こんにちは。Nagiです。

Aladdin Xシリーズから、ついに4K対応の照明一体型モデル「Aladdin X3 Laser 4K」が登場しました。

従来モデル(X2plus)からの大きな進化は次の3点。

  • フルHDから4Kへ高解像度化
  • LEDからRGB 3色レーザーへ変更
  • 明るさが1,600 ANSIルーメンへ向上

Aladdin X2 Plusと比べると、総画素数は4倍、明るさは約77.8%向上。さらに、シーリングライトも最大14畳・5,500lmへ強化されていて一言で伝えるとスペックだけ見れば最強。

先に結論を言うと、発売記念価格の17万9,800円なら買い、通常価格の24万9,800円ならどこまで価値を感じるかで判断が分かれると思いました。

X3(ノーマルver)が出た時はあまりにゴミすぎて紹介する気すら起きなかったのですが、どれくらい良いものなのかようやく重い腰を上げて比較記事を執筆している次第。

画質だけで選ぶなら、同価格帯には大型テレビや据え置き型プロジェクターもあるし、なんならTCLやハイセンスの安物中華製テレビでいいんじゃ?と思えるくらい高額で草。

それでも、テレビ台や配線を置かず、照明・スピーカー・100インチ級の4K映像を天井の一台にまとめたい人にはかなり魅力的な製品です。早速ご紹介します。

目次
  1. 結論:17万9,800円ならあり。24万9,800円なら慎重に選びたい
  2. 個人的なAladdin X3 Laser 4Kの評価
  3. Aladdin Xシリーズ5モデルを比較してみる
  4. 進化①:4KとRGB 3色レーザーで画質が別世代になった
  5. 進化②:1,600 ANSIルーメンで昼間も使いやすくなった
  6. 進化3:最大14畳・5,500lmの照明になった
  7. 進化4:1.77mで100インチを投影できる短焦点設計
  8. 既存ユーザー向け:X2 Plusから買い替える価値はあるか
  9. まとめ

結論:17万9,800円ならあり。24万9,800円なら慎重に選びたい

Aladdin X3 Laser 4Kは、価格によって評価が大きく変わります。2026年7月28日時点で確認できた価格は次のとおりです。

購入条件価格評価
通常価格249,800円設置性に強く魅力を感じる人向け
発売記念価格179,800円性能とのバランスがよく、十分あり
既存ユーザー向け価格149,800円X2 Plusからの買い替え候補として強い
Aladdin Connector 2別売18,800円ゲーム機やレコーダー接続時に必要

通常価格の約25万円になると、より明るい据え置き型プロジェクターや大型テレビも選択肢に入ります。そのため、単純な画質と価格だけで比べると、コストパフォーマンスが高いとは言いにくいのがぶっちゃけなところ。

一方、Aladdin X3 Laser 4Kには、一般的なテレビやプロジェクターにはない強みがあります。

  • 床に本体やテレビ台を置かなくてよい
  • 電源ケーブルや配線が目立たない
  • シーリングライトとして毎日使える
  • 設置したまま、すぐに大画面を楽しめる
  • 子どもやペットが本体へ触れにくい

つまり、映像機器単体ではなく、「部屋をすっきり保ったままホームシアター化する設備」と考えられるかが購入判断の分かれ目かな、と。

個人的なAladdin X3 Laser 4Kの評価

評価項目評価理由
解像度非常に高い。ようやく合格。3,840×2,160の4K
明るさ高い。ようやく合格。1,600 ANSIルーメン
色表現非常に高い。良い。RGB 3色レーザー、BT.2020面積比110%
暗部・動き高い動的コントラスト比20,000:1、MEMC対応
設置性まじでこれは最強。天井設置、短焦点、配線が床に出ない
照明性能非常に高い最大14畳、5,500lm
音質標準以上Harman Kardon製16W
外部接続ゴミ。本体にHDMI入力がない
ゲーム性能微妙らしい。Connector 2使用時は約100msの遅延
処理性能やや物足りないメモリ2GBで通常モデルのX3と同じ
コストパフォーマンスぶっちゃけクソ高い。通常価格と割引価格の差が大きい

価格は完全度外視とするならば、Aladdin Xシリーズの弱点だった画質と明るさを大きく改善した、完成度の高いモデルなのでまじで最強。ようやく完成されたと言ってもいいです。

Aladdin Xシリーズ5モデルを比較してみる

項目X3 Laser 4KX3(ゴミ)X2 PlusPoca LaserMarca Max
タイプ照明一体型照明一体型照明一体型ポータブル型超短焦点型
解像度4KフルHDフルHDフルHD4K
明るさ1,600 ANSI700 ANSI900 ANSI550 ANSI2,500 ANSI
光源RGB 3色レーザーLED RGBLEDRGB 3色レーザーレーザー
100インチの距離約1.77m約2.00m約1.78m約2.6m目安約17.8cm
スピーカー16W16W16W12W80W
メモリ2GB2GB2GB2GB4GB
ストレージ64GB64GB32GB32GB128GB
照明14畳・5,500lm8畳・3,800lm8畳・3,800lmなしなし
HDMI直接入力なしなしなしあり3系統
通常価格249,800円99,800円129,800円99,900円379,800円

とりあえず最強なのは分かったけどまじで価格がネック。誰が買うのだろうか。

モデル選びの結論

  • 天井設置のまま4K・高輝度を求める:Aladdin X3 Laser 4K
  • 予算10万円前後で照明一体型を導入する:Aladdin X3
  • X2 Plusに不満がない:無理に買い替えなくてよいかも
  • 複数の部屋や屋外へ持ち運ぶ:Aladdin Poca Laser
  • 映像・音響・外部接続を最優先する:Aladdin Marca Max

ちなみにAladdin X3 Laser 4Kは、シリーズ内で最も画質が高い製品ではなく、配線は必要だけどMarca Maxの方が明るさ・音響・処理性能・接続性で上。

それでも、照明一体型という条件ということだけでいえば最も高性能な選択肢に変わりはなし。

それぞれ進化した部分について調査したのでご紹介します。

進化①:4KとRGB 3色レーザーで画質が別世代になった

Aladdin X2 PlusとAladdin X3は1,920×1,080ピクセルのフルHDですが、Aladdin X3 Laser 4Kは3,840×2,160ピクセル。もはや天と地の差。簡単に言えばiPhone11proと17proのカメラくらい違う。

縦横の画素数がそれぞれ2倍になり、総画素数は4倍。80~120インチまで拡大したときほど、違いを感じやすくなります。

たとえば、

  • 字幕やテロップの輪郭
  • 人物の髪や衣服の質感
  • 映画の背景や小道具
  • アニメの細い線
  • 風景映像の木々や建物

X2 Plusまでは「設置の便利さを優先し、画質はフルHDで割り切る」製品でした。X3 Laser 4Kでは、天井設置の便利さを保ったまま、ようやく大画面でも解像感を妥協しにくくなっています。

さらに、光源には赤・緑・青を独立して生成するRGB 3色レーザーを採用されているので、公式の色域はBT.2020面積比110%で、夜景、アニメ、ライブ、自然映像など、色彩の豊かなコンテンツと相性がよい仕様です。もはやテレビ。

色精度・暗部・動きも強化

画質面では、4Kと色域以外にも次の機能があります。

  • ΔE<1:Rec.709設定時の色差を抑えた出荷時調整
  • 動的コントラスト比20,000:1:暗い場面の黒と明部の差を表現
  • MEMC:スポーツやライブなど、動きの速い映像を滑らかに補完

いずれも条件付きのメーカー公称値・機能ですが、とにかくx3(無印ver)とは全然違うことがわかりますね。

進化②:1,600 ANSIルーメンで昼間も使いやすくなった

個人的に天井シーリングライト系プロジェクターのデメリットはここだったのですが、完全にこれまでの常識が覆されたくらいスペックが上がったと思いました。

モデル明るさ
Aladdin X3 Laser 4K1,600 ANSIルーメン
Aladdin X2 Plus900 ANSIルーメン
Aladdin X3700 ANSIルーメン
Aladdin Poca Laser550 ANSIルーメン

X2 Plus比では約77.8%、X3比では約128.6%明るくなっています。

これまでのモデルは、夜間や遮光した部屋では十分でも昼間のリビングや照明をつけた環境では映像が白っぽくなりやすい弱点がありました。

今回、X3のLaserだと「1,600 ANSIルーメン」になったことで、レースカーテンを閉めた昼間や、照明を少し残した夕方でも使いやすくなっています。

まぁもちろん液晶テレビと同じ見え方になるわけではないですが、アニメ、YouTube、ニュース、スポーツのような明るい映像なら、従来モデルとの差を大きく感じやすいでしょう。

進化3:最大14畳・5,500lmの照明になった

モデル適用畳数器具光束
Aladdin X3 Laser 4K最大14畳最大5,500lm
Aladdin X3最大8畳最大3,800lm
Aladdin X2 Plus最大8畳最大3,800lm

X2 Plusと比べると、器具光束は約44.7%向上しています。

X2 Plusは寝室や子ども部屋には使いやすい一方、10畳を超えるリビングではメイン照明として物足りない場合がありました。筆者の友人は結局テレビとアラジン両方持つハメに。

今回から最大14畳まで対応しているのでリビングでも余裕です。調光・調色はそれぞれ100段階もあるので、仕事や食事、映画、就寝前など用途に合わせて細かく調整できます。

寿命も長くなったのはデカい

照明の設計寿命は約7万時間で、X2 Plusの3万時間から数値上は約2.3倍です。

毎日使う照明だし、高価な買い物になるからこそ、画質以上に実用的な進化といえます。

進化4:1.77mで100インチを投影できる短焦点設計

Aladdin X3 Laser 4Kの投射比は0.7:1です。主な画面サイズと設置距離は次のとおりです。

画面サイズ壁までの距離天井から映像上辺まで
約60インチ1.15m0.65m
約80インチ1.46m0.85m
約100インチ1.77m1.05m
約120インチ2.08m1.25m

設置できる画面サイズは、部屋の畳数ではなく、引掛けシーリングの中心から投影壁までの距離で決まります。

6畳でもシーリングの位置がよければ100インチを作れるのがプロジェクターの強み。どれだけ狭いワンルームマンションでも迫力のある100インチとなるともはや映画館に行く必要すらなし。

既存ユーザー向け:X2 Plusから買い替える価値はあるか

X2 Plusと比較した表を作成したのでご紹介すると、

比較項目X3 Laser 4KX2 Plus変化
解像度4KフルHD総画素数4倍
明るさ1,600 ANSI900 ANSI約77.8%向上
光源RGB 3色レーザーLED刷新
照明5,500lm・14畳3,800lm・8畳大幅に強化
照明寿命約70,000時間約30,000時間約2.3倍
ストレージ64GB32GB2倍
スピーカー16W16W同じ
メモリ2GB2GB同じ
100インチの距離約1.77m約1.78mほぼ同じ
Wi-FiWi-Fi 5Wi-Fi 6X2 Plusが上

上記の通り。買い替えによる最大の変化は、4K、明るさ、色、照明性能になってくる一方でスピーカー、メモリ、投影距離はほぼ変わりません。

なのでまぁクソ高いし普通の人ではなかなか簡単に手を出せないという意見は全く変わらない状態になってきます。

買い替える価値が高い人

  • 金持ち
  • 80~120インチでフルHDの粗さが気になる
  • 昼間や照明下でも使いたい
  • 暗い映像の黒浮きや色の薄さが気になる
  • 10~14畳のリビングへ移したい
  • X2 Plusの照明が暗く感じる
  • 既存ユーザー向け価格で購入できる

X2 Plusを使い続けてよい人

  • 金銭的に買い替えは厳しい
  • 夜間の使用が中心
  • 60~70インチ程度で見ている
  • フルHD画質に不満がない
  • 8畳以下の部屋で使っている
  • 操作性や音質の劇的な進化を期待している

ということで、丸1日ずっと映画を見まくるような無職限界独身であればめちゃくちゃベストBUYになりそう。

一方で日中は仕事でなかなか家にいないし、現状不満がない人は無理して20万以上払う必要もなさそう、というのが結論です。

まとめ

画質や映像面についてはようやく時代が追いついて完成に至った印象。ただし、クソ高いため誰にでも必要な製品ではない。特に学生とか絶対無理。

Aladdin X3 Laser 4Kは、Aladdin Xシリーズが長年抱えていた「画質と明るさの弱さ」を大幅に改善したモデルなのである程度金のある人生限界独身社会人にはおすすめだと思いました。

  • 4K解像度
  • 1,600 ANSIルーメン
  • RGB 3色レーザー
  • 最大14畳・5,500lmの照明
  • 1.77mで100インチ
  • テレビ台も床の配線も不要

X2 Plusから見れば、画質・明るさ・照明性能は別世代といえるほど進化しています。

シーリングライト兼プロジェクターという配線アレルギー芸人にとって、リビングをすっきり保ったまま、照明・音響・100インチ級の4K映像を一台できるというのはかなり有力的な候補だと思いました。

ちなみに自分は気にはなっているけど、高すぎるのでまだ様子見という感じで買いません。