は8年目で家に誰かがいるのが苦痛
  • 外で飲むより圧倒的に家で1人飲み派
  • 人とのつながりは一応大事にしようと考えている

人の根本や性格が変わるようなこともありませんが、考え方は変わることもあるかもしれません。

しかしながら現時点で私の考え方としては「無理して誰かと会いたい」などがなく悪くいえば動物としての欲求が欠落をしてしまっているため、あまり参考にならない部分も多かったです。

これらのようにいわゆるインキャに属する私からすると「完全に別世界の人間」として楽しむ分にはめちゃくちゃ面白かった反面、自分から積極的にコミュニケーションをとることもない性格の私は色々疑問を抱く部分も多い小説でした。

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