こんにちは。Nagiです。

普段から映画を年間150本鑑賞、本は年間30冊以上は読んでいて、時々Audibleも活用しながら引きこもっています。ちょくちょく99円セールのときに契約したり、750円のときだけ数ヶ月サブスクに入ったりして、なんだかんだ合計でいえば1年くらいは使ってきました。

その中で「やっぱり自分には小説に限って聴く読書が1mmも合わない」と思う点が多々あったので備忘録も兼ねて記事にしていきます。

結論からいえば以下のとおりです。

それでは上から順に解説していきます。

小説には全くもって向いていない

ご覧の通り普段からAudibleをかなりのペースで使っていて、ジャンル問わずかれこれ50冊以上は聴いてみたんですが、正直かなり相性が悪いと感じました。

自己啓発系や哲学書、あるいはpodcastやラジオみたいな音声コンテンツは普通に頭に入るのに、なぜかAudibleの「小説だけ」は入ってきません。

使えば使うほど、自分には小説だけが決定的に合っていないと感じるようになりました。

原因を考えてみた結果→少し気を抜くだけで話がわからなくなる

たとえば散歩中やランニング中、家事をしながら聴いていると、その瞬間は「ちゃんと聴けている」と思っていても、少し意識が外に向いた瞬間に話が飛びます。

すると次の場面で、

みたいなことが普通に起こります。

紙の本やKindleなら、少し読み飛ばしても前のページに戻れば済みます。

でも音声だとその“少し戻る”のハードルが地味に高く、「10秒戻す、30秒戻す」を何回もやることになるし、戻したところで「どこを聞き逃したのか」自体が曖昧なので、結局また分からないまま進むことも多いです。

実際何度も戻ったところで、「ああこんなシーンあったような?」みたいな場面も多々あって、そのたびに自分が思っている以上に内容が頭に入っていなかったことに気づかされます。結局時間の無駄だったということも多々。

小説の面白さは「流し聞き」と相性が悪い

小説って、単にストーリーを追えばいいわけではないと思っています。

とか、そういう細かい積み重ねが面白さの一つです。

一方でaudibleだとどうしてもそこの表現ができないため、一瞬気が抜けるだけで、一気に振り落とされてしまって作品の良さがかなり減ってしまいます。

もちろん女優宮崎あおいさんのように抜群に朗読が上手い作品もありますが、それと「内容が頭に入るか」は別問題でした。少なくとも自分は、小説をAudibleで消化しようとしても、物語に入り込む前に理解が途切れることが多かったです。

たとえランニング中でも意識が外に向いていると厳しい

「運動しながら本が読めるなんて最高」と思っていた時期もありました。

でも実際に使ってみると、ランニング中って思った以上に外に意識が向いています。

こういうものに意識を持っていかれるので、小説みたいに文脈を追い続ける必要があるものとはかなり相性が悪かったです。

だから、たとえセール期間中で安く使えたとしても、自分にとってAudibleの小説は一切向いていないと思いました。せっかく本を持たない生活ができる!なんて意気込んでいましたがまだまだ自分には厳しかったです。

人は手に持ってページを捲るからこそ頭に入る

やっぱり人間は本を読むときは「手に持って、自分のペースで読んで、ページを捲る」という刺激があるからこそ頭に入るんだと思います。

「聞ける」と「頭に入る」は別

音声は確かに楽で、目は使わなくていいし、移動中でも家事中でも使えるので、一見するとかなり効率的に見えます。

でも、効率的に“聞ける”ことと、内容が“頭に入る”ことは全くもって別です。

自分の場合、Audibleで1時間聴いたとしても、あとから振り返ると「なんとなく聴いた気はするけど、何が印象に残ったっけ?」となることがかなり多かったです。

それに対して紙の本やKindleだと、

みたいな感覚が残り、この違いはかなり大きいです。特にkindleよりも紙の本のほうが顕著に現れます。

読書は思った以上に能動的な行為

Audibleを使って逆に実感したのは、読書って思った以上に能動的な行為なんだなということです。

本を読むときって、

みたいなことを、かなり自然にやっています。でも音声だとそれがしづらく、やっぱり自分のペースで読むって大事だなと思わされます。

いくらでも再生速度を変えることはできますが、文章を読んでいるときのような細かい調整はやっぱり難しいです。音声はどうしても“流れていく情報”になるので、自分で掴みにいく感覚が弱くなりやすいんですよね。

だから集中が少し切れるだけで、そのまま何も残らないことがあるのでこの点は、自分の中ではかなり致命的でした。

どうしても本を減らしたいミニマリストは自己啓発系ならあり

とはいえ、Audibleを完全に否定したいわけではありません。

実際、向いているジャンルはあると思っています。ちょうど今聞いていたウォーレンバフェットの本はかなり頭に入ってきました。

自分の中では、自己啓発系、ビジネス書、哲学書の3つのジャンルは比較的相性がよかったです。

この3つのジャンルは途中からでも拾いやすい

このあたりの本は、一冊を通してひとつのテーマや主張を軸に進むものが多いです。

なので、少し聞き逃したとしても、

という大枠がつかめれば、十分読む意味があります。最初から最後まで一字一句追わないと成立しない、という感じではないので、音声でもまだ追いやすいです。

自分がAudibleで聴くなら、こういうジャンルに限るなと思いました。

本を増やしたくない人には便利

Audibleが合うのは、こんな人だと思います。

特に、物を増やしたくない人にとってはかなり便利です。紙の本を買わなくて済むし、スマホひとつで完結するため、この気軽さは、Audibleのはっきりした強みだと思います。

なので、自分の結論としては、本を減らしたい人が自己啓発系や要点を拾いやすい本を聴くなら十分ありです。

Audibleの良いところもあるけど、それでも継続課金はしない

ここまでかなり厳しめに書きましたが、便利な点があるのも事実です。

Audibleの良さは、やはり「わざわざ本を開かなくていい」ところです。散歩中や皿洗い中など、手は動かしているけど耳は空いている、という時間を使えるのは普通に便利でした。

ナレーションが上手い作品は聴いていて気持ちいいですし、内容によっては読むより聴くほうが入りやすいものもあります。

このあたりは、紙の本にはない良さです。

ただし毎月払って続けるほどでもない

なぜなら「じゃあYoutubeの本要約チャンネルでええやん」というのが理由です。たとえばこういう動画。

いくらでも無料でつまみ食いできるのに、課金してでもaudibleを使い理由がありません。

月額料金を払って続けるサービスって、生活の中にかなり自然に入り込むか、料金以上の満足感があるかのどちらかだと思います。

こんな記事を書いたところで1円たりとも利益になるわけではありませんが、今後audibleを検討されている方はぜひご参考ください。

まとめ

Audibleをある程度使ってみたうえでの結論は、自分はやはり以下の3点です。

Audibleは便利なサービスではありますが、自分にとって読書は「ながらで済ませるもの」ではなく、手に取って読むからこそ意味があるものなんだと再確認しました。

なので今後は、99円セールみたいな明らかに安いときだけスポットで使うことはあっても、通常料金で継続契約することはたぶんないです。

筆者と同じように、「Audible、便利そうだから契約してみたけど、なんか頭に入ってこないな……」と思っている人は、無理して続けなくていいと思います。

向いていないものを、便利そうだからという理由だけで続ける必要はないです。ぜひご参考になれば幸いです!

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