こんにちは。Nagiです。
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上更新をしており、過去に様々な30代独身男の一人旅についてご紹介をさせていただきました。
本日はタイトル通り「1泊2日で30代独身男がしまなみ海道の約80kmをレンタサイクルで走ってみた」ということをご紹介させていただきます。
まず結論からお伝えすると「めちゃくちゃきつい」です。間違いなく運動習慣のない人だとリタイヤします。週5で運動している僕ですらかなりきついので達成感は半端ないですがおすすめしません。
今回の記事ではその心境や、まずスタートから順に旅行記をご紹介していきますね。
- まず結論
- 今回の旅行帰路
- 広島から今治まで渡るにあたってよくありそうな質問まとめ
それでは上から順に解説をしていきます。
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まず結論
冒頭にも述べさせていただきましたが、多分鍛えてなかったら間違いなくリタイヤします。そしてリタイヤすることすらも大変。なぜならその船の部分までまた新たに自転車を漕がなければいけないため。
なので今回80kmランを達成した経験者として言えるのが「最初からゴールを決めておく」ということです。ある程度進むと、各島ごとに船を出している港があります。
今治をゴールにするのが理想ですが、多くの方がたどりつけないはず。そのため「各港にある船」をゴールにして、船に自転車を乗せて今治まで連れていってもらうことをおすすめします。
筋肉痛は?
まずこれだけ鍛えている僕ですら歩けなくなりました。肉離れ気味。
あまりにしんどすぎて逆に夜もほとんど眠れないだけでなく、ご飯もまともに食べられないレベル。体力の消耗が半端ないので、日常で50kmとかを自転車で走っている人以外あまり無理しない方がいいかと思われます。
行くなら季節はいつがベスト?
今回4/2-4/3でいきましたが、やや暑かったです。やはり80kmも走るとかなり暑いので一周回って冬がいいのではと思えるほど。
寒いくらいがちょうどあったまって良い感じ。風が強い日はきついけど、それさえなければ冬が1番ベストシーズンな気がしました。言うまでもなく、夏は絶対にやめておいたほうがいいです。
今回の旅行帰路
新大阪→尾道
まずこの時点で2時間くらい。かなりしんどめ。朝7時起きなので体力は根こそぎとられた状態。
普段新幹線に乗ることはないので毎回テンションあがりますね。
レンタサイクルスタート6000円
福山駅から尾道駅まで乗り換えてレンタサイクルスタートです。レンタルする場所は一瞬でわかりました。駅を出て海の方を進むだけ。
自転車を借りるのに1泊2日で6000円って結構しますね、、まあこればかりはしょうがない。
今回はジャイアントの赤を借りました。
ここから1番近くの島まで110円払って移動していきます。
早速スタート
まず久しぶりに自転車に乗って「え、これいけるか?」となってしまうほど速攻で足が痛くなってしまう自分がいます。
想像以上に足とお尻が開始5kmくらいで痛くなるので80kmなんてこの時点で100%無理と思ってしまいました。結果的には全部走るのだけど。
しかしながら街を進むと、めちゃくちゃ良い景色が包んでくれてこれのおかげで頑張れたと言っても過言ではありません。
1個目の橋
外の景色が見れないのであまり感動はありませんでしたが、それでもなんだか非日常感満載。
というかもうこの時点でかなりきつい。リタイヤ寸前。
休憩
あまりにしんどかったので久しぶりにコンビニに寄りました。ここで食べたパンとケーキとお茶の味は一生忘れられないレベル。
運動をしたあとの食事って本当に最高ですよね。普段こういうパンやお茶、スイーツなど一切食べませんが空腹はスパイス。
2つ目の橋
気を取り直して走っていると早速2つ目の橋が現れます。下から見る迫力もなかなか。
これ、どの橋もそうなのですが橋に行くまで全部坂を登り切らないといけないんですよね・・・。ここで死ぬほど体力を奪われます。
記念撮影
それっぽくなりました。それにしても絶景の連続です。
ここまですでに2時間
もう足は限界ですが、マラソンと同じで途中から麻痺をしてくる。最初が1番きつい。
ここまではヨルシカを聴いたりひろゆきラジオを聴きながらなんとかなりました。多分音楽がなかったら本当に死ぬ。
これ無音だけどだとかなり退屈できつい、さらにいえばモバイルバッテリーも必須。
ドルチェで休憩
あんまり休憩をしすぎると次動き出すのがしんどすぎるワロタなのですが、あまりに人が集まっていた(主に外国人)なので「どれどれ?」とまんまとアイスを食べることに・・・!
しかもこのお水、レモン水なんです。さすが四国。愛媛。
アイスも水も大変美味しゅうございました。疲れた体には砂糖ですね。
さて、もう1度動き出す
なんだかハワイか?と思えるほど素敵な街並みの連続。
本当に80kmも走りきれたのは「景色が良いから」です。
途中で浜があったので撮影をしてみました。
さらに山を登り詰めることで、「せとだ・エコレモン」を発見!
まわりにはレモンの香りがとても良くて最高でした。香りっていいですね。
4つ目の橋
ある意味ちょうどいい天気。これ逆にカンカン照りなら日焼けで死んでました。これですら軽く日焼けをしていたレベル。
人はほとんどいないのでこういう撮影し放題です。
橋を降りるとまだあと37km。数字を見るとゲロ吐きそうになる。「まだあと半分かい」と。
サイクリストの聖地発見
ずっとやりたかった撮影。もうこの時点で体力はほぼゼロです。何度も繰り返しますが、本当に景色のおかげでなんとかやれています。
いくら筋トレをしようが日常からサイクリングを100kmレベルでやっていなければ死ぬ。初心者どころか中級者にすらおすすめしません。
5つ目の橋
橋までいくには絶対に山を登らないといけないのがあり、今回も心臓破りの坂からスタートです。
ここからの景色はすごく良いんですけどね。さて着いたのでいざ走ってみましょう。
あまりの体力の奪われ具合に写真を撮る気力もほとんど湧かなくなってくるのがちょうどこのとき。
モチベーションは「自分だけじゃなく誰かがいるから」
写真にも軽く写っていますが、(めっちゃ奥)多くのサイクリストがいます。そのため、「しんどいのは自分だけじゃない」というのがあります。
以前、難波から奈良まで歩いたという記事を5年前に投稿しましたが、あれよりも遥かにしんどいけど頑張ろうと思えるのは誰かがいるからというのもあります。
難波から奈良まで歩くなんて完全にアホだし、誰もやろうと思わないですよね。しかしこの広島から今治の旅は割と世界中から集まっているのもあって多くの人がいらっしゃいます。
そのため自分が最後までゴールができたというのがありました。
6つめの橋
もうほとんど途中から写真を撮っていなくて、いきなり次の橋で恐縮ですがもう橋を渡る感動さえもなくなってきていました。
だいぶこのあたりから写真が雑に。とにかく坂がきついということで写真を撮っているのを覚えています。
橋を抜けて平地ですらもはやかなりきつい。
ラストの大島あたりに到着
ひたすら何もない。ここもかなり辛い。ひろゆきの配信がなかったら退屈でしょうがないレベル。
こういうとき、本当にAirpodsには助けられました。音声がなかったら自分はかなりきつかったと思います。
本当に何もない。けどこういう何もなさが後々写真を見返すと良いですよね。
そしてラストの橋が見えてきます。
とにかく橋にいくまでの坂がきつい。
ラストの橋
ここから一気に今治まで行ける橋です。文章だと伝わりづらいですが、服も汗臭すぎるしほとんど体力は残っていません。
一応ブログ用に写真は撮影しましたが、iPhoneをポケットから取り出す動作でさえきついレベル。
けどやっぱり写真を見返すと本当に絶景で、「この景色があるから頑張れた」というのは過言ではありません。iPhoneにカメラの性能は求めていませんが、こういう絶景を写真におさめるときは改めてProシリーズでよかったと思えます。
今治まで6.5km
さて、「ここの6.5kmなんかあともうちょっとやん!」という安心感が一気に自分のメンタルを襲います。ここからがクソ長い。
もはやどの風景も同じでかなりきつい。途中からブルーラインがなくなるため、「この道筋本当にあってる?」と何度もiPhoneの地図で確認をするほど。
無事なんとか今治駅に到着をしました。
感動したいところですが、感動をする気力さえもありません。しかし達成感は半端なかったです。
ホテル到着
今回は「ホテル菊水」さんにお邪魔することになりました。
受付も全部すませて即部屋へ。
まあ普通の部屋っちゃ部屋なんですけどいくらなんでも壁が薄すぎた。まじでティッシュ抜く音が聞こえるレベルなほど壁が薄い。結局夜はほぼ一睡もできなかった。
ただでさえ家の環境以外だと寝られないのだけど、夜中廊下を歩いている音とか会話も全部筒抜け状態だったのでかなりきつかったです。
ホテル菊水さんで食事
料理の量がかなり少ないのがネックでしたが美味しかったです。やはり人は食事によって生かされることを実感する。
食事をしないと仕事も頑張れないし、エネルギーも全く湧きません。当たり前のことだけどそういうことを改めて実感した瞬間でした。
ジャスト80kmかつ7時間。カロリーは1347kcal。そら死ぬわ。
ご飯を食べて散歩へ
少しご飯を食べて生き返ったので周りをウロウロ。
今治城が個人的に素晴らしかった。中は入っていませんが夜のライトアップが最高でした。
商店街は完全に閉鎖空間。
朝の食事
菊水さんでほぼ一睡もできない中ご飯を食べました。なかなか美味しくてここでも死ぬほど泣けた。
ここで悲報:大雨へ
もはや台風か?と言ってもいいほどやばい雨。元々船で帰る予定だったけど船動くのか?ってくらいの雨風。特に風。
最悪欠航するのでは?と思えてしまうレベルでしたが、なんとかなりました。値段は1500円くらい。
ほぼ一睡もしていない状態だったので船酔いの心配もありましたが、ずっと目をつぶっていたのでなんとかなりました。
さらに悲報なことに、今治から広島まで直通の船はありません。最短で因島。
そのため、現地のおっちゃんが因島から福山か尾道までバスがあると言うことを教えてくれました。おっちゃんには本当に感謝。旅はこういうのがあるからこそ人のことが好きになる。
帰りは尾道ラーメンで〆
すごくシンプルでストレートなラーメン。普段二郎系ラーメンを好む僕ですがたまにはこういうのもいいですね。
絶対に大盛りを頼む自分でしたが、気力・体力的に食欲すら失っていてラーメンだけを頼みました。
こんなかんじで無事関西までの帰路につきました。家に着いた瞬間の「家に帰ってきた感」は異常。これがあるから旅がやめられない。
広島から今治まで渡るにあたってよくありそうな質問まとめ
道に迷いませんか?
結論、ブルーラインが道に敷かれているので迷うことはほぼないけど、時々ブルーラインが消えているところがあるので時々迷うかも。
その都度Googleマップを見ていれば問題なし。1回も道に迷わなかったですが、正直自分もかなり不安でした。
初心者ですが挑戦をしようとおもいます!
やめておいたほうがいいです。1年以上運動習慣がある人でないと動けなくなるレベル。
日常から自転車が趣味とか、毎日ランニングを10km以上しているとかであれば問題ないと思いますが徒歩通勤程度じゃ無理です。次の日を完全に有給をとっている1泊2日で渡るとかであればいいですが、1日で完全完走は諦めたほうがいいです。
今治で遊べる場所はありますか?
そもそも自転車で疲れ切りすぎて遊べる気力すらないとおもうので諦めましょう。
帰り道も自転車で帰ろうと思いますが大丈夫ですか?
やめておきましょう。天気関係なく、無難にフェリーで帰るのが1番です。フェリーから最短で降ろしてくれる因島でさえそこから20kmかけて尾道に戻らなければいけません。
荷物を詰め込んで自転車に乗るはアホですか?
完全にアホです。もはや手ぶらで乗らないと死にます。
自分は本当にアホだったのでバッグ(しかもショルダーのレザーもの)を持っていったので案の定死にました。
極限まで荷物を減らして着替えなどは現地にユニクロがあるのでそこで買った方が賢いです。
どんな格好で臨むべき?
暑くなったり寒くなったりすることがありますが、基本エアリズム系のほうがいいです。「汗なんかかいてないやろ!」と思っていても想像以上にホテルについた瞬間汗臭いのが気になりました。
普段着ではなく、スポーティーな格好で臨むことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
本日はタイトル通り「1泊2日で30代独身男がしまなみ海道の約80kmをレンタサイクルで走ってみた」ということをご紹介させていただきました。
改めて結論をお伝えすると「めちゃくちゃきつい」です。間違いなく運動習慣のない人だとリタイヤします。週5で運動している僕ですらかなりきついので達成感は半端ないですがおすすめしません。
今回の記事ではその心境や、まずスタートから順に旅行記をご紹介しました。
- まず結論
- 今回の旅行帰路
- 広島から今治まで渡るにあたってよくありそうな質問まとめ
当サイト(Nagi Rhythm)は現在1500記事以上更新をしており、過去に様々な30代独身男の一人旅についてご紹介をしておりますので併せてご覧ください!