こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上投稿しており、過去にさまざまなレザーの経年変化に関する記事をご紹介しました。
突然ですが、読者のあなたは十年以上使い続けたアイテムはありますか?
これだけモノが溢れる時代、1つのものを10年使うことは容易ではありません。
しかし、私には12年間、片時も離さず愛用しているベルトがあります。
こんなドヤってて恐縮ですが、実はそんな私にも12年も愛用しているレザーベルトがあり、本日はタイトル通り、フット・ザ・コーチャーのレザーベルトをご紹介します。
まず結論からお伝えすると以下のとおりです。
- もはや人生を共にするアイテムになった
- 手入れ不要。タフすぎて「経年変化」すら気にならなくなった
- 日割り計算4円。経済合理性の極致
それでは上から順に解説します。
もはや人生を共にするアイテムになった

ここ数年、私は一人旅を繰り返しています。日本国内はもちろん、世界中を旅する私の腰元には、常にこのベルトがありました。
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実は空港内の金属探知機で引っかかったこともありますが、それでも私の手元に戻ってきており、もはや皮膚のようなものとなっています。
大げさに聞こえるかもしれませんが、12年という時間は、この革の帯を「私の皮膚」へと変えてしまいました。
ガチで日本中・世界中を一緒に旅しすぎて、もはや一緒にいるのが当たり前のような心境になっています。
大学3年生の頃、少し背伸びをして買ったこのベルト
当時は「良いものを長く使いたい」という漠然とした憧れでしたが、気付けば干支が一周していました。これはもはや「愛着」という言葉では軽すぎるレベル。
これだけ気持ちが簡単に変わるような現代社会ですが、それでもベルトだけは干支が一周回っているレベルに使うのは一生を添い遂げる臓器のような、絶対的なパートナーです。
経年変化とかそういう意味すら興味持たなくなった
当ブログの読者様にはレザー愛好家も多いでしょう。「12年も使っているなら、さぞ入念なメンテナンスをしているのだろう」と思われるかもしれません。
しかし、あえて告白しますが、 この12年間、オイルアップもブラッシングも、一切行っていません。
GUIDIやドクターマーチンのような他のレザー製品には手をかけますが、このベルトに関しては「完全放置」です。 それでも、革は死んでいません。
これは私のズボラさの証明ではなく、foot the coacherというブランドの品質証明です。 デザイナー竹ヶ原敏之介氏が選定するステアハイド(あるいはブライドルレザー)の堅牢さは、伊達ではありません。
「手入れをしなきゃ」と気を遣ううちは、まだ道具に使われています。
「雑に扱ってもビクともしない」という絶対的な信頼があってこそ、経年変化という概念を超え、無意識の領域で使い続けられています。
日割り計算「4円」。究極のコストパフォーマンス

最後に、少し現実的な「お金」の話をしましょう。
当時の購入価格は、確か税込で19,000円ほどでした。 これを12年間(4,380日)で割ってみます。
1日あたり、約4円です。
私は普段、ベルトのような「見えにくい部分」にお金をかけるくらいなら、リングやネックレスに投資したい派です。
しかし、たった19,000円の投資で、12年間も私の腰を支え、ファッションの土台となり続けてくれた。
事実は、結果としてあなたの財布を最も守ってくれます。
これから「一生モノ」を探す読者の方へ
僕はこれからも、このベルトと共に生きていきます。 おそらく、相当なことがない限り私が死ぬまで現役でしょう。
もし読者の皆様が今、ベルト選びに迷っているなら、あるいは「何か一つ、長く愛せるものが欲しい」と思っているなら、私は迷わずフット・ザ・コーチャーを推します。
現在販売されているモデルは、私のものよりさらにブラッシュアップされていますが、その本質的なタフネスは変わりません。
一生物を探した人はぜひフット・ザ・コーチャーのレザー製品をおすすめします。





