こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
そんな本日は新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」を見たのでご紹介をさせていただきます。
まず結論からお伝えしますと、息を呑むかのような相変わらずの映像美は健在ではありますが、ストーリー設計が残念すぎて0点に近かったように思います。
その理由をふまえ今回の記事では下記の3点についてピックアップをさせていただきました。
- ストーリー設計が雑すぎる
- よく分からない尺が長い
- ジブリに憧れて作った感満載
ネタバレ注意です。それでは上から順に解説をしていきます。
ストーリー設計が雑すぎる
あまりに微妙すぎたため、簡単に感じたことを箇条書きでまとめさせていただきますね。
- ダイジンが結局良い人だったのか設定が意味不明すぎる点
- なぜたった一瞬会っただけでスズメが恋に陥ることができるのか謎すぎる
- 終始ネガティブな雰囲気
- 結局黒い大きい猫とはなんだったのか
- 笑わそうとしてくるけどそんなに笑えない
終始ネコである「ダイジン」にイライラしてしまうだけでなく、主人公であるヒロイン:岩戸鈴芽がなぜそこまで1回会っただけの男に恋をすることができるのかストーリー設計が謎すぎました。
さらにいえば「椅子」というモチーフも微妙すぎて、もうちょっと他になかったのかな?と思うこともしばしば。
バイトも途中でいきなり店を飛び出してバックれるし、それなのに普通に帰ってきてなぜか店員さんが優しく接してくれるのも現実味がなかったです。
色々批判の理由を調べていたところ、私と同じように感じられている方も多く、「天気の子」や「君の名は。」は大好きな作品だったため残念で仕方ありませんでした。
よく分からない尺が長い
個人的に1番気になったのが後半の「草太に会いに行くためドライブの時間」です。
ここでは「リュージュの伝言」や松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」など様々な唱和の曲が流れるのですが、この時間も長すぎて非常に謎でした。
このシーンでもあれだけ色々な悪いことをされたダイジンに対しても何事もなく普通に車に乗っていて、すずめも何も言わずに隣に平気で乗っているのも不思議で仕方がありませんでした。多分、ここは多くの人が同じように感じたシーンではないでしょうか?
大学生であるのに愛車がスポーツカーで、ボロボロなのはなんとなくわかるけどそれでも普通こんなの乗れるのか?と思えますし、車で田んぼに突っ込んでいるシーンも「えへへ、まいったな」と笑って終わりというのもなんか不思議で仕方がなかったです。
ジブリに憧れて作った感満載
草太は完全に大人版「ハク」ですし、すずめも「千尋」に見えてしまうのは私だけでしょうか?
他にも下記のような千と千尋の最初と最後に出てくる草原のようなシーンも出てきて、完全にジブリに憧れて作った感満載と思えてしまい、もう少し「秒速5センチメートル」のようなオリジナリティー満載の作品にしてほしかったですね。
ネガティブなことを書きすぎましたが最後に良かった点として「伊藤沙莉」さんは女優としても声優としてもビジュアルも最高で、関西弁(そのなかでも今作は神戸弁)がめちゃくちゃ上手で全く違和感ありませんでした。
あのハスキーボイスが昔はめちゃくちゃ嫌いだったと語る伊藤沙莉さんご本人ですが、あの声がいい味を出していて本作のスナックのママを際立たせているように思いました。
伊藤沙莉さんがいらっしゃらなかったら本当に駄作だったように思いましたので、次回作に期待です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」を見たのでご紹介をさせていただきました。
改めて結論をお伝えしますと、息を呑むかのような相変わらずの映像美は健在ではありますが、ストーリー設計が残念すぎて0点だったということです。
その理由をふまえ今回の記事では下記の3点についてピックアップをさせていただきました。
- ストーリー設計が雑すぎる
- よく分からない尺が長い
- ジブリに憧れて作った感満載
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