こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在毎日1000日以上更新をしており、過去に様々な映画やドラマのレビュー記事をご紹介させていただきました。
「実家に帰ったけど暇!」「やることがない!」そんなあなたのために今回のブログでは2021年にNetflixで見たドラマの中で、最高だったドラマを5つ紹介したいと思います。
YOU ー君がすべてー
結論、ただただ気持ち悪い。
こんなに気持ち悪いドラマ、なかなかないと思います。
そして演技も最高に素晴らしく、清々しさまで感じるストーカー。
超絶イケメンと美女を起用しているところもなんだかリアルすぎてすごく気持ち悪さを感じてしまいます。
恋人というのは対等な立場なはずなのに、「常に上から目線で見下したナルシスト」と感じさせる演技がとにかく上手い。
ストーキング、住居不法侵入、殺人と犯罪なんでもござれの異常者が主人公、ジョー。
一目惚れした女性と付き合い、彼女の愛を得るために周りの人間を排除しまくります。とはいえ、完全に主人公視点で描かれているのと、排除される側の人間たち、そして彼女もクレイジーで本当に嫌な奴ばかりなので、いつのまにか主人公に肩入れして一気見してしまいました。
主人公のピンチ(警察に接近されるとか、不法侵入がバレるとか)のたびにハラハラしたり。
出てくる人間が皆アクの強いやなヤツばかりなので、こう言ってはなんですが、下世話な好奇心と中毒性でもって最後まで見きってしまいました。シーズン1も2も一瞬で見れる現実味のある内容なので是非ご覧ください。
このサイテーな世界の終わり
1話1話が約20分程度でサクッとテンポよく視聴ことができる最高のドラマ。
短いからといって内容が薄いとかそういったドラマでもなく、むしろ情報量が多すぎるドラマだと思います。
何もかもにうんざりして、つまらない窮屈な街から抜け出し、車を走らせながら正反対な2人がお互い孤独を埋め合っていくストーリー。そんな17歳のどこか無知で、純粋で、正直な感じがそのまま映っています。
映像と音楽のセンスの良さ、イギリス感、ファッション全てが最高なドラマです。
2人とも変わり者だけど、そこが良い。2人の関係性がただただ愛おしい。殺人シーンでなぜかゲラゲラ笑ってしまう、そんな雰囲気があるドラマです。
何もかもにうんざりした人に是非おすすめしたいドラマですね。
クィア・アイ in Japan!
結論からいえばとにかく元気が出るドラマ!
落ち込んだ人、仕事でうまくいかなかった人、どうしようもない人、これからどう生きようか悩んでいる人、もし落ち込んでいなくても是非みてほしいドラマですね!
タイトルからもわかるように、このシリーズは日本が舞台。水原希子をガイド役に、依頼者の日本人を前向きな姿勢に変えていくお話です。
他人のためばかりに時間を使っているホスピスの家の看護師ヨウコさん(57)、ゲイの自分に誇りを持てないカンさん(27)、いじめられた経験を持つイラストレーターのカエさん(23)、妻との関係を見つめ直したいラジオディレクターのマコトさん(35)。ドラマでは、ファブ5たちと過ごすうちに、依頼人たちの表情や言葉、立ち振る舞いまで変わっていく姿を捉えられています。
過去のクィア・アイシリーズを見なくても理解しやすいようになっているので、いきなり日本編を見ていただいても大丈夫です。
13の理由
内容が暗いのは知ってたけど、予想よりも暗い。
自殺、いじめ、強姦などの問題を深く考えさせられるドラマです。
シーズン1がメインではあるけど、2や3も強姦や犯罪者の社会復帰などを問題提起していて深く考えさせられるので見るべきだと思います。
なんでこんなことで自殺するのかと考える時もあったけど、本人にはそれが辛くて、結局自分のことばかり考えている人が多く、その人の苦しに気づいてあげることが重要なのかと考えさせられるドラマですね。
青春×ミステリー×素人探偵なテイストのドラマなのですが、謎が謎を呼んで段々と紐解かれていく感じで病みつきになります。
ミステリーとしてもかなり出来が良いし、何より思ってた以上にミステリーなだけじゃなくてリアルな問題提起のあるドラマですね。
このドラマが見たくてNetflixに加入する人がいるくらい人気のドラマですね。
オレンジイズニューブラック
ようやくシリーズ完結。人が成長していくのを感じて嬉しいし、ただただ寂しい!
シリーズ1からラストまで色んな人間関係に悩まされてこっちまでいらいらしてくることもあったけど、何よりシリーズ7までを経て沢山の人物が成長していったことがいちばんの醍醐味ですね。
最初の方はおちゃらけたキャラクターだったテイスティのシリーズ7の主役感は、一気にカースト上位に上り詰めた様な嬉しい感情を得ました。
刑務所での出来事がどこか自尊心の塊で自己中で、でもそれを認めようとしないわがままな女代表とでも言えるパイパーを変えたのだとしたら。それこそ、パイパーが、主人公たる所以なのかもしれないな、と最後に少し思いました。
刑務所に入ってしまったのは彼女らにも責任はあれど、更生施設として刑務所が機能しないのは社会的な部分に責任がある。
彼女たちには心があって家族もいて、罪を犯しても誰しもが人として生きる権利を持っているということ忘れちゃいけない。そんな風に思わせてくれたのがオレンジイズニューブラックですね。
ドラマで描かれていることが実際に起きていることでもあったりするわけで、それをNETFLIXが問題提起として13の理由や今作を作り上げたことはとても意義があると思います。