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【今が1番若い】学生のうちにバックパッカーで世界中を貧乏旅すべき3つの理由

コラム
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こんにちは。Nagiです。

当サイト(Nagi Rhythm)は現在2000記事以上投稿しており、過去にさまざまな一人旅に関する記事をご紹介しました。

突然ですが、正直に告白します。 自分は今年、33歳にして初めて海外に行きました。

それまでの私は、服が好きで好きでたまらない学生でした。 バイト代が入ればすぐにセレクトショップへ走り、10万円するコートや靴を買い漁る日々。「そもそも旅なんて全く興味ないし、むしろ一人旅なんて何が面白いん?w」と本気でそう思っていました。

それが、自分の人生において最大のミスだったと自負しています。

33歳で初めてスペインを見て「本当に日本のトイレが1番綺麗である」という、まさに百聞は一見に如かずのことわざ通りで、それは自分の目で見ないとわからない現実がありました。

人生は結局、経験が全てであり死ぬまでの思い出作りです。

今、これを読んでいるあなたが学生や若手社会人なら、まだ間に合います。今回の記事では「学生のうちにバックパッカーで世界中を貧乏旅すべき3つの理由」を自分の実体験からご紹介します。

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「社会人になれば行ける」は幻想だった

学生時代、大人たちが言う「学生のうちに遊んでおけ」という言葉を、私は鼻で笑っていました。 「お金がない学生より、社会人の方がリッチに遊べるに決まっている」と。

しかし、社会に出て痛感しました。日本社会において、「時間」はお金では買えません。

「有給休暇」はあっても、実際に使うとなると話は別

皆が汗水たらして働いている中で、自分だけ「遊び」のために2週間休む。その時の職場の空気感や、帰ってきた後の視線。これに耐えられるメンタルを持つ日本人はそう多くありません。

「じゃあフリーランスになれば?」と思うかもしれませんが、現実は甘くないです。

AIの進化でスキルなきフリーランスは淘汰されつつあり、安定を捨ててまで旅に出るリスクは年々上がっています。 さらに、結婚して子供ができれば、バックパッカーのような無茶な旅は物理的に不可能になります。

私が今年ヨーロッパやタイに行けたのは、たまたま独身だったから。ただの運です。 学生の特権である「無限の時間」の価値に気づくのは、皮肉にもそれを失った後なのです。

これからの人生、間違いなく「今」が最安値

「今は円安だし、物価も高いからやめておこう」 ニュースを見て、そう足踏みしていませんか?

残念ながら、数年後に円高になり、海外旅行が劇的に安くなる未来は想像しにくいのが現実です。 むしろ、世界的なインフレで旅のハードルは上がり続けるでしょう。

つまり、これからの人生で「今」が一番安く旅ができるタイミングだと思って間違いありません。

服を買う金があったら旅しろ

私が学生時代に必死で集めた10万円のコートやブーツは結局すぐに売ってしまったし、なんならブランドもなくなっていて価値はゼロに等しい。

でも、もしそのお金で航空券を買っていたら? その時の衝撃や感動は、10年経っても色褪せない「資産」として、私の人格の一部になっていたはずです。

モノの価値は買った瞬間から下がりますが、旅の経験値(思い出)のコスパは、死ぬまでプラスを生み出し続けます。

「日本の常識」の外側を肌で感じる

これは私自身が撮影したフランスの乞食。33歳で初めて海外に出た私が最も衝撃を受けたのは、自分の視野の狭さでした。日本じゃなかなか見ない類です。

  • 電車の中で突然バイオリンを弾き出し、チップを要求してくる男。
  • 街の片隅で、一生顔を上げることなく紙コップだけを掲げている物乞い。
  • 普通に大麻を販売している

日本では絶対にありえない光景が、そこには日常として転がっていました。 映像で見るのと、その場の匂いや空気として吸い込むのとでは、天と地ほどの差があります。

ご覧の通り、タイでは合法化されたのもありますがガチで普通に大麻が売られています。

外の世界の過酷さ、カオスさを肌で感じて初めて、 「日本がいかに治安が良く、システムが完成された国か」 ということに、心の底から感謝できるようになりました。

トーマス氏がYoutubeで語られていますが、これは全部ガチ。

トーヨコキッズが病んでたりしますが、この人たちに比べると病む必要なんて全くないし、この「国ガチャ大成功」の実感は、外に出なければ一生得られなかったでしょう。

一生海外を知らないまま、この狭い島国の常識だけで生涯を終える。 それはあまりにも勿体無いことだと、今の私なら断言できます。

33歳の自分でさえ、行ってよかったと心から思う

でも、もしこれを感受性豊かな20代前半で経験できていたら、私の人生はもっと豊かで、もっとタフになっていたと思います。

  • 完璧な計画なんて必要なし
  • 高級なホテルも、ガイドも必要なし
  • スーツケースすら不要。バックパックのみでOK
  • クレジットカードとパスポートとスマホだけで旅でも最悪OK

安宿に泊まり、現地の屋台飯を食べ、トラブルに遭い、それを笑い話にする。 そんな「貧乏旅」こそが、将来のあなたを支える最強の思い出になります。

次の休みでかまいませんので、服を買う予定だった数万円や飲み代で消える予定の数万円で航空券を取ってください。

世界はあなたが思っているより、ずっと広くて、刺激的ですし一生の思い出作りができます。

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