こんにちは。
テラスハウスに出演中の「木村花」さんが急逝され2日経ちました。自分の中でようやく整理ができたので、今回記事にさせていただきました。
花ちゃんがテラスハウスに入居した当時からずっと見ていたので、本当に言葉が出ず、会ったこともないのに「まるで自分の友人を失った」かのような感覚に陥りました。
- 「ビビちゃんのインスタのストーリー」
- 「えみかちゃんの投稿」
- 「社長のツイッター」
上記のメッセージがあまりにも胸が痛すぎて、もし「自分が同じ立場なら」と考えるだけで鳥肌が経ちました。
取り急ぎ「テラスハウスの43話・44話」が放送休止になったものの、この状況下の中で「テラスハウス続投希望!」と声を挙げている人の気が知れません。狂った世の中なので、もうテラスハウスは今後打ち切りと考えてもいいと思っています。
気が動転している中で、今回書かせて頂いておりますので所々至らない部分もあるかと思いますが、情報過多のこの時代だからこそ、決して忘れてはいけない出来事だと思うので記事を書かせていただきます。
- 大好きなテラスハウスだった
- SNSの本来の在り方
- テラスハウスと視聴者が人を殺してしまった
上から順に解説をしていきます。
大好きなテラスハウスだった
〈39th WEEKに関して〉
5/25(月)フジテレビで放送予定の39th WEEKは休止いたします。
〈43rd WEEK と 44th WEEKに関して〉
5/26(火)、6/2(火)Netflixで配信予定の43rd WEEK、44th WEEKは休止いたします。— TERRACE HOUSE (@TH6TV) May 23, 2020
テラスハウスを見始めてから早5-6年ほど経ち、過去にも見た感想を記事にさせていただいたり、友人と「テラハ会」なるものをしてみたり本当にテラスハウスが大好きで、1シーズンが終われば「テラハロス」に陥るくらい僕の中で生活の一部であり、日常に溶け込んでいました。
卒業したメンバーのSNSアカウントももれなくフォローし、華やかに活躍している人も、堅実な日常に帰っていく人も、どうやら番組に出たことでおかしな方向に進んでしまっている人も、とにかくみんな幸せになって欲しいと願って日々眺めていました。
テラスハウスがあったからこそ自身も成長ができた
先ほど「スッキリ!」にて元テラスハウスの男性メンバー(匿名)でテラスハウスについて取材を受けられていました。
そのため、ドラマやフィクションではなかなかお目にかかれない人間のリアルな感情、言動。「自分もシェアハウスで生活をしていたらこんな感じなのかな」と自分とメンバーを照らし合わせてみたりするのもテラスハウスの醍醐味でした。
恋愛メインであるもの、人間の「生々しさ」が良かった
- 「芸能人・モデルの卵」
- 「会社の経営者」
- 「プロスポーツ選手」
- 「サーファー」
テラスハウスに出演されている方の大半が上記のような職種の方で、普通に生きていたら知り合うことも決して友達になることもない、どこか少し離れたコミュニティを生きている他人の、本来は仲良くならないと見ることのできなかったはずの本音や怒り、嫉妬、気遣い、優しさ、もどかしさ、ままならなさに触れることがあり、そういった「通常では体験できない生々しさ」こそがテラスハウスの良さであったように感じます。
人間活動におけるモチベーションアップにもなっていた
恋愛だけでなく、テラスハウス外での仕事における挑戦や挫折が描かれる点が魅力で、テラスハウスを見終えたあと「自分ももっと仕事を頑張ろう!」と見終えたあとに計り知れないパワーをもらえたところもテラスハウスの魅力の1つでした。
ある時期を境にネガティブになったテラスハウス
個人的な肌感覚では、軽井沢編の後編あたりから特に、出演者の性格に問題があると言いたげなネガティブ描写がしつこくなったように感じられます。
- 田中優衣さん
- 木佐貫まやさん
- 愛大くん
ちょうどこのあたりの人間関係のギクシャクから、そういったネガティブな部分だけを切り取ったものが多く放送されていたように感じます。
完璧な人間なんてこの世に一人もいない
彼ら、彼女らが「観られたい通り」に映っているわけがありません。
168時間もの時間にわたる自分の1週間がたった「30分-40分」の短さに編集されることの恐怖。しかも大半がネガティブなものばかり。
SNSの本来の在り方
ここ最近でいえば、新野俊幸さんこと社長の「性欲が強いシーン」だけを残して放送するというシーンのせいで、社長は「世界中から誹謗中傷のシャワー」を浴びているとのことでした。
安心しろ、お前の悩みは大したことない。俺は毎日のように世界中から罵詈雑言のシャワーを浴びている pic.twitter.com/5Kw25EG2Ne
— 新野・ビンスイ・俊幸 (@getdrunkeasily) May 12, 2020
社長は確かに性欲が強いかもしれませんが、それは三大欲求の1つなので仕方がありません。
誰よりもストレートで、誰よりもメンバーのことを想って旅行に連れていったり、そして金銭面でもメンバーに1円も払わさなかったりと「誰よりも人想い」だと思っています。
これだけ世界中から「性欲が強すぎて気持ち悪い」と批判されていてもめげずに、一人の女性にアタックをするという「自分らしさ」を貫いており、僕は純粋にかっこいいなと思っています。
人と人を繋ぐツールだった
昔からテレビを観ながらお茶の間でみんな芸能人の悪口は言っていました。
しかし、時代の変化と共にインターネットが発達し、それが2chのような掲示板になり、Twitterのようなタイムラインになり、そして最終的に本人へのリプライやDMになりました。
インターネットの発達によって人と人との距離が近くなったように感じるのは「錯覚」だと思います。
SNSとは、本来、「人と人をつなぐ」はずのツールです。これ以上、SNSで人と人が傷つけ合う社会にはしたくありません。
SNSの恐怖
今回の彼女の死は今でこそ衝撃的ですが、ネットリンチ犯やその予備軍たちにとってはすぐに風化されてしまいます。
恐らくですが今回の事件についてはテラスハウスファンの方以外はすぐに忘れてしまうような出来事になってしまうと憶測をしています。
今後、インターネットと共に生きていく全人類が決して忘れてはいけないような出来事なのに、情報過多すぎて溢れかえってしまい、すぐに忘れられてしまうということに恐怖を感じませんか。
まだ面と向かって批判されるほうが清々しい
今回の騒動を経て、「SNSに対する在り方」について再度真剣に考えさせられました。
もし自分が何気なくツイートしたことが誰かを傷つけてしまったらと考えるだけで、あまりに怖すぎて、プライベート用のSNSを気軽に見ることができなくなってしまいました。
あなたの何気なく放った言葉がナイフと化す
言葉は時に「凶器」になります。まだ面と向かって言われたほうが逆に清々しいとすら思えました。
四六時中タイムラインを追いかけ、もはや「スマートフォンの犬」と化した現代人である私たちはもう少しSNSとの距離感を保ったほうがいいのかもしれません。
落ち着くまでプライベート用SNSを更新する頻度を極力控え、人間らしい生活を心がけようと思いました。
SNSに対する在り方を綴っている、素敵なnoteがありますので、もしよければご覧ください。
テラスハウスと視聴者が人を殺してしまった
大好きなテラスハウスが、そして視聴者が「1人の人生を奪った」事実に変わりはありません。
そして、それはもう「狂っている世の中」としか思えなくて、番組の編集によって、その人が「すごくいい行動、言動を放った」としても全てカットされ、番組としてウケるから「そういったキャラ」として成り立たせる。
そして、「そういったキャラ」が面白いからという理由で「視聴率を上げる」という非常に猥雑な行為が当たり前になってしまっていました。もうそんな世の中嫌だと思いませんか。
- 木村花さんが死んでくれて祝杯
- 木村花さんが激怒しているシーンのみアップ
- 木村花の兄です
Youtubeには既に上記のような「再生回数」を稼ぐために様々な動画がアップされており、不謹慎極まりありません。
世の中には頭のおかしな人がいます。
普通の生活では出会わない1万人に1人のレベルの頭の残念な人が、ネットには数千人居ます。無料で誰でも登録出来る場所には、頭のおかしな人が何度でも入ってきますよ。 https://t.co/1ty9Ird9wx
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) May 23, 2020
普通の生活をしているだけでは絶対出会わないような上記の人間も、インターネットでは検索1つで出会えてしまう。便利になった分、インターネットの恐怖も兼ねているということを決して忘れてはいけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テラスハウスに出演中の「木村花」さんが急逝されて2日経ちました。自分の中でようやく整理ができたので、今回記事にさせていただきました。
繰り返しますが、テラスハウスに入居当時からずっと見ていたので、もう本当に言葉が出ず、会ったこともないのに「まるで自分の友人を失った」かのような感覚に陥りました。
- 「ビビちゃんのインスタのストーリー」
- 「えみかちゃんの投稿」
- 「社長のツイッター」
上記があまりにも胸が痛すぎて、もし自分が同じ立場ならと考えるだけで鳥肌が経ちました。
気が動転している中で、今回書かせて頂いておりますので所々至らない部分もあるかと思いますが、情報過多のこの時代だからこそ、決して忘れてはいけないことだと思うので記事を書かせていただきました。
- 大好きなテラスハウスだった
- SNSの本来の在り方
- テラスハウスと視聴者が人を殺してしまった
今回の記事は上記について解説させていただきました。