こんにちは。Nagiです。

今話題の「余命一年、男をかう」がようやくNetflixで配信されたのでレビューします。

まず結論からお伝えすると、まるでベストセラー本『DIE WITH ZERO』を映画にしたような作品でした。「普通そうはならんだろ!」とツッコミたくなる場面もありましたが、普通に映画として面白かったです。

また、いきなりですがラブホテルにも行ってから性行為をするシーンがあります。(もちろんシーンは映りません)

もし付き合いたてのカップルや家族と見る予定の人がいらっしゃったら若干気まずさがあるので要注意。早速レビューしていきます。

created by Rinker
講談社
¥869 (2026/11/8 9:18:27時点 Amazon調べ-詳細)
目次
  1. 『余命一年、男をかう』はどんな映画?
  2. 72万円を払った唯がやりたかったこと
  3. お金を使うなら誰と過ごしたいか
  4. 【ネタバレあり】映画の結末と感想
  5. まとめ

『余命一年、男をかう』はどんな映画?

吉川トリコの同名小説を映画化したヒューマンドラマで、2026年11月5日からNetflixで配信されていて「第28回島清恋愛文学賞受賞」らしい。そりゃ面白いわけである。

あらすじ

40歳で独身の片倉唯は節約が趣味で、老後のためにお金を貯めてきました。性格や生い立ちなども以下の通り。

  • 毎日早起きしてお弁当を作る
  • 淡々と仕事をする。特に同僚と関係を持たない。
  • 恋愛も興味がない。無駄が嫌い。
  • NISAでもガッツリ月7万円運用する
  • お金があろうと毎日家計簿をつける
  • なんなら家も持ち家。20歳くらいのときに買っている。

とまぁ、上記の通り1mmも無駄がない人生。

そんなときになんとなく受診した無料のがん検診で子宮がんが見つかり、治療を受けなければ余命は一年と告げられます。

唯が感じたのは、もう節約しなくていいという解放感。突然病院でお金を貸してほしいと頼んできたホストの瀬名に72万円を渡し、一緒に過ごす時間を買うことから始まるのが本作のストーリーです。

主なキャスト

  • 柴咲コウ(片倉唯)
  • 赤楚衛二(瀬名吉高)
  • 筒井道隆(唯の上司・生山誠実)
  • 西田尚美(唯の同僚・丸山みずほ)

72万円を払った唯がやりたかったこと

もう死ぬことが分かった柴咲コウ演じる「唯」は瀬名といい席で映画を観たり、デパ地下で気兼ねなくクソ高い食材の買い物をしたりします。次の休みにでもできるようなことを、唯はずっと老後のために我慢してきたわけです。

ベストセラー本である『DIE WITH ZERO』の作者ビル・パーキンスさんは、やりたいことができるうちに経験にお金を使おうと勧めています。

経験を思い返すたびに味わえる楽しさが、本でいう「思い出の配当」です。あと一年と言われてから始めると、思い出を振り返る時間も限られます。

昔レビュー記事を書いておりますので是非こちらもご覧ください。

お金を使うなら誰と過ごしたいか

筆者自身も独身で唯みたいに無駄のない暮らしを続けていて、何気なく受けた検診であと一年と言われたらどう過ごすだろうとずっと考えさせられました。

老後のための貯金があっても、明日から何に使うかはすぐに決められません。もう欲しいものは全部買ってしまった人生。

たとえヴィトンやグッチで好きなものが買えるほどお金があっても、最後の一年ならたぶん会いたい人と過ごすために使います。人間も動物ですし、いざというときは誰かのそばにいたくなるのだろうと考えさせられました。

お金で一緒に過ごす約束はできても、愛や友情までは買えません。お金を稼げば稼ぐほど、「自分のことが好きなのか、それとも自分のお金が好きなのか」分からなくなります。

気軽にご飯に行ったり他愛もない話をしたりできる身近な人たちに、改めて感謝したくなりました。

【ネタバレあり】映画の結末と感想

唯と瀬名は最後どうなったか

唯は治療を受けて病状が落ち着き、3年後も瀬名と夫婦として暮らしています。激しい腹痛で倒れた唯に、駆けつけた瀬名は生きていてほしいと伝えます。 そりゃ自分の人生に少しでも関わった人は死なれてほしくない。

ラストのキルトに表れた二人の変化

ラストで唯はソファで眠る瀬名にキルトを掛け直します。契約で一緒に過ごし始めた二人が、自分から相手を気にかけるようになったと分かる場面がありました。このあたりから感情が動き出したような気がします。

一人で老後に備えてきた唯は、瀬名と過ごすうちにこの先も生きることを選ぶのですが、繰り返しますが、お金の使い道から始まった話だったけど、残りの人生を誰と過ごすかに繋がるので本当に愛ってプライスレスだなと思いました。

旅行に行けるうちに行っておきたい

ある程度生きていると、人生って死ぬまでの壮大な思い出作りだなと思います。だからこそ、筆者自身も様々な国へ海外旅行に行きました。

以下の記事の通り、ベトナムでは到着して3分で詐欺に遭いましたがそれも思い出の1つ。

旅行は数日で終わっても、何年か経ってから写真を見返したり一緒に行った人と旅先の話で笑ったりできます。そういう時間まで含めると旅費ってけっこう元が取れるし全てが思い出に繋がるので人生何事も経験です。

物を買うよりも思い出をたくさん作っていこうと思いました。

まとめ

いかがでしたか?

改めて今回ご紹介した「余命一年、男をかう」をまとめると以下の通りです。

  • お金を無駄に使うのはもちろんNG。しかし思い出にはガンガンお金を使うべき。
  • やりたいことができるうちにお金を使う姿が『DIE WITH ZERO』と重なる。
  • 自分が余命宣告されて1年しか生き残れない場合、好きな人といつも通り過ごしたい

これからもたくさん旅行に行って、人生の最後に「ああ、楽しかったな」と思えたら十分。

SNSでは他人の煌びやかな生活が容易に閲覧できるようになり、嫉妬や憎悪に満ち溢れた世の中になってしまったかもしれませんが、これからも自分軸で人生を楽しんでいけたらと思います。

created by Rinker
講談社
¥869 (2026/11/8 9:18:27時点 Amazon調べ-詳細)